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山の歴伝【ひとり画語り】457号「房総・石射太郎山の餌付け小屋」


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山の歴伝【ひとり画語り】457号「房総・石射太郎山の餌付け小屋」







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山の歴史伝承【ひとり画語り】 (発行:不定期)
発行 【とよだ 時】(山と田園のゆうもぁ-と・民画・漫画)
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山の歴伝【ひとり画語り】457号(目標999+1)
房総・石射太郎山の餌付け小屋(densho-02)


野生のニホンザルの群が国の天然記念物に指定されている房総の高
宕山。


その展望台・石射太郎山は岩峰を持つ山で、林道高宕線の六地蔵か
ら高宕山に至る途中にあります。


ここの岩は大正時代まで建築に利用されていていまも石切場が残っ
ています。


展望台には小さな小屋があって、以前は地元の人たちが豆や麦など
をまいて野猿の餌付けをしていました。


そのころ、ひとりの山好きの女の子がたった一人でこの餌付け小屋
に泊まったという。


寝袋にもぐり込んでいると、夜中に突然ガタガタ小屋がゆれだしま
した。


目を開けてみるとこわれた天井の穴から野猿がのぞきながら騒いで
います。


それからというもの猿たちの「運動会」がはじまり、一晩中寝られ
なかったということです。


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http://toki.moo.jp/merumaga/densho/densho02.html




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★山の歴史伝承【ひとり画語り】おわり
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山の歴伝【ひとり画語り】456号「箱根・大雄山最乗寺の怪人」


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山の歴伝【ひとり画語り】456号「箱根・大雄山最乗寺の怪人」







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山の歴史伝承【ひとり画語り】 (発行:不定期)
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山の歴伝【ひとり画語り】456号(目標999+1)
箱根・大雄山最乗寺の怪人(densho-01)


箱根大雄山最乗寺の道了尊天狗は、もと滋賀県大津の有名な三井寺
の行者だったという。


三井園城寺の古記録には相模坊道了の名で記載、いまの神奈川県の
出身らしい。


道了は足利三代将軍義満の屋敷での尊星王法修法にお供をし、その
10日後相国寺では十一面秘法を自ら修めるという大行者。


しかし、同じ相模出身の了庵慧明禅師が、箱根に最乗寺を建てるこ
とを聞くと、にわかに天狗の姿に変身し、西の窓から金堂前の大杉
に飛び移り、東の方に向かい飛び去ったというのです。


それは了庵が最乗寺開山を思い立った前年の明徳4年(1393)の9
月17日だったとあります。


いま発行されている道了尊の影符は、みんな羽根がない像になって
います。

これについて「影守雑記」や「道了大薩埵伝」に記載されています。
・神奈川県小田原市と箱根町との境


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山の歴史伝承【ひとり画語り】455号「高山植物・ウサギギクの伝説」

山の歴史伝承【ひとり画語り】455号「高山植物・ウサギギクの伝説」







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山の伝承【ひとり画語り】 (発行:不定期)
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山の歴史伝承【ひとり画語り】455号(目標999+1)
高山植物・ウサギギクの伝説(densho-05)



高山植物のひときわ目立つウサギギク。一対の長い葉が、ウサギの
耳に見えるところからついた名前だという。


立山や北陸の白山のものが有名だという。ところでウサギギクには
こんな民話があります。ある時神さまが汚い姿をして森の動物たち
の心を試しにやってきました。


リスは倉庫からクルミやクリを差し出しました。そして猿は木の洞
(うろ)から猿酒を、カワウソは川の魚を、キツネは鶏小屋から黙
って戴いた卵を出しました。


しかしウサギはなにもあげるものがありません。そこでウサギは自
分の体をご馳走にして下さいと火の中に飛び込みました。


神さまはウサギを抱き上げ月の世界へ連れて行きました。そしてご
ほうびにその子孫たちにも早く走れる足と、ウサギギクの葉のよう
な長くてよく聞こえる耳をくれたということです。
・キク科ウサギギク属の多年草



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山の歴史伝承【ひとり画語り】454号「日光・男体山は家族持ち」


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山の歴史伝承【ひとり画語り】454号「日光・男体山は家族持ち」







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山の伝承【ひとり画語り】 (発行:不定期)
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山の歴史伝承【ひとり画語り】454号(目標999+1)
日光・男体山は家族持ち(densho-05)


奈良時代に勝道上人が登ったころの山は補陀洛山と呼ばれ、のち二
荒山(北東の羅刹崛の岩穴から年2回突風が吹き出るのにちなむ)
と改称。


その後、空海が岩穴を結界。二荒を「にこう」と読み、日光の名が
生まれたとされています。


ここも山岳修行の山、日光修験は八十坊からなり、本山派、当山派
の支配からはずれ、独自に厳しい修行をしていたという。


ここ日光には日光坊という天狗がいましたが、1617(元和3)年、
東照宮造営前後に突然、群馬県の妙義山に「山移り」したという伝
説もあります。


ところで男体山は家庭持ちです。北東の女峰山の妻との間に2人の
子どもの愛子(まなこ)の意味の小真名子山、大真名子山がおり、
ちょっと離れた北側にはすでに独立した長男・太郎山がもう1人の
小太郎山を従えています。
・栃木県日光市

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山の歴史伝承【ひとり画語り】453号「丹沢・護摩屋敷橋の名水」

山の歴史伝承【ひとり画語り】453号「丹沢・護摩屋敷橋の名水」
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山の歴史伝承【ひとり画語り】453号(目標999+1)
丹沢・護摩屋敷橋の名水(densho-03)


丹沢でおなじみのヤビツ峠。バスの終点の峠から車道を北西に進む
と、富士見橋先に全国名水百選に指定された「湧水丹沢の水」があ
ります。


ここは「護摩屋敷橋」というところ。昔、八菅山(本山派)の山伏
たちが身を清め、護摩をたいて修行したところだいいます。


この水は近くの富士見山荘の先代石田海蔵という人が開発したもの
を、いまは「丹沢の水を守る会」によって管理されているという。


丹沢の山地と、渋沢丘陵にはさまれた秦野盆地は丹沢から流れ出し
た土砂が埋まり、砂礫層が厚くなっていて、降った雨の大半が地下
水になり、ミネラル分をたくさん含んだ湧き水になってあちこちか
ら湧出しています。


これらの水は1985年(昭和60)、環境庁の調査検討会が判定する「全
国名水百選」に選定され、地酒やミネラルウォーターに利用されて
います。
・神奈川県秦野市



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