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山・花・峠の伝説民俗「ある日の谷川岳肩の小屋」

みなさんこんにちは。山のゆ-もぁ画(漫画・民画)のとよた 時で
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▼きょうの話題(021)
ある日の「谷川岳肩の小屋」
某月某日(土曜日 天気:晴れ)

もうン!十年も前の谷川岳肩の小屋の話です。小屋の裏に谷川薬師
をまつる祠がありました。かつて谷川岳は薬師岳と呼ばれ薬師信仰
が盛んだったそうです。

10月の連休、肩の小屋は押すな押すなの大混雑。やっと頼みこんで
土間のすみにゴザを敷きました。

午後7時ごろ3人の若者がとびこんできました。今朝、水上から歩
き出し、道に迷って10数時間、飲まず食わずで冷雨の中をさまよっ
たという。

小屋の明かりを見たときは幻覚かと覚悟を決めたと話します。即席
ラーメンを3つずつ、息もつかずにたいらげます。

子供づれのわが家は、コンロを出し焼き肉をはじめました。まわり
はせいぜい即席のラーメン。

ぷ~んとただよう匂いで、周囲の視線がいっせいにこちらを向きま
す。その目立つこと。それかあらぬか山小屋わきの物置のような部
屋に引っ越しさせられました。
(以下本文)。

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「山・花・峠の伝説民俗」北ア・白馬岳登山道の雷鳥

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▼きょうの話題(020)
某月某日(木曜日 天気:晴れ)
「北ア・白馬岳登山道の雷鳥」

白馬岳はコマクサ、ウサギギクなど高山植物が数えきれません。山
名は初夏、山腹に苗代づくりをはじめる時期の目安になる馬の形の
雪形が黒くできることからついたという。

苗代馬岳が代馬に、そして白馬岳になったとのことです。だから白
馬岳を「ハクバ」と呼ぶのは問題だと学者はいっています。

猿倉地区からの登山道である大雪渓は夏でも涼しくまるで天然冷蔵
庫のなかにいるようです。

しかしそこを過ぎれば猛烈な暑さが待っています。まわりのお花畑
よりも彼方の山頂に気をとられます。

山頂付近でカメラをかまえた人だかり。なんと、道の真ん中でライ
チョウが砂あびをしています。

「観光地」として場慣れした感じ。シャッターの音にも驚かず、ま
るでモデル気分でポーズをとっています。

ちょっと太めのモデルさん、山小屋でもみんなの話題になっていま
した。
(以下本文)。

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「山・花・峠の伝説民俗」南ア・夜叉神峠の夜叉神

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▼きょうの話題(019)
某月某日(土曜日 天気:晴れ)
「南ア・夜叉神峠の夜叉神」

夜叉神峠は白根三山の眺めがすばらしい。

昔、水出川(いまの御勅使川)の源に荒ぶる神・夜叉神が棲んでい
たという。

夜叉は神通力を自由にあやつる半神半鬼。困った里人は水出川を見
おろせる峠に石祠を建て祭り上げ封じ込めました。

以来、夜叉神のたたりはやみ、豊作・縁結びの神として親しまれる
ようになったという。

8月はじめ、夜叉神峠小屋の前はヤナギランがまっ盛り。花の中で
写真を撮りっこしている人もいます。

汗をふいてから、早速夜叉神のホコラを探します。

あった、あった。中には木のお札がまつられ、誰があげたかサイ銭
の前に山の神とならんで建っています。

夏の夕日を背中にスケッチしている陰がながくのびていました。帰
り、甲府の駅の売店で夜叉神の民芸品をみつけました。

さっそく買い求め、居間に飾ってありますが、なにかご利益がある
のでしょうか。(以下本文)。

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「山・花・峠の伝説民俗」丹沢・夜の大倉尾根と富士山

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▼きょうの話題(018)
某月某日(日曜日 天気:晴れ)
「丹沢・夜の大倉尾根と富士山」

昔塔ノ岳には大岩があり、坊さんがお勤めをしているような形だっ
たので、村人の信仰の対象になったという。

お搭には拘留尊仏をまつり、雨乞いの神になっていましたが、関東
大震災で北西側の大金沢の谷底に音をたててころがり落ちた。山の
名はこの「塔」からきているという。

最近はやる人も少なくなったが、夜中に登山口を登りはじめ、山頂
で日の出を見て、そのまま縦走するのを「カモシカ山行」といって
います。

7月のある夜、懐中電灯を頼りに登りはじめました。秦野の夜景が
美しい。

山頂を前にしたころ、左手の空中にうごめく電灯の列が空中に浮か
んでいます。

富士山に夜中に登る人のための照明と懐中電灯の光です。まあ、こ
の世間が寝静まっているときに……。

まるで「百鬼夜行」の行列を見ているようだといった後で、自分た
ちは何だと笑いあいました。
・神奈川県秦野市堀山下集落大倉地区大倉尾根。

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「山・花・峠の伝説民俗」奥多摩・稲村山の神サマ

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▼きょうの話題(017)
某月某日(日曜日 天気:晴れのち雷)
「奥多摩・稲村山の神サマ」

山を歩いていると胃腸の働きが活発になるのかお腹が張って困るこ
とがあります。

奥多摩・日原地区西方にそそり立つ稲村岩は車道を歩いていてもよ
く目立ちます。

鷹巣山への登山道を右に分け登っていくと、稲村山神社の祠がふた
つならんでいます。

岩が突っ立ったような形が稲ワラを束ねたようなので、昔はイナグ
ラ(稲座)と呼んでいたそうです。

7月の暑い日、鷹ノ巣山を目指す途中、道の分岐にザックを置いて、
稲村山神社に立ち寄りスケッチしました。

さあ、帰ろうと立ち上がったとたん、思わずシツレイを。先ほどか
らお腹の調子が具合が悪いのが気にかかっていました。

あわててサイ銭をあげて逃げるように退散しました。

鷹ノ巣山山頂をすぎるあたりからおかしくなった雲行きはとうとう
怒りくるう大雷になってしまいました。

ガラガラガラッとなる怒り狂う雷鳴、篠突く土砂降りの雨の中、ほ
うほうのていで逃げ帰りました。神サマほんとうにゴメンナサイ。

・東京都西多摩郡奥多摩町。JR青梅線奥多摩町駅からバス、東日
原停留所下車 歩いて1時間で稲村岩

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