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★山の伝承「登山道の楽しみ・ヤマグワ」


登山道の楽しみ・ヤマグワ


山里の裏山で、口のまわりを紫色に染めたハイカーに出会います。
クワの実をほおばりながら山から降りてきたのでしょう。


半野生化したものは、農薬の心配もなく安心です。クワは中国北部
から朝鮮半島にかけての原産とか。


古い時代に日本に渡来。『古事記』や『日本書紀』にも出ています。
クワとはカイコが食う葉、つまり「食葉(くわ)」だという説と、
カイコの葉(香葉)の意味の「コハ」だとの説があります。


子どもはその実をねらい、大人はそれを食べてつくるカイコの繭を
ねらいます。


クワとはクワ科クワ属の総称で、古くからある数種のクワがそれぞ
れ入り混じって、たくさんの栽培品種を作り出し、その品種は100
とも200ともいい、その他を入れると1000種は下らないという。


しかしそのほとんどがヤマグワ(山桑)、カラグワ(唐桑)、および
ロソウ(魯桑)の3種を原種としてつくり出されているのだそうで
す。


ヤマグワは日本原種で東北地方を中心に各地に分布しているという。
6~7月、赤から紫黒色に熟して、多汁で甘みがあり食べられるのは
ご存じのとおりです。





▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac04.html






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★おわり
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