某月某日 山旅漫歩゚「長野県飯縄山の山の神」
某月某日「長野県飯縄山の山の神」
民間でまつられる山の神は、いろいろな姿で考えられています。
地域により男神だとも、女神だとか夫婦神、はたまた天狗だという
ところもあります。
ここ長野県飯縄山頂は長野市から3時間のところ。中腹にしめ縄の
張った鳥居があります。
その奧に、5月の残雪を前にナント、オオカミの形をした山の神の
祠をみつけました。
目や鼻もちゃんとあって、その下の口にはちゃんと朱色にぬってあ
ります。
山の神には、春、山の上から田の神として里に降りてきて農作業か
ら農作物の生長、豊作までを見守ってくれ、秋、収穫を見届けてか
らまた山の神となって山に帰っていくという「神去来の伝承」があ
ります。
その神降臨の時のために祠は化粧してあるものでしょうか。
同じ長野県上水内郡牟礼村夏川集落の新興寺の境内にも同様の形の
山の神の祠がありました。
・長野県長野市と飯綱町大字牟礼との境
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- 2017年04月03日
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