「山・花・峠の伝説民俗」山梨県・黒川鶏冠山ニワトリ神社
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▼きょうの話題(016)
某月某日(火曜日 天気:晴れ)
「山梨県・黒川鶏冠山ニワトリ神社」
山梨県大菩薩の北側にある黒川鶏冠山はニワトリの山。
東側の同県丹波山村から見ると、山なみの上に黒川鶏冠山の山頂が
三つきわだってでています。
まるでトサカのように見えるのでその名があるのだそうです。
山頂には鶏冠山神社奥ノ院(黒川権現)があり、かつては黄金の神
鏡が奉納されていたと伝えられます。
その直下、黒川谷には武田信玄(武田家)の隠し金鉱跡があります。
金鉱掘りの人夫やの他諸々の人たち、遊女たちまでが住み着いて家
並みがならび、一時は黒川千軒といわれるほどの栄えようだったと
いう。
しかし次第に金鉱もつきて出なくなり閉山に追い込まれます。
そのとき口封じのため一緒にいた遊女数十人もの女性を谷底につき
落としたといい、「オイラン淵」という地名が残っています。
3月末の暖かい日。神社は昭和43年に建て直され、古い社がころ
がっています。
南アルプスなどの展望がよい。ポカポカとそそぐ太陽、広場に寝こ
ろがっていたらついウトウトしてしまいました。
・山梨県甲州市塩山(旧塩山市)
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「山・花・峠の伝説民俗」山梨県・乾徳山の大権現
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▼きょうの話題(015)
某月某日(日曜日 天気:晴れ)
「山梨県・乾徳山の大権現」
奥秩父の前衛・山梨県の乾徳山は山頂部が大岩峰になっています。
大きなクサリを利用してのスリルある登り降りに、登山者の歓声が
あがります。
登りきるとさえぎるものがなく、360度の展望が得られます。
山頂は岩が積み重なっていて、そこに乾徳山大権現の奥宮の石祠が
建っています。
南北朝時代、禅僧・夢窓(むそう)国師が乾徳山頂上直下の洞くつ
で修行し、一夏(いちげ)面壁し、座禅を組んだといわれています。
ふもとの三富村徳和集落に乾徳山大権現の里宮があります。
この山もかつては女人禁制で、明治中頃まで女性は奥宮に行くのは
許されなかったといいます。
2月のある日、クサリにつかまり山頂へ登ります。ことしは雪が少
ないという。
それでも山頂は凍てつく寒さ。その雪と岩の中に昭和26年に建て
直したらしい銘のあるホコラ。
すばらしい展望に、吹きすさぶ寒風をしばし忘れ見とれます。
乾徳山の名は、夢窓国師が開いた山麓の恵林寺の山号乾徳山からと
ったものといいます。
・山梨県山梨市三富(旧東山梨郡三富村)。
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「山・花・峠の伝説民俗」房総・鋸山系水仙ピーク
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▼きょうの話題(014)
某月某日(日曜日 天気:晴れ)
「房総・鋸山系水仙ピーク」
房総の鋸山から続く尾根縦走コースを5時間あまり、ピーク315(い
まは嵯峨山と命名)の手前に、南斜面一面スイセンが群生し、咲き
乱れているピークがあります。
1月初旬がちょうど見ごろで、地元の山ヤたちに、「水仙ピーク」
と親しまれている所。
その昔、花園天皇(鎌倉時代後期)の姫が、台頭する武士から逃れ
るため、京都から船出。しかし、黒潮にのってしまい、はるばる房
州・和田浦に流れついたという。
そのとき姫が持ってきたスイセンが村人にわたり県内に広がって有
名な房州のスイセンなったという。
内房鋸山付近、保田地区に特に多く、江戸中期からこれをとって売
っていたという記録があります。
水仙ピークのそばには富士嶽神社の石碑が鎮座まします。富士山を
信仰する富士講の講中が建立したもので、「山」のマークの下に「水」
の文字があります。
これは数ある富士講中それぞれ持っているマーク。地元の人たちが
お参りに来るのか花が供えられています。里山ブームの現在は団体
で訪れるというから驚きです。
・千葉県安房郡鋸南町。
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房総・安房高山の野猿「山・花・峠の伝説民俗」
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▼きょうの話題(013)
某月某日(土曜日 天気:晴れ)
「房総・安房高山の野猿」
かつては、房総半島を東京湾側の鋸山から出発、太平洋側勝浦市と
鴨川市との境「おせんころがし」まで尾根沿いに縦走できました。
3日目、安房高山で野猿の群れに出会いました。さすがボス猿は悠
々たるもの。完全に無視されました。山頂には標識があり鴨川市方
面が開けていました。
それから数年後、再び訪れたときには、愛宕神社の直下に、三島ト
ンネル南側からの林道が造成済み。
山肌が削られて10mもの崖になっています。以前来たとき稜線沿い
にあった石仏が新しい林道わきに移してあります。安房高山山頂に
行く道は薮がひどく登れるものではありません。
仕方なく林道を歩いて行くと見覚えのある、しかし立派になった林
道に突き当たりました。崖はセメントが吹き付けられ、山頂からは
降りられなくなっています。
振り返れば太陽は西に傾いています。かつて野猿たちに出会ったの
はあのあたりか。網の目のように造成されていく房総の山々。あの
子猿たちの将来が気になってなりません。
・千葉県鴨川市。JR外房線安房鴨川駅から日東バス金束行き、釜
沼下車、2時間で安房高山。二等三角点(364.9m)がある。
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「山・花・峠の伝説民俗」群馬上野原高原・ミズバショウ
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▼きょうの話題(012)
某月某日(土曜日 天気:雨)
「群馬上野原高原・ミズバショウ」
ミズバショウといえば尾瀬が有名ですが、群馬県の上野原高原にも
あるといいます。北海道では長さが1mをこえるものがあるという。
ミズバショウの茎は生長した分だけ地中に引きずり込まれるので芽
はいつも地面の下。
ある年の4月中旬、家族を連れて上野原高原を訪れたとき、雪がま
だヒザまでありました。
それがやっと溶けはじめている2坪ばかりの湿地。雪融けの水が流
れるなか、小さなミズバショウはまるでお義理のように咲いていま
した。「あるにはあったね」と子どもたちの声。
その夜は湯の小屋温泉の山荘に泊まりました。当時、山荘の風呂は
沢から引いたお湯を沸かしているので、風呂の中にお湯と一緒に入
ってくる枯れ葉がたくさん浮かんでいます。なかなかの風情です。
翌日、道路わきの洞元の滝に行楽のマイカーが1台落ち込みました。
パトカーや救急車がかけつけたが人も車もとうとう浮かんできませ
んでした。
・群馬県利根郡みなかみ町(旧利根郡水上町) JR上越線水上駅から
バス、久保停留所下車歩いて1時間で上ノ原高原。
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