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けふもけふとて与太ばなし。「奥多摩・大岳山の怪人鬼源兵衛」

▼けふもけふとて与太ばなし。「奥多摩・大岳山の怪人鬼源兵衛」

【概略文】
 その昔、大岳山の麓・檜原村白岩に子宝に恵まれない夫婦がいま

した。夫婦は大岳神社にお百度をふみ願をかけた結果、元気な男の

子が授かったという。



 大岳山の神の申し子の鬼源兵衛はすくすくと育ちました。大人に

なるころには五百貫近くもある大石を持ち上げるほどの怪力を持つ

ようになったという。その怪力が恐れられ「鬼源」とも呼ばれてい

ました。



 さて、玉川庄右衛門・清右衛門兄弟の手配する上水工事の羽村堰

工事人足としてかり出された鬼源。工事の最中、大きな石の下敷き

になった同僚をなんなく助けたり、大石をひょいと持ち上げポンポ

ン放り投げるようにして運んだという。



 そのため、工事はみるみるうちに完成。その活躍に褒美として刀

を賜ったという。その鬼源兵衛が持ち上げたという力石があきる野

市草花地区の天王様の境内にあるという。


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けふもただただ与太ばなし。「丹沢塔ノ岳・尊仏山荘でのまんが展」



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みなさんこんにちは。また新しく読者登録して下さったみなさん、
よろしくお願いします。


さてきょうの山の与太ばなしは
「丹沢塔ノ岳・尊仏山荘でのまんが展」

【概略】
 東京都心から近く、日帰りもできるというので人気のある丹沢(神

奈川県)。その表丹沢にある塔ノ岳はとくに登山者が多く、休日に

は年間を通じてにぎやかです。塔ノ岳は、山頂の西側、崖っぷちに

あった仏像の形の岩峰を「お塔」といい、そこから山名ができたと

いう。



 ところでその山頂に建つ尊仏山荘は、1987(昭和62)年建てか

えられて4月の山開きに合わせて開業しました。その山開きと山荘

オープンに便乗させていただき、山のイラスト展を開いたことがあ

ります。



 飾ったのは私が発行している山旅通信【ひとり画展】の原画です。

山小屋の会場がめずらしかったのか、新聞各紙が大きく取り上げて

くれ、連日の取材で仕事になりません。



 はてはニュース映画のスタッフが、わざわざ山小屋まで泊まりが

けで登ってきて撮影するしまつ。開催中は、土、日、休日は毎週の

ように会場に出かけ、会期を大幅に延長。



 無我夢中の2ヶ月。あれはいったいなんだったんだろう。

・神奈川県秦野市と山北町、清川村との境。


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http://toki.moo.jp/merumaga/tanzawa/tanzawa06.html




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けふもただただ与太ばなし。「雨の大山は雷獣まで降ってくる」


「雨の大山は雷獣まで降ってくる」

【概略】400字
 丹沢の大山の山頂には阿夫利神社の本社が、中腹には下社、不動

前には大山寺があります。大山とは山頂にまつられている大山祇(お

おやまずみ)神・山ノ神の名からついた名前だそうです。



 山名の由来についてはいくつかの説があります。まず、頂上にい

つも雲がかかっていて、雨がよく降るからという説。次にアイヌ語

のアスプリ(偉大なる山という意味)が、なまってあぶりやあふり

になったとの説。



 山頂の阿夫利神社はご神体が石であるため、昔は石尊社、石尊大

権現と呼ばれ、商売繁盛、豊作祈願、無病息災の神として関東一円

から信仰されました。



 ここには江戸時代に(雷獣が)落ちたという話があります。猫よ

りは大きく、ほぼイタチ位で、爪が五本あったという。また同じよ

うな別の話もあります。


・神奈川県伊勢原市と厚木市・秦野市との境。

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こんな時でも与太ばなし「こんな時期立山の天狗何してる?」




▼こんな時でも与太ばなし「こんな時期立山の天狗何してる?」

【概略】
 江戸後期、松浦靜山があらわした『甲子夜話』に、天狗たちが立

山の洞窟に集会した話が出てきます。その洞窟は、立山の天狗山近

くの天狗平周辺だという。



 しかし、古い地図では西側の峰(いまの天狗山)を国見岳、東側

の峰(いまの国見山)を天狗平と記されているというから困ります。

これは明治時代以後、誤って西峰を天狗山、東峰を国見山としてし

まったのです。



 この呼び方が定着、いまにつづいているという。現に西の峰は富

山平野を眼下に見下ろすことができ、国見岳にふさわしく、東の峰

は室堂に近く、昔から深夜に天狗倒しの音を聞こえると恐れられて

いた言いつたえとも符合しているという。



 しかしまあ、山の名が入れ替わっていたとしても天狗の伝承の濃

い山に違いはありません。天狗平山荘裏手の沢には水原秋櫻子の句

碑「龍膽や巖頭のぞく剱岳」があるそうです。


・富山県中新川郡立山町。

……【さらに本文と出典】は筆者のページ(toki.moo)で↓
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こんな時でも与太ばなし「富士山と背比べをしにわざわざ海を渡ってきた山」


▼こんな時でも与太ばなし「富士山と背比べをしにわざわざ海を渡っ
てきた山」


【概略】
 昔々、まだ日本中が国造りの途中だったころの話です。富士山がどん

どん大きくなっていくのを見て、全国各地の山々は次々に背比べを挑ん

できました。


 そして競争に負けると富士山は相手を蹴飛ばして低くしてしまいまし

た。そのなかでも一番有力視されていた白山も富士山に負けてしまいま

した。それを聞いた外国の山も黙っていられません。


 愛鷹山(富士山の南東にある)もわざわざ中国から海を渡ってやってき

たという。柳田國男も「日本の伝説」の中で駿河の足高(愛鷹)山は、大

昔諸越(もろこし)という国から、富士山と背競べをしに渡ってきた山だと

いう。


 それを聞いた箱根の足柄山の足柄明神が「富士山と勝負だなんて生

意気な山だ」と怒って足で蹴飛ばして崩してしまいました。そのかけらが

海の中からだんだん寄せ集まり、海岸に小高い陸地ができあがりました。

それが浮島が原だということです。

・静岡県富士市、沼津市、裾野市、駿東郡長泉町の境。

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