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「河童神も神さま。なぜ尻子玉を抜く?」

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▼山と里【ひとり画ッテン】:
「河童神も神さま。なぜ尻子玉を抜く?」
:
【概略説明】
 村里を歩くと河童の話もよく出てきます。
河童は山中でも見られるという。山中にも川
もあれば淵もあります。まして山奥の大きな
峡谷には河童の好む砂地があちこちにあり、
実際に河童を見たという猟師の話もありま
す。

 河童は身長が4,5歳の子どもくらいで、
クチバシと手足に水かきがあり、背中には甲
羅があって、そのほかの体はウロコでおおわ
れている……。キュウリと相撲が好きで、頭
に水をたたえる皿があってイタズラもの……
と相場がきまっています。

 陸上でも力は強いですが水の中では特に強
力で、人間ナンカはもちろんのこと、馬や牛
でさえ引っ張り込んで、肛門に手を入れ、尻
子玉(しりこだま)を抜くといいます。おま
けに生き血まで吸うというとんでもない妖怪
です………

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「日光連山・家族説の出どころ」

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「日光連山・家族説の出どころ」

【概略説明】
 日光の山々は大ファミリーの伝説は有名で
す。お父さんが男体山で、お母さんが女峰山。
2人の間に愛子の大真名子山と、小真名子山
の姉妹、長男の太郎山がいて、小太郎山
(弟?)を従えます。

 さらに光徳温泉北の山王帽子山は太郎山の
女房だともいわれています。また奥日光志津
の宿にあるオンバ様は長男の太郎山に乳を授
けた乳母だったといいます。さらに赤薙山は
女峰山の妹山。丸山は赤薙山の年下の夫山。
帝釈山は女峰山の双子の弟だとしています。

 三岳は太郎山と山王帽子山の間にできた子
どもといいます。白根山は、男体山と兄弟だ
とか女峰山の兄妹ともいわれ、太郎山の叔父
さんだというのです。前白根山は白根山の子
どもらしい。

 こんなことからいまでは一族の連峰家族は
13座にもなっています。これは江戸時代前期
の儒者林羅山の「二荒山神伝」や「日光山縁
起」の物語から発展させたストーリーらしい
ということです。・栃木県日光市
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▼よも山話ひとり画ッテン:
「平将門神」:庶民に根強い人気:

【概略説明】
 将門神の本尊である平将門は、平安中期の
関東の武将。下総北部の豊田・猿島地区に根
拠を置く豪族です。若いころ上洛(じょうら
く・京都に上ること)して藤原忠平に仕えま
したが、父の急逝で帰国、遺領(豊田・猿島)
を継ぎました。しかし、常陸大掾源護と平直
樹の争いにまき込まれ、源護の娘むこの国香、
良正、良兼などの伯父たちと戦います。

 翌年、源護(みなもとのまもる)の告発で
京都に召還された(しょうかん・呼び戻され
る)。のち、ふたたび良兼勢力に攻められま
した。たびたびの伯父たちの攻撃に怒った将
門は、営所を襲い制圧してしまいました。

 その後、武蔵国庁で起こった源経基と武蔵
武芝の紛争の調停に失敗、逆に経基に謀反と
して訴えられました。その後、追捕を受けて
いた土豪藤原玄明を庇護したことから常陸国
庁と対立。

 これを焼き払い、つづいて下野、上野の国
府も占領。同盟者を国司に任じ自ら新皇と称
して関東自立の構え。こうなればもうりっぱ
な中央政府に対する反逆者。翌年2月、藤原
秀郷らの連合軍に討たれ、新皇将門の関東支
配はわずか数ヶ月で幕を閉じます。(承平・
天慶の乱)。
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いなか道ぶらり徘徊「行方不明者発見の神」:

いなか道ぶらり徘徊「行方不明者発見の神」:
こんな神様見つけました:

【概略説明】
 安閑天皇東行の時、妃の橘の仲皇女が行方
不明になりました。ある夜、天皇の夢枕に「武
蔵国今熊山に詣で、祈願せよ」との神のお告
げがあったといいます。早速勅使がやって来
て山頂の社に祈願、妃の名前を大声で呼んだ
ところ無事発見できたといいます。

 以来この山は「呼ばわり山」と呼ばれ、人
捜し、行方不明者を見つけてくれる神として
信仰を集めたといいます。以前は時々、神隠
しや人さらいでいなくなった子供の名前を呼
ぶ母親の声が聞こえてきたそうです。この山
はまた、子供を親元から「呼ばわって」連れ
てきてしまう山との意味もあるといいます。

 神が誘拐するとは、あな恐ろしや。山頂で
大声で叫ぶのは誘拐犯に子供を帰せと迫って
いるわけです。山宮裏の石碑にある天狗の文
字や里宮にうちわの紋章があるのは、その犯
人を天狗としているのでしょうか。・東京都
八王子市

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「神様をだましても・各地の山の雨乞い」

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「神様をだましても・各地の山の雨乞い」:

【概略文】
稲作に欠かせないのは何といいっても水で
す。いざ干ばつにでもなれば、水争いも起こ
りかねません。そこで最後は雨乞いの「神だ
のみ」となります。この雨乞いにも、いろい
ろな方法があるのだそうです。

 まず、神社の前にお籠もりし、夜も眠らず
に鐘をならしたりして、立ちっぱなしで祈願
する型。また、池や水源地から水をもらって
きて、田畑や村の神社や池にまく型。唄や踊
りをする型。その他、水神や雷神をわざと怒
らせて雨を降らせようとする型。山の上でま
きやわらを積んで火をたく型などがありま
す。

 神奈川県丹沢の大山は、雨降山ともいい、
昔は雨乞いの山。山頂の阿夫利神社は、大雷
神、水を司る高龗(たかおかみ)神をまつり
ます。また、中央アルプス長野県の木曽駒ヶ
岳(2956m)の北東の濃ヶ池も雨乞いの池。
江戸時代、ひでりに苦しんだ伊那市の農民が
登山し、雨乞いをした記録が2回もあります。
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