某月某日 山の神々いらすと紀行「八幡平と岩手山の鬼」
某月某日「八幡平と岩手山の鬼」
その昔、岩手山には大猛丸という乱暴な鬼が住んでいたという。困
っている村人の様子を聞いた田村麻呂は、大猛丸討伐に向かいます。
平安時代の初頭の797(延暦16)年のことでした。田村麻呂の猛攻
に大猛丸は八幡平(1613m)に追いつめられ、退治されたと伝えら
れています。
鬼神大猛丸は朝廷に従わぬこのあたりの蝦夷を象徴し、語りつがれ
ています。
東夷平定後、田村麻呂は神威による戦勝を感謝し八幡沼のほとりに
八幡神社を建立。そしてこの地を八幡平と命名したといいます。
7月の末、八幡平は沼の木道の上を観光客がゆったりと歩いていま
す。木陰に建つ伝説の応神八幡の祠も確認できました。
真っ白に群生するワタスゲのなかにポツンと1本のニッコウキスゲ
がはなやかに咲いているのが印象的でした。
・岩手県安代町と松尾村・秋田県鹿角市と田沢湖町との境
▼「イラスト」と説明文【本文】は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/kamikiko/kamiko01.html
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にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
詳しくは:http://toki.moo.jp/mybooks/
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・【山のはがき画の会】へのお誘い:http://toki.moo.jp/hagakiga/
・【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
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★おわり
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その昔、岩手山には大猛丸という乱暴な鬼が住んでいたという。困
っている村人の様子を聞いた田村麻呂は、大猛丸討伐に向かいます。
平安時代の初頭の797(延暦16)年のことでした。田村麻呂の猛攻
に大猛丸は八幡平(1613m)に追いつめられ、退治されたと伝えら
れています。
鬼神大猛丸は朝廷に従わぬこのあたりの蝦夷を象徴し、語りつがれ
ています。
東夷平定後、田村麻呂は神威による戦勝を感謝し八幡沼のほとりに
八幡神社を建立。そしてこの地を八幡平と命名したといいます。
7月の末、八幡平は沼の木道の上を観光客がゆったりと歩いていま
す。木陰に建つ伝説の応神八幡の祠も確認できました。
真っ白に群生するワタスゲのなかにポツンと1本のニッコウキスゲ
がはなやかに咲いているのが印象的でした。
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★おわり
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- 2017年01月31日
- 未選択
ヤマケイ新書『日本百霊山』「房総三石山・年々育つ石と天狗伝説」
ヤマケイ新書『日本百霊山』「房総三石山・年々育つ石と天狗伝説」
房総半島のほぼ中央にある三石山は、3つの大岩があり、岩くつに
食い込むように観音堂が建っています。
山頂へ登るには狭い岩の割れ目を進みます。
この岩が年々育つといい、いまは体を横にしてやっとすり抜けます。
ここにも天狗がたくさんいて修行を積んだ清廉潔白な住職でないと
勤まらないという。
・千葉県君津市。
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★本書は私が勝手に選定した100の霊山です。税込み950円。書
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・山は神仏や精霊、天狗や怪異と人の出会う霊域 神話や伝説を訪
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★おわり
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- 2017年01月27日
- 未選択
自然は友だち「冬芽冬越し、春を待つ」
「冬芽冬越し、春を待つ」
山の植物にとって待ち遠しい春。冬芽で、ロゼット葉で、地下茎で、
春の準備をしています。
固い皮でおおわれているのはサクラの仲間、ツバキ、モモ、カキ、
ヤマブキやツツジ類の冬芽。
ウロコのような鱗片でおおわれています。冬芽をミンクの毛皮を着
たように、やわらかい毛で守っているのはモクレン、アオギリ、コ
ブシの仲間。
ねばねばしたヤニのような粘着液を芽の表面や鱗片のすき間につけ
て雨水や虫を寄せつけないのがトチノキの冬芽。
また、地面に根生葉でへばりつき、冬の日光をもらさず吸収し、地
熱を逃さず、北風も頭上をやり過ごそうとするのがロゼット葉。
葉が中心部ほど幅が狭く先へ行くほど広くなって冬のうすい日光を
吸収するためだといいます。
このように冬芽をつくったり、地面にへばりついたり、葉をたたん
だりとそれぞれ植物たちも一生懸命です。
(拙著『野の本・山の本』冬編から抜粋しました)
▼↓下記の【詳細な本文】と画像もぜひ。
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- 2017年01月25日
- 未選択
某月某日 山の伝承・民俗画「朝日連峰大鳥池のタキタロウ」
▼某月某日「朝日連峰大鳥池のタキタロウ」
大鳥池は交通が不便なため登山者か釣人しか訪れません。数万年前、
まわりの山の大崩壌で谷がせき止められ、以来他の生物と遮断され
てしまったという。
ここに幻の魚「タキタロウ」がすむという。地元の朝日村役場が学
者に調査を依頼、隊を組織して調べています。
ヒメマスなどの諸説フンプンとしていますが、地元の人はヒメマス
を放流した明治末期以前からいたといい張ります。
小学生は「オレたちのタキタロウ、絶対出てくるな」と作文に書い
ています。
ある年の8月の初め、あくまでも静かな湖水をバックに写真をとり
大鳥池をあとにします。
「何匹ものタキタロウが泳ぐ姿は雄大。十数mもの水面が動いた。
たしかにこの目で見たんだ」とマイクロバスの運転手が胸を張りま
す。
バスの着いた大鳥部落の旅館には「タキタロウまんじゅう」が出現
していたのでした。
・山形県鶴岡市
※古いことでスミマセン。1984年(昭和59)8月2日(水・晴れ)
▼↓【画像】と説明文をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/nonoya04.html
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- 2017年01月24日
- 未選択
むら里徘徊 「奥多摩・人捜しの神」
▼某月某日・むら里徘徊 「奥多摩・人捜しの神」
南北朝時代、安閑天皇東行の時、妃の橘の仲皇女が行方不明になっ
た。ある夜、天皇の夢枕に「武蔵国今熊山に詣で、祈願せよ」との
神のお告げがありました。
早速勅使がやって来て山頂の社に祈願、妃の名前を大声で呼んだと
ころ無事発見できたという。
以来この山は「呼ばわり山」と呼ばれ、人捜し、行方不明者を見つ
けてくれる神として信仰を集めたといいます。
以前は時々、神隠しや人さらいでいなくなった子供の名前を呼ぶ母
親の声が聞こえてきたそうです。
この山はまた、子供を親元から「呼ばわって」連れてきてしまう山
との意味もあるという。
神が誘拐するとは、あな恐ろしや。山頂で大声で叫ぶのは誘拐犯に
子供を帰せと迫っているわけです。
山宮裏の石碑にある天狗の文字や里宮にうちわの紋章があるのは、
その犯人を天狗としているのでしょうか。
・東京都八王子市
▼↓【画像】と説明【本文】をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/noinakami/inakami01.html
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- 2017年01月23日
- 未選択