むら里のこよみ「七十二候・第52候・【現代中部日本】:サザンカ開花」
むら里のこよみ「七十二候・第52候・【現代中部日本】:サザンカ開
花」10月24日~11月07日ころ
【概略文】(400字)
毎年カレンダーの10月23、24日日のところに「霜降」と書かれ
ています。これは1年を24で割り季節にふさわしい名前をつけた、
「二十四節気」のひとつ。秋もそろそろおわり「霜が降る」ころで
す。
地上から太陽の軌道をながめた黄経では、210度の所を通ります。
二十四節気をさらに三つに区切り、1年を72に割った「七十二候」
というのがあります。
その七十二候では、霜降は第52候(初候)~第54候(三侯)にあ
たります。第52候は24日ころから28日ころで「霜始めて降る」ころ。
これを現代の季節に当てはめると、北日本では「初雪」のころ、
中部日本は「サザンカ開花」のころ、西日本は「ガン渡来」のころ
だそうです。
▼↓【画像】と説明文をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/72koh/72koh10.html
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- 2019年10月23日
- 未選択
丹沢のはなし・ひとり画ってん「道志村・雨屋本殿をきらう大群神社」
【概略】
丹沢大室山の北側・道志村に大室山をまつる神社があります。こ
こはちょっと変わった神社です。
もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そ
んな古い形をいまに残しているのがここにある大室神社です。
もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そ
んな古い形をいまに残しているのがここ裏丹沢・山梨県道志村にあ
る大室神社です。
丹沢の大室山(1588m)をご神体とし、イニシエより雨屋本殿
をきらう神だそうで、いまでも社は白木の建木だけで建物や屋根が
ありません。そこに埋め込んだ神鏡は雨ざらしです。
1月。この間降った雪が農家の屋根に積もり、大きなツララがた
れ下がっています。白木の建木は最近立て替えたらしく枠組みが新
しくなっています。この神鏡の裏側に何か意味があるらしく、建て
替えの時、宮大工だけが裏面を見ることが許されるといいます。
新しい白い枠組みと青くさびた銅の神鏡がやけに不釣り合いで
す。かつては大室山頂にも「大牟礼山大権現」という石碑も祭って
あったそうですがいまはありません。
・山梨県道志村大室指。
▼大群神社【データ】
【所在地】
……【さらに本文と出典】は筆者のページで↓
http://toki.moo.jp/merumaga/tanzawa/tanzawa07.html
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- 2019年10月22日
- 山歩き
山里の石仏「長野県千曲市・霊諍山の鬼」
▼山里の石仏「長野県千曲市・霊諍山の鬼」
【概略】
奇抜な石仏で有名な長野県の修那羅峠からほど近い八幡野地区に
ある霊諍山にも、修那羅山とよく似た作風の謎の石仏群があります。
大雲寺というお寺の裏山で、大国主命をまつる神社のまわりに鬼の
像、猫神様など数十体の石仏がズラリとならんでいます。
ここの石仏は「生き霊除けの像」、「イノシシの上に乗って弓を引
く三面摩利支天像」、「誉田別尊」など修那羅山には見られないもの
もあります。明治の中ごろ、木曽の御嶽山の行者北川原権兵衛が開
山したという。
4月の半ば、一人占めの石仏群に、ただ写真を撮り、細かいとこ
ろをスケッチするのに夢中でした。静かな社殿の前で昼食をとって
いると山のすぐ下を通る篠ノ井線の急行列車の轟音が響きます。
大雲寺は大きなソメイヨシノが満開で境内の池に花びらが舞って
いました。なかでもユニークな猫神さまが大きな目を見開いていま
した。このころはまだ千曲川が暴れもせずゆったりと流れていまし
た。被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
・長野県千曲市
……【詳細文】は作者のページ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/sekibutsu/sekibut03.html
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- 2019年10月21日
- 未選択
某月某日・山のはなし「高山植物・ハクサンシャクナゲ」
某月某日・山のはなし「高山植物・ハクサンシャクナゲ」
【概略】
一口にシャクナゲといいますが、シャクナゲとはツツジ科ツツジ
屬のシャクナゲ亜属の総称だそうです。その中のうち、ホンシャク
ナゲやアズマシャクナゲを単に「シャクナゲ」ということもあると
いうから紛らわしいものです。
もともと高い山にはキバナシャクナゲという種類が咲いています
が、ハクサンシャクナゲも高山から亜高山帯にかけて生えていて、
時どき高山帯でも見られます。
冬の厳寒期、ハクサンシャクナゲは葉を下面に巻き込んで筆の軸
のように丸まっています。これは寒気を防ぐのと同時に、葉から水
分の蒸散を防ぐためだという。頭いいですね。
ハクサンシャクナゲは、夏に枝先に淡いピンクを帯びた白色の花
を5~15個咲かせます。四国の石鎚山では行者がハクサンシャク
ナゲを取って山から持ち帰り、畦にさして豊作を祈る風習があった
そうです。
・ツツジ科ツツジ屬の常緑低木
……【さらに本文と出典】は筆者のページで↓
http://toki.moo.jp/merumaga/gate-meru/gate09.html
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- 2019年10月17日
- 未選択
【ふるさと祭事記・歳時記】七十二候「菊花開く」(寒露の二侯・第50侯)
二十四節気(せっき)の一つ「寒露」をさらに細かく3つに分け
てその季節にふさわしい名前をつけた「七十二候」というものがあ
ります。
その二候(七十二候の第50侯)を「菊開花」(きくの花開く)の
ころだと解説しています(『宝暦暦』)。つまり野菊の花が咲きはじ
めるころというわけです。
野菊はその名のように野生のキクの総称。古典都々逸に「春の嫁
菜の摘み残されて、秋は野菊の花ざかり」というのがあるそうです
が、「春の嫁菜の摘み残されて」か、それでも秋になれば花ざかり
になる……、実にうまい文句ですねえ。
一般的には、キク科のシオン属、アズマギク属、ヨメナ属、ハマ
ベノギク属、キク属ををいうそうです。市街地ではヒメジョオンを、
山野では「ノコンギク(野紺菊)」と「ヨメナ(嫁菜)」が、野菊と
呼ばれているようです。二十四節気「寒露」の二侯(七十二候第50
侯)の「菊花開」は、10月13日~17日ころにあたります。
▼↓【画像】と詳細文をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/72koh/72koh09.html
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- 2019年10月16日
- 未選択