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山岳伝承はがき画「北アルプス・乗鞍岳と木曽義仲」

北アルプス・乗鞍岳と木曽義仲



北アルプス南端の乗鞍岳は、岐阜県高山方面から見ると、まるで馬
の背に似た形をしているところから山名がつけられました。


最高峰の剣ヶ峰、大日岳、屏風岳、薬師岳、雪山岳、水分岳、朝日
岳、蚕玉岳の八峰と北へ富士見岳、不動岳、摩利支天、恵比須岳、
さらに烏帽子岳、四ツ岳、猫岳、大崩山など諸峰の総称です。


剣ヶ峰には乗鞍神社を祭り、長野県向きに乗鞍権現(朝日権現)、
岐阜県向きには御嶽神社の祠が背中合わせに建っています。


信州でも松本付近から眺められ、最初に朝日が当たるので朝日岳と
呼んで親しまれ、木曽義仲が自らを朝日将軍と名乗ったのもそこか
ら来ているという。


平安中期以降は「位山」と呼んだという。「くら」とは神が宿る岩
座(くら)で、当時はここに登ることは許されず、長野県側は大野
川、岐阜県側は大丹生池付近の遥拝所で山頂を拝むのがやっとだっ
たという。



▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac01.html

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某月某日山旅漫歩゚「野山の花・長い釣りざおウラシマソウ」


某月某日「野山の花・長い釣りざおウラシマソウ」



春、山を歩いているとヘビの舌のような長いものが出ている花を見
つけビックリします。


ウラシマソウという多年草だそうです。ヘビの舌だと思っていたの
は浦島太郎の釣り糸なのだという。


茎のような柄のある葉が1~2枚。仏炎苞に包まれた肉穂花序がつ
いています。


雌雄異株ですが、多くは雄株で雌の株は少ないという。それは子球
による栄養繁殖を盛んにするため、株が雌に転化するまで球茎が大
きくなりにくいからだろうと専門家はいっています。


そのためか1ヶ所にかたまって生えることが多い。果実は秋に赤く
熟し、果軸にギッシリとつき、種子は翌春発芽。


しかし発芽しても地上に葉を出さず地中に小さな球茎をつくるだ
け。2年目にやっと3小葉を出すという奇妙な性質があります。


この球茎を利用して、漢方薬や民間薬にも利用されています。
・サトイモ科テナンショウ属の多年草。



▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi07.html




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山の妖怪神「秩父破風山と両神山の天狗」


▼某月某日 山の妖怪神「秩父破風山と両神山の天狗」



秩父には秩父三十四番札所水潜寺の鎮守の山破風山ノッキン坊天狗
と、両神山三笠山刀利天坊、八海山大頭羅坊、阿留摩耶山アルマヤ
坊がいることになっています。


ノッキン坊はイボの神。山頂近くの如金峰(にょっきんぼう)とい
う岩峰に時々天狗が姿を見せたため、天狗の名が先か岩の名が先か、
ニョッキンボウ、ノッキンボウと里人にいい慣わされてきたという。


一方、両神山は御嶽教の行者で賑わった山。一位ガタワ方面にある
刀利天坊天狗の像は、木曽御嶽山飛騨頂上にある刀利天像と姿形が
よく似ています。




▼↓【画像】と説明【本文】をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/noinakami/inakami01.html





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山の妖怪神「日光の天狗」


▼某月某日 山の妖怪神「日光の天狗」




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日光には東光坊という天狗がいることになっています。この天狗は、
徳川
家康は死んだあと神になってまつられています。その神号は「東照
権現」といいます。


しかしもとは「東光権現」にする意見が大勢を占めていたと「東照
宮史」にあります。


家康の化身のこの天狗は日光では新参者のせいか、奥山の古い天狗
にバカにされよく騒ぎを起こされたという。


江戸も後期の1825(文政8)年、11代将軍家斉が日光社参に訪れる
ことになりました。


そこで前年の文政7年、日光社参奉行・水野出羽守が日光の前山・
古峰ヶ原の天狗・隼人坊の名前を借りて山の中の剣ヶ峰に高札を建
てました。


内容は将軍が日光に訪れる間は他の山に移れというもの。ウソのよ
うなホントの話があったという。


こんな愉快な話、みなさん信じますか?
・栃木県日光市



▼↓【画像】と説明【本文】をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/noinakami/inakami10.html





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山岳はがき画「新潟県・八海山の8つの海」

新潟県・八海山の8つの海



鎖場が続く信仰の山、八海山(1778m)。山頂は鋸の歯のような岩
峰群(八ツ峰)が、地蔵岳、不動岳、七曜岳、白河岳、釈迦岳、摩
利支岳、剣ヶ峰、大日岳、さらに入道岳がならんでいます。


最高峰は1778mの入道岳。なかでも大日岳は、大日如来をまつる
岩窟もあり、奥の院とも呼ばれています。


八海山の名は、江戸時代から3つの解釈があり、この連峰が8層あ
って梯子段の形になっているため「八階」からきたとする説、山中
に8つの沢や谷があって「八峡」と言ったことからきた説、また山
上に8つの池(海)があるからとの説があります。


八海山といえばいまでは銘酒「八海山」も幻の酒と人気です。しか
し、以前は登山口大崎口の八海三尊神社社務所も酒蔵も繁盛の程度
がどうもイマイチ。


さまざまな企画を練ってはイベントを組まねばならず、地元の口の
悪い人から「ヤッカイサン」と陰口を叩かれたこともあったそうで
す。
・新潟県南魚沼市。




▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac10.html





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