▼山の伝承ひとり画ってん「役ノ行者開山の山々」
▼山の伝承ひとり画ってん「役ノ行者開山の山々」
役ノ行者が開山した山は全国で80座とも90座ともいわれます。飛
鳥時代、小角が37歳。大峰山を出発、3日のうちに出羽の国の羽黒
山に着き、月山・湯殿山・金峰・鳥海山、奥州の秀峰などを巡って
大和に帰ってきました。
以下、赤城山、日光山、弥彦山、立山、白山、越智山、比叡山、
愛宕山。白峰、富士山、箱根矢倉岳、丹沢大山、天城山、筑波山、
浅間岳、甲斐駒ヶ岳、御嶽山、鳳凰山、伊吹山、笠置山。
五剣山、背振山、英彦山、高良山、石鎚山、鹿児山、高千穂ノ岳、
速日岳、湯布岳、宇佐山、阿蘇山、朝倉山、宝満山、宗像山、面影
山、岩国山、厳島、式部山、黒髪山、伯耆大山、大江山、熊野三山、
三栖山、生駒山などとならびます。
ただ山といっても名刹の山号もあり、どこまで山の数に入れたら
いいのか迷うのが難点です。行者おん歳、67までの間だそうです。
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- 2018年12月04日
- 山の伝承
丹沢のはなし「さすが雨降山・雷獣まで降ってきた」
丹沢のはなし「さすが雨降山・雷獣まで降ってきた」
【概略】
丹沢の大山の山頂には阿夫利神社の本社が、中腹には下社、不動
前には大山寺があります。大山とは山頂にまつられている大山祇(お
おやまずみ)神・山ノ神の名からついた名前だそうです。
山名の由来についてはいくつかの説があります。まず、頂上にい
つも雲がかかっていて、雨がよく降るからという説。次にアイヌ語
のアスプリ(偉大なる山という意味)が、なまってあぶりやあふり
になったとの説。
山頂の阿夫利神社はご神体が石であるため、昔は石尊社、石尊大
権現と呼ばれ、商売繁盛、豊作祈願、無病息災の神として関東一円
から信仰されました。
ここには江戸時代に(雷獣が)落ちたという話があります。猫よ
りは大きく、ほぼイタチ位で、爪が五本あったという。また同じよ
うな別の話もあります。
・神奈川県伊勢原市と厚木市・秦野市との境。
▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
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- 2018年11月28日
- 山の伝承
むら里の奇神変神「口惜しくても歯ぎしりできない浦島太郎神」
▼むら里の奇神変神「口惜しくても歯ぎしりできない浦島太郎神」
【概略文】
長野県、木曽川河原「寝覚ノ床」に浦島太郎伝説があります。竜
宮城へ婿入りした太郎はある時遠くから聞こえる鶏の鳴き声に、に
わかに故郷を思い出します。
浦島は乙姫の父王に許されて帰国しますが、着いたところが、故
郷と似ても似つかぬ木曾の深山幽谷の中。乙姫は谷川の流れ、咲き
乱れる草花、小鳥のさえずり、さわやかな風に大喜びです。
しかし、月日が経ち土地になれるに従い、ふたりは些細なことで
もけんかをするようになり、ついに乙姫は竜宮城に帰ってしまいま
す。浦島は乙姫が恋しく谷川を歩き回ります。
そんな時、ふと岩陰に見つけた乙姫が持っていた玉手箱。浦島が
ふたを開けると立ちのぼる紫の煙。太郎はたちまちおじいさん。「浦
島ははぐきをかんでくやしがり」という川柳もあります。
開けて口惜しき玉手箱……。なんとも歯ぎしりしたいところです
が、太郎も歯が抜けたご老人。土手をかみ合わせるだけだったとい
うことです。
・長野県上松町
▼さらには説明【本文】と【画像】をどうぞ。↓
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山旅通信【ひとり画展】読者メンバー募集
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- 2018年11月27日
- 未選択
某月某日 天狗の山々「埼玉県両神山・刀利天坊(とうりてんぼう)天狗」
▼天狗の山々「埼玉県両神山・刀利天坊(とうりてんぼう)天狗」
【概略】
両神山は江戸時代は木曽の御嶽教の行者で賑わいました。そのた
め、両神神社本社の前には御嶽神社の祠があり、山頂東方に木曽御
嶽山と同じ前衛の山、三笠山、八海山の地名もあります。
この山は天狗でも名高い。行者の唱える唱文のなかに「三笠山刀
利天坊、八海山大頭羅坊、阿留摩耶山アルマヤ坊…」と御嶽山と同
じ天狗の名が出てきます。
大頭羅坊は表参道にありますが、他のものはどこにあるだろうと
探してみました。清滝小屋から少し上がった一位ガタワ方面に入っ
たところで、はからずも見つけた刀利天坊天狗の像。
やはり三笠山と関係ある場所にあり、木曽御嶽山飛騨頂上にある
刀利天像と姿形がよく似ています。
文字は風化して読めませんが、足の指に鳥のような爪があるのが
気になります。とすればこのあたり、まだ他の天狗もあるかも知れ
ません。
・埼玉県小鹿野町と埼玉県秩父市との境
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- 2018年11月23日
- 山の伝承
むら里の神仏「弓削道鏡」
▼むら里の神仏「弓削道鏡」
【略文】
奈良時代後期の僧で、女帝孝謙天皇に寵愛された弓削道鏡も、神
としてまつられています。熊本県には、上弓削神社、下弓削神社が
あり、浮気封じの祈願のために訪れる人が多いという。
また福岡県には「弓削神社」祭神は道鏡だという。愛媛県にも「弓
削神社」があって、海に面して鳥居があり、浜を「法皇ヶ原」とい
います。また孝謙天皇とセットでまつられている神社や塚・祠は、
全国各地合わせると70数ヶ所にのぼります。
このふたりは山にも関係しています。南アルプス北部の鳳凰三山
はひっくるめて鳳凰山とも呼んでいます。ここもこのふたりに関係
のある山です。
山名の由来に、奈良法皇からの法皇(鳳凰)山説があります。昔、
奈良法皇(孝謙上皇とも弓削道鏡ともいう)が病気治療のため、鳳
凰山のふもと山梨県早川町奈良田地区へ滞在し、この山に登り安産
を祈って地蔵を安置したとしています。
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・(1:『伝説の主人公』
・(2:『丹沢・山ものがたり』
・(3:『薬になる野菜』
・(4:『ふる祭歳時記』
・(5:『イラスト人の一生事典』
・(6:『山の神々いらすと紀行』
・(7:『イラスト家庭行事事典』
・(8:『野の本・山の本』
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- 2018年11月03日
- 未選択