忍者ブログ
< 04月 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 | 06月 >

山・花・峠の伝説民俗「丹沢・塔ノ岳水場の石仏」

みなさんこんにちは。山のゆ-もぁ漫画(民画)のとよた 時です。
下方から【本文】イラスト・データへリンクしています。

▼きょうの話題(036)
「丹沢・塔ノ岳水場の石仏」
某月某日(日曜日 天気:くもり)

おなじみ塔ノ岳の山頂は、休日などはラジュースの音がにぎやかで
す。その頂上西側直下には「不動清水」という水場があって不動明
王の石仏が建っています。明治ころまでは行者のための寵り堂もあ
ったらしい。

ここは一名「弘法の加持水」ともいわれ、弘法大師が修行のため塔
ノ岳へ登ったときに発見したものといいます。しかし、真相は丸東
講の武内氏によるものだそうです。

北側の金沢はかつて金鉱があって永録時代には数百人の鉱夫が入っ
たという。かつて塔ノ岳を金華山といったのはこれによるという人
もいます。

4月、不動清水に水の音だけがひびきます。中老の人が道を間違え
ておりてきました。

道を教えてあげたら「ウエー、ここを引き返すのか」と像の前にし
ゃがみ込む。そしてやっと気をとりなおしさい銭をあげて登りはじ
めました。
・神奈川県秦野市と神奈川県足柄上郡山北町

▼よかったら下記【詳細本文】、イラスト、データをどうぞ。
http://tokipro.syuriken.jp/blog-denmin/blog-denmin.html

…………………
▼無料メルマガ「山旅漫歩゚日記」、「野の本・山の本」、「いなかの図鑑」
http://toki.cool.ne.jp/merumaga/

発行者のホームページ:「山・花・峠の伝説民話」
http://tokipro.syuriken.jp/

▼きょうの話題(035)終わり

拍手[0回]

PR
▲page top

山・花・峠の伝説民俗「房総・石射太郎山の伝説」

みなさんこんにちは。山のゆ-もぁ画(漫画・民画)のとよた 時で
す。下方から【本文】イラスト・データへリンクしています。

▼きょうの話題(035)
「房総・石射太郎山の伝説」
某月某日(日曜日 天気:雨のち雪のちくもり)

高宕山北側のこの山は、大正のころまでは石切場があったそうです
が、関東大震災で崩壊してしまったという。

その昔、北西にある鹿野山のデーデッポという大男がこの山の大岩
を怪物と見誤り矢を放った。矢は岩を射飛ばしたという。

驚いた村人は、ここを石射太郎山と呼んだという。いまある岩峰に
は割れ目が入っています。

3月のある休日。小雪混じりの雨もあがり、岩峰の上まで登って休
みました。地元の子どもが遠くから何やら叫んでいます。エ?ナニ?
聞こえないヨー。

「あのォ、そこのオ、岩は割れめがあってくずれるかも知れねェか
ら立入禁止になっているんだァー」えーッ。早くそれを言えーッ。
大慌てで降りてきました。

なるほど立入禁止らしき柵はあるが朽ちて役に立っていません。あ
れから十数年、まだ岩は崩れていません。

・千葉県富津市と君津市との境。JR内房線木更津駅からバス、植
畑上郷バス停から1時間10分で石射太郎山。

▼よかったら下記【詳細本文】、イラスト、データをどうぞ。
http://tokipro.syuriken.jp/blog-denmin/blog-denmin.html

…………………
▼無料メルマガ「山旅漫歩゚日記」、「野の本・山の本」、「いなかの図鑑」
http://toki.cool.ne.jp/merumaga/

発行者のホームページ:「山・花・峠の伝説民話」
http://tokipro.syuriken.jp/

▼きょうの話題(035)終わり

拍手[0回]

▲page top

山・花・峠の伝説民俗「奥武蔵・伊豆ヶ岳子ノ権現」

みなさんこんにちは。山のゆ-もぁ画(漫画・民画)のとよた 時で
す。下方から【本文】イラスト・データへリンクしています。

▼きょうの話題(034)
「奥武蔵・伊豆ヶ岳子ノ権現」
某月某日(日曜日 天気:晴れ)

伊豆ヶ岳の名は伊豆の山々も見えるからだとも、昔ここにユズの木
が生えており、ゆずヶ岳が転じたのだともいわれています。

ここから2時間半のところにある子の権現は、足腰の守り神で火難
よけの神。重さ2千キロの大鉄ワラジが太陽に光ってまぶしい。

2月、快晴の日曜日。頂上からは武甲山の傷あとが痛々しく眺めら
れます。

日だまり、昼食に絶好地。あっ、コンロのボンベを忘れてきていた。
お昼のラーメンがつくれない。

小学校の娘のうらめしそうな顔。いつまでも責められています。ま
だ男坂コースを登れた大昔?のなつかしい思い出です。

・埼玉県飯能市と秩父郡横瀬町との境。西武秩父線正丸駅から1時
間30分伊豆ヶ岳。
▼よかったら下記【詳細本文】、イラスト、データをどうぞ。
http://tokipro.syuriken.jp/blog-denmin/blog-denmin.html

…………………
▼無料メルマガ「山旅漫歩゚日記」、「野の本・山の本」、「いなかの図鑑」
http://toki.cool.ne.jp/merumaga/

発行者のホームページ:「山・花・峠の伝説民話」
http://toki.cool.ne.jp/

▼きょうの話題(034)終わり

拍手[0回]

▲page top

山・花・峠の伝説民俗「長野県日本第3番目の天狗の山・飯縄山」

みなさんこんにちは。山のゆ-もぁ画(漫画・民画)のとよた 時で
す。下方から【本文】イラスト・データへリンクしています。

▼きょうの話題(033)
「長野県日本第3番目の天狗の山・飯縄山」
某月某日(月曜日 天気:晴れ)

飯縄山は江戸時代末期まで信濃三大修験道場のひとつでした。
かつてキツネに他人の運命を告げさせる「飯綱(縄)の法」を使う
修験者がいましたが、その本源はここ。

この法は一時、為政者の尊崇を受け飛ぶ鳥を落とす勢いだったそう
です。
しかし、やっていることが人を惑わす呪法。世間から恐れられ、嫌
がられていまは消滅、面影もありません。

5月の連休、飯綱山頂は快晴でした。妙高山が大きい。
ポカポカ陽気、残雪のなか、あくびをかみころすのに忙しい。

飯縄山頂には石仏と小祠だけ。その直下に飯綱(縄)大神の石像が
ポツン。
飯綱権現(大神)は荼吉尼天を祭るとされ、石像はキツネに乗る羽
のはえた鼻の高くない小天狗姿。

名前を飯綱三郎といい、日本八天狗のひとつで、三郎とは京都の愛
宕山太郎坊、滋賀県の比良山次郎坊」に次ぐとされる天狗。
小天狗姿ながらどうしてどうして大物天狗なのであります。
・長野県長野市と飯綱町との境。

▼よかったら下記【詳細本文】、イラスト、データをどうぞ。
http://tokipro.syuriken.jp/blog-denmin/blog-denmin.html

…………………
▼無料メルマガ「山旅漫歩゚日記」、「野の本・山の本」、「いなかの図鑑」
http://toki.cool.ne.jp/merumaga/

発行者のホームページ:「山・花・峠の伝説民話」
http://toki.cool.ne.jp/

▼きょうの話題(033)終わり

拍手[0回]

▲page top

山・花・峠の伝説民俗「北八ツ・縞枯山荘前の石仏」

みなさんこんにちは。山のゆ-もぁ画(漫画・民画)のとよた 時で
す。下方から【本文】イラスト・データへリンクしています。

▼きょうの話題(032)
「北八ツ・縞枯山荘前の石仏」
某月某日(火曜日 天気:晴れ)

樹木が枯れて縞模様になり山頂に移動していく不思議な現象縞枯
山。

その縞枯山の登山口、ピラタスロープウェー山頂駅からほどなく縞
枯山荘があります。

玄関前の大きな木の株の上には石仏が一体鎮座まします。

「○面山大権現」という字のほかは、石が風化して何の石仏か、建
立時期や建てた人の名前もはっきりしません。

かつて石仏ブームの時、高い値がつくというのであちこちで盗難が
相つぎ、見かねた山荘の主人が裏の三ッ岳から運んできたものとい
います。

この石仏についてはいろいろ不思議なことおこるという。

そのひとつ、2、3年前、山岳部の学生たちのパーティーが石仏の
前を通りかかった。

あまり無造作の通り過ぎていくので「素通りすると足を痛めるぞ」
とおどかしたら10mも行かぬうち、メンバーの1人がホントに捻挫。

あわてたリーダーがとんできてさい銭あげて拝んでいったという。
ウソかマコトか小屋番の大将が話していました。………
▼以下、下記【詳細本文】、イラスト、データなどをどうぞ。
http://tokipro.syuriken.jp/blog-denmin/blog-denmin.html

…………………
▼無料メルマガ「山旅漫歩゚日記」、「野の本・山の本」、「いなかの図鑑」
http://toki.cool.ne.jp/merumaga/


▼きょうの話題(032)終わり

拍手[0回]

▲page top

▲page top