野の本山の本【炉端ばなし】「元旦の奥多摩駅」
▼【炉端ばなし】「元旦の奥多摩駅」
雲取山、川苔山、鷹ノ巣山などの登山基地である奥多摩の駅舎は山
小屋風で、ハイカーでにぎわっています。
きょうは元旦。中学生だった息子と奥秩父の雁坂峠から縦走。昨夜
は雲取山近くの狼平という、なにやら物騒な名前のところにテント
を張りました。
初日の出を雲取山で見ようと早く起きて、急いで行って見ましたが
曇っていてオジャン。
あとは七ツ石山、六ツ石山へと続く石尾根と呼ぶ長い尾根を駅まで
だらだら下って歩くだけです。
奥多摩駅はさすがに正月気分。白いえり巻き着物姿の娘さんや和服
のお父さんが目立ちます。汚い登山服姿は気がひけます。
電車が入ってきました。かんビール片手に座席の隅っこにそっと腰
掛けます。見ると息子も身を小さくして座っています。
あれ以来、息子は山に行きたがらなくなってしまいました。
・東京都奥多摩町
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/noyama.html
………………………………
・【とよだ 時】の仕事部屋へもどうぞ。
http://toki.moo.jp/shigoto/
▼終わり
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雲取山、川苔山、鷹ノ巣山などの登山基地である奥多摩の駅舎は山
小屋風で、ハイカーでにぎわっています。
きょうは元旦。中学生だった息子と奥秩父の雁坂峠から縦走。昨夜
は雲取山近くの狼平という、なにやら物騒な名前のところにテント
を張りました。
初日の出を雲取山で見ようと早く起きて、急いで行って見ましたが
曇っていてオジャン。
あとは七ツ石山、六ツ石山へと続く石尾根と呼ぶ長い尾根を駅まで
だらだら下って歩くだけです。
奥多摩駅はさすがに正月気分。白いえり巻き着物姿の娘さんや和服
のお父さんが目立ちます。汚い登山服姿は気がひけます。
電車が入ってきました。かんビール片手に座席の隅っこにそっと腰
掛けます。見ると息子も身を小さくして座っています。
あれ以来、息子は山に行きたがらなくなってしまいました。
・東京都奥多摩町
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/noyama.html
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・【とよだ 時】の仕事部屋へもどうぞ。
http://toki.moo.jp/shigoto/
▼終わり
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- 2015年07月05日
- 未選択
【炉端ばなし】「奥多摩三頭山・オツネの泣き坂」(再)
※リンク違いで大変失礼しました。再アップ致します。
▼【炉端ばなし】「奥多摩三頭山・オツネの泣き坂」
奥多摩三頭山にオツネの泣坂があります。その昔、お屋敷に働くオ
ツネは、美男僧・香蘭と深い仲に。心配した住職は、香蘭を山梨県
の寺に移しました。
しかしオツネは忘れられず、毎夜のように訪ねて行きます。短い逢
う瀬を終え、急いで帰りますが三頭山を過ぎたあたりの坂になると
東の空が明けてきます。
「ああ、夜が明けてしまう。旦郷さまに知られたらどうしよう」。
オツネは泣きながら坂を駆け下ります。
こうしてついた地名がオツネの泣坂。この坂にはヤマグリがたくさ
ん落ちていました。
10月、三頭山にとりつくころぐずつきはじめていた空は下るころに
はもうポツポツと降り始めました。
急坂の岩がぬれて、拾ったヤマグリを抱えツルツル。ところがこの
クリゆでては見たが食べるには小さすぎ、結局捨ててしまった。欲
深の泣き坂でありました。
・東京都奥多摩町
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/noyama05.html
▼【炉端ばなし】「奥多摩三頭山・オツネの泣き坂」
奥多摩三頭山にオツネの泣坂があります。その昔、お屋敷に働くオ
ツネは、美男僧・香蘭と深い仲に。心配した住職は、香蘭を山梨県
の寺に移しました。
しかしオツネは忘れられず、毎夜のように訪ねて行きます。短い逢
う瀬を終え、急いで帰りますが三頭山を過ぎたあたりの坂になると
東の空が明けてきます。
「ああ、夜が明けてしまう。旦郷さまに知られたらどうしよう」。
オツネは泣きながら坂を駆け下ります。
こうしてついた地名がオツネの泣坂。この坂にはヤマグリがたくさ
ん落ちていました。
10月、三頭山にとりつくころぐずつきはじめていた空は下るころに
はもうポツポツと降り始めました。
急坂の岩がぬれて、拾ったヤマグリを抱えツルツル。ところがこの
クリゆでては見たが食べるには小さすぎ、結局捨ててしまった。欲
深の泣き坂でありました。
・東京都奥多摩町
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
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- 2015年07月05日
- 未選択
野の本山の本【炉端ばなし】「奥多摩川苔山登山道の・大根の山ノ神さま」
▼【炉端ばなし】「奥多摩川苔山登山道の・大根の山ノ神さま」
奥多摩三頭山にオツネの泣坂があります。その昔、お屋敷に働くオ
ツネは、美男僧・香蘭と深い仲に。心配した住職は、香蘭を山梨県
の寺に移しました。
しかしオツネは忘れられず、毎夜のように訪ねて行きます。短い逢
う瀬を終え、急いで帰りますが三頭山を過ぎたあたりの坂になると
東の空が明けてきます。
「ああ、夜が明けてしまう。旦郷さまに知られたらどうしよう」。
オツネは泣きながら坂を駆け下ります。
こうしてついた地名がオツネの泣坂。この坂にはヤマグリがたくさ
ん落ちていました。
10月、三頭山にとりつくころぐずつきはじめていた空は下るころに
はもうポツポツと降り始めました。
急坂の岩がぬれて、拾ったヤマグリを抱えツルツル。ところがこの
クリゆでては見たが食べるには小さすぎ、結局捨ててしまった。欲
深の泣き坂でありました。
・東京都奥多摩町
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/noyama05.html
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・【とよだ 時】の仕事部屋へもどうぞ。
http://toki.moo.jp/shigoto/
▼終わり
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奥多摩三頭山にオツネの泣坂があります。その昔、お屋敷に働くオ
ツネは、美男僧・香蘭と深い仲に。心配した住職は、香蘭を山梨県
の寺に移しました。
しかしオツネは忘れられず、毎夜のように訪ねて行きます。短い逢
う瀬を終え、急いで帰りますが三頭山を過ぎたあたりの坂になると
東の空が明けてきます。
「ああ、夜が明けてしまう。旦郷さまに知られたらどうしよう」。
オツネは泣きながら坂を駆け下ります。
こうしてついた地名がオツネの泣坂。この坂にはヤマグリがたくさ
ん落ちていました。
10月、三頭山にとりつくころぐずつきはじめていた空は下るころに
はもうポツポツと降り始めました。
急坂の岩がぬれて、拾ったヤマグリを抱えツルツル。ところがこの
クリゆでては見たが食べるには小さすぎ、結局捨ててしまった。欲
深の泣き坂でありました。
・東京都奥多摩町
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/noyama05.html
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・【とよだ 時】の仕事部屋へもどうぞ。
http://toki.moo.jp/shigoto/
▼終わり
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- 2015年07月04日
- 未選択
▼【炉端ばなし】「奥多摩川苔山登山道の・大根の山ノ神さま」
川苔山は川乗山とも書き、東京都奥多摩町北部にある山。山頂から
の展望が良くハイカーの間にも人気のある山です。
最寄り駅鳩ノ巣駅からの登山道途中にある「大根の山の神」は、大
木の根元にあるホコラは屋根に大石をのせ、大山祇命(おおやまず
みのみこと)をまつってあります。
大山祇神は、山々を司る神、山の神で、イザナギ、イザナミの子。
2月、雪の中、百尋(ひろ)の滝の方から川苔山(1363m)をめざ
しました。
上天気の山頂は、まぶしい雪景色。雲取山、飛竜山、富士山、御前
山など眺望は大勢の人たちを楽しませてくれています。
帰り、雪がとけて滑りやすいぬかる道を鳩ノ巣駅へ。ホコラは相変
わらずうす暗い杉林の中にありました。
訪れたハイカーが「これが山の神だ」と口々にいっています。みん
なそれぞれ道標がわりにしていました。
・東京都西多摩郡奥多摩町。
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/noyama04.html
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・【とよだ 時】の仕事部屋へもどうぞ。
http://toki.moo.jp/shigoto/
▼終わり
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の展望が良くハイカーの間にも人気のある山です。
最寄り駅鳩ノ巣駅からの登山道途中にある「大根の山の神」は、大
木の根元にあるホコラは屋根に大石をのせ、大山祇命(おおやまず
みのみこと)をまつってあります。
大山祇神は、山々を司る神、山の神で、イザナギ、イザナミの子。
2月、雪の中、百尋(ひろ)の滝の方から川苔山(1363m)をめざ
しました。
上天気の山頂は、まぶしい雪景色。雲取山、飛竜山、富士山、御前
山など眺望は大勢の人たちを楽しませてくれています。
帰り、雪がとけて滑りやすいぬかる道を鳩ノ巣駅へ。ホコラは相変
わらずうす暗い杉林の中にありました。
訪れたハイカーが「これが山の神だ」と口々にいっています。みん
なそれぞれ道標がわりにしていました。
・東京都西多摩郡奥多摩町。
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/noyama04.html
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・【とよだ 時】の仕事部屋へもどうぞ。
http://toki.moo.jp/shigoto/
▼終わり
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- 2015年07月03日
- 未選択
野の本山の本【炉端ばなし】「北アルプス上高地・穂高神社」
▼野の本山の本【炉端ばなし】「北アルプス上高地・穂高神社」
北アルプスの上高地の明神池にある穂高神社の奥宮は、昔、安曇野
で栄えた豪族・安曇氏の祖神・穂高見命をまつっているそうです。
本宮である長野県安曇野市の穂高神社は平安時代の「延喜式」にす
でに記載されているというほど古い神社です。穂高神社奥社は、上
高地バス停から1時間あまりのところにあります。
穂高神社の標柱から参道を入り、吊り橋を渡ります。ことしの夏は
天候不順。穂高奧宮の標柱の下にザックを置き、徳沢方面への道と
分かれ吊り橋をわたって、人影まばらな境内を歩きます。
そのころは境内までは自由に入れました。受け付けでいろいろたず
ねました。
はじめけげんな顔をしていた宮司も、だんだん打ち解け「そんなに
関心を持ってくれるならいらないよ」と拝観料を受け取ってくれま
せんでした。
古き良き時代だったんですね。
・長野県松本市安曇(旧南安曇郡安曇村)。長野電鉄新島々駅から
バス・上高地から歩いて1時間10分で上高地明神・穂高神社。
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/noyama02.html
………………………………
・【とよだ 時】の仕事部屋へもどうぞ。
http://toki.moo.jp/shigoto/
▼終わり
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北アルプスの上高地の明神池にある穂高神社の奥宮は、昔、安曇野
で栄えた豪族・安曇氏の祖神・穂高見命をまつっているそうです。
本宮である長野県安曇野市の穂高神社は平安時代の「延喜式」にす
でに記載されているというほど古い神社です。穂高神社奥社は、上
高地バス停から1時間あまりのところにあります。
穂高神社の標柱から参道を入り、吊り橋を渡ります。ことしの夏は
天候不順。穂高奧宮の標柱の下にザックを置き、徳沢方面への道と
分かれ吊り橋をわたって、人影まばらな境内を歩きます。
そのころは境内までは自由に入れました。受け付けでいろいろたず
ねました。
はじめけげんな顔をしていた宮司も、だんだん打ち解け「そんなに
関心を持ってくれるならいらないよ」と拝観料を受け取ってくれま
せんでした。
古き良き時代だったんですね。
・長野県松本市安曇(旧南安曇郡安曇村)。長野電鉄新島々駅から
バス・上高地から歩いて1時間10分で上高地明神・穂高神社。
▼↓【ゆ-もぁイラストと本文】とデータ、参考文献もどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/nonoyama/noyama02.html
………………………………
・【とよだ 時】の仕事部屋へもどうぞ。
http://toki.moo.jp/shigoto/
▼終わり
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- 2015年07月02日
- 未選択