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▼「伝承と神話の百名山・24」「那須岳」

▼「伝承と神話の百名山・24」「那須岳」


【説明概略文】
 那須温泉の那須七湯のうち一番古い
のが湯本の「鹿の湯」。その由来を伝
えているのが温泉神社です。猟師が白
鹿を追って行くと、突然白衣を着た老
人に出会い、その案内で温泉を見つけ
ます。そこで三郎は温泉を開いて、老
人を「ゆぜん神様」として、まつる温
泉神社を建てたといいます。

 その近くにある殺生石には、玉藻の
前の妖狐譚が伝わります。平安後期、
鳥羽院の寵愛を集めた玉藻の前は、実
は天竺からきた金毛九尾の狐の化身。
あるとき宮中で正体がばれて逃げまし
たが、朝廷の家来に射殺させられます。

 すると狐の霊が石になり毒ガスを発
生、人々に祟りました。ある日、源翁
和尚が通りかかり石に偈(げ)を唱え、
杖をひと振り、石はたちまち粉々に割
れたということです。
・栃木県那須町。

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・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『続・山の神々いらすと紀行』
・05『ふるさとの神々何でも事典』
・06『続・ふるさとの神々事典』
・07『野の本・山の本』

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▼伝承と神話の百名山・23「会津駒ヶ岳」

▼伝承と神話の百名山・23「会津駒ヶ岳」


【説明概略文】
 会津駒ヶ岳も馬の雪形に由来してい
ます。雪形は黒馬と白いものがあり、
またこどもが遊ぶ独楽の形も出るとい
います。山そのものが信仰の対象で、
山には駒岳大明神がまつられ、ふもと
の檜枝岐村にも駒形神社もあります。

 打倒平氏の戦いで宇治川の合戦で敗
れたという高倉宮以仁王(たかくらの
みやもちひとおう)の伝説もあります。
以仁王は、実は生きていて、奈良路か
ら近江の信楽に逃れ、東海道を下って
甲斐、信濃、群馬県沼田に出て戸倉(群
馬県片品村)から桧枝岐に入ったとい
うのです。

 そして楢原村に達すると、ここに逗
留、叶津から八十里越(新潟県)を経
て越後国に出たとなっています。その
道々には、高倉宮にちなむ墓や廟、神
社があちこちに残っています。しかし、
これほど確かな文書が残っているにも
かかわらず、新潟県に入るとその痕跡
は薄くなり、次第に途絶えてしまうの
は一体どうしたことでしょう??・福
島県南会津郡檜枝岐村

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▼伝承と神話の百名山22「東北・磐梯山」


▼伝承と神話の百名山22「東北・磐梯山」

【説明概略文】
会津磐梯山の磐梯(ばんだい)とは
岩のハシゴだといいます。それも天に
達するような磐(いわ)の梯(はしご)
の意味だそうです。そもそも磐梯山は、
平安時代初期には火山活動が活発で、
噴火の際の岩屑物などの爆発被害で、
農作物の不作がつづき、病脳山(やま
うさん)と呼ばれるほど山ろくの村人
を困らせていました。

ここに残る伝説です。磐梯山には手
長足長という怪物夫婦がすんでいまし
た。怪物は、乱暴者で雲を呼んでは会
津一帯を真っ暗にし嵐を起こすわ、作
物を荒らすわで、村人は困り果ててい
たといいます。

そんなとき弘法大師空海がやってき
て問答のすえ、怪物夫婦を小さな石の
箱に入れふたをして出られなくしてし
まいました。それがいま山頂に積まれ
た岩の間に埋められている磐梯明神の
石碑なのだそうです。・福島県猪苗代
町と磐梯町北塩原村との境。

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▼吾妻山「一切経山と白猿神伝説」

▼吾妻山「一切経山と白猿神伝説」

【説明概略文】
 吾妻連峰は、東吾妻火山群と西吾妻
火山群に分かれます。最高峰は西吾妻
山。連峰の一角にある家形山と一切経
山のふたつの山は、福島市方面から見
ると「あずま屋」の屋根に似ています。
そこで「吾妻山」との名がついたとい
う説。

 ところでふつう吾妻山といえば、最
高峰の西吾妻山を指しているとか。余
談ながら先述のようにこのあたり一帯
には、「神の使い」といわれた白猿が
いまでもすんでいて、出合うと幸せに
なれるといい、これは世界的にも知ら
れた山だとか。

 山形県側にある白布温泉は、出羽国
の荘司が重い眼病にかかり、觀音さま
に祈ったところ、夢のお告げで白布温
泉を知り、行ってみると大鷹が湯浴び
をしています。見ていると大鷹の傷は
次第に治り、元気になって飛び立って
いきました。荘司は感心して「白斑(し
らふ)の鷹湯」と命名。それが転じて
「白布」になったといいいます。

 先述一切経山は勇猛法師が一切経を
埋めた所だといます。勇猛法師は阿部
貞任だともされ、それに関係があるの
か、前九年の役で、陸奥(むつ)を追
われた安倍貞任・宗任の兄弟が、会津
に逃れてきて吾妻山に立てこもったと
いう伝説もあります。

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伝承と神話の百名山19「東北・飯豊山」

伝承と神話の百名山19
「東北・飯豊山」


【概略説明文】
 飯豊山の山頂にある飯豊
山神社のいい伝えでは、飛
鳥時代の白雉(はくち)3
(652)年、役行者と知
道和尚が開山したといいま
す。その時、この山が「飯
を豊かに盛った形」になっ
ているので「飯豊」と名づ
けました。そしてそこに五
子王をまつって五社権現と
し、山都町に薬師寺を建立。

 平安後期になり、僧知頴、
南海らが登山道を開き、片
貝の白雲山不動院にお寺を
建てて登りやすくしたため、
参詣者が小国、長者原口、
中津川□から列をなしたと
いう。明治になり、神仏分
離、廃仏棄釈の嵐が吹きあ
れます。放っておけば五社
権現社は神仏混合の名前な
ので、焼き討ちにもあいか
ねません。

 そこで地元の人たちは、
神社の名を「飯豊山神社」
と改め、祭神も御井命など
五柱に変えました。いま、
頂上本社と山ろくの神社、
それも地域によって祭神が
違っているのはその時のあ
わてぶりを示しています。
・福島県山都町
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