山の伝承ひとり画ってん「丹沢表尾根・三ノ塔とヒメハナワラビ」
「丹沢表尾根・三ノ塔とヒメハナワラビ」
【概略】
三ノ塔は二ノ塔かつづいたピークで、南ろくの菩提集落の上にあ
るので「菩提山」とも呼んだという。また北側の諸戸、札掛など集
落では藤熊川支流の水沢の上にあり、「水沢の頭」といいました。
三ノ塔の名前は、南ろくの横野集落の唐古神社の縁起からきてい
るようです。その昔、突然天空に大きなご神燈が輝きました。次に、
山の上のピークに1つ、そして別のピークにもう1つの神燈が灯り
はじめました。
村人は最初のご神燈(一ノ燈)が灯った場所に神社を建てました。
そして、それぞれ神燈が灯ったピークを二ノ燈、三ノ燈といいまし
た。それがいつか二ノ塔、三の塔の字を当てるようになったのだそ
うです。
だだっ広い三ノ塔にヒメハナワラビという変わった草がありま
す。扇形をした葉っぱをつけたものと、丸い花のようなものをつけ
たものになっています。これは栄養葉と胞子葉というもので両方と
も葉っぱだという。
▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
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- 2019年05月19日
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