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山のムダばなし「山梨県七面山・七面天女と天狗」

山のムダばなし「山梨県七面山・七面天女と天狗」

【概略文】
 七面山は日蓮宗の山岳信仰の聖地として有名な山。日蓮宗の総本

山・身延山の奥の院とも呼ばれています。この山ははじめ、真言宗

の七面山修験によって開かれたといいます。



 のちに日蓮の弟子である日朗によって日蓮宗に改められ、いまの

ような大伽藍(寺院などの建物)が建立されるまでに発展したもの。

山名の由来は、主神の七面天女から「鬼門の一方を閉じて七面を開

く」という意だそうです。



 別名をナナイタガレともいい、山全体に崩壊が見られます。敬慎

院(七面山本社)の随身門前は、春秋の彼岸には太陽の光が上総一

ノ宮神社から出雲大社までを結ぶというレイライン。



 富士山頂からのご来光は随身門から本堂に安置されている七面大

明神にさし込むという。これは計算されて配置されているというの

です。この山には七面山伽藍坊という天狗いることになっています。


・山梨県早川町ですが、山頂付近は身延町の飛び地。

……【さらに詳しくは】は筆者のページ(toki.moo)で↓
http://toki.moo.jp/merumaga/temg/temg05.html

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山のムダばなし「黒部ダム上・屏風の稜線」

山のムダばなし「黒部ダム上・屏風の稜線」

【概略】
 この稜線は大町側から見ると、単調で単に「屏風」と呼んでいたという。

稜線上からは、満々と水をたたえ観光船を水面に浮かべた黒部湖が眺

められます。



 ある年の夏、針ノ木峠から北上しました。急下降を注意しながらマヤク

ボノコルについて一息。改めて黒部湖と立山、剱岳の展望を堪能。スバリ

岳は目の前の南峰を小スバリ、北の峰を大スバリというそうです。



 赤沢岳は、山頂から黒部川へ下る尾根すじ2533m地点に奇峰の猫ノ

耳、鏡岩などがあって、赤沢の岩場として知られるところ。このあたり一帯

の岩は、赤みを帯びているため、なおいっそう山名になじみます。



 さらに黒部湖から望むと夕暮れ時には岩壁全体が赤く染まり圧巻とい

います。後日、黒部湖の遊覧船に乗る機会があり、船中案内放送に関係

のない赤沢岳ばかり見上げていたら観光客の方に妙な目で見られまし

た。

・長野県大町市、富山県立山町との境。

……【さらに本文と出典】は筆者のページ(toki.moo)で↓
http://toki.moo.jp/merumaga/gate-meru/gate05.html

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山里の石仏「地震の首根っこを押さえつける?要石」

▼山里の石仏「地震の首根っこを押さえつける?要石」

【概略】400字
 山からふもとに下りると、神社の境内などに「要石」という

石を見かけます。要石は地震除けの神。地震、雷、火事、おやじ……。おやじ

の威厳がなくなったいま、たとえは古くなってしまったが、やはり怖いもの

のトップは地震です。


 要石は地震除けの神。地震、雷、火事、おやじ……。おやじの威厳

がなくなったいま、たとえは古くなってしまったが、やはり怖いもののトップ

は地震です。



 大昔から地震は地下のナマズが暴れるからだと思われていました。事

実、地震が来るときはナマズが騒ぐといわれ、反応を研究している学者も

いるとか。そのナマズの首根っこを押さえつけ、動きをとめたのがこの要

石(かなめいし)。



 地震除けの神として祭られています。この石は各地の神社にあるが、と

くに有名なのが茨城県鹿島市鹿島神宮の境内にあるもの。いい伝えによ

ると、日本列島の地下には大ナマズがいて鹿島神宮の下で頭と尾が合

わさっている。それをこの要石で打ち込んであるのだという。



 直径25センチの石は石垣で囲まれ、鳥居が建てられ、しめなわも張ら

れています。要石の深さははかり知れず、中で根を張っているという。

……【詳細文】は作者のページ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/sekibutsu/sekibut05.html
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山のはなし「西丹沢・切通峠の奇妙な鼻息」

「西丹沢・切通峠の奇妙な鼻息」

【概略】
 古い話で恐縮です。西丹沢切通峠は山梨・神奈川の両県境の稜線

にあり、山中湖と富士山を望む絶好地。かつては相模・甲斐・駿河

の三国で入会権の争いがあった所。



 とくに平野地区と神奈川県世附地区の争いは激しかったという。

峠の東側・切通沢の源頭は小平地で、先年、仲間で野宿したところ。

乱舞するホタルが見事でした。



 数年後、一人で立ち寄りました。夜が更けるといろいろな動物が

水を求めてやってきてテントのまわりを徘徊します。いつものこと

です。



 そのうち見慣れないものを見て興奮したか、ひときわ鼻息の荒い

動物が近づいてきます。悪かったよ、一晩だけ頼むよ。しばらく様

子を見ていたが無害だと思ったのか、やはり鼻息をたてながら去っ

ていきました。



 あれは一体何だったのでしょう。イノシシか?

・神奈川県山北町と山梨県山中湖村との境。


……【さらに本文】は筆者のページ(toki.moo)で↓
http://toki.moo.jp/merumaga/tanzawa/tanzawa01.html




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山の文化伝承に遊ぶ「奥多摩駅前の愛宕山」


山の文化伝承に遊ぶ「奥多摩駅前の愛宕山」

【概略】
 山頂に建つ愛宕神社は、京都の愛宕神社の末社。愛宕山といえば

火防と天狗の山。本家の京都愛宕神社には日本八天狗の大親分栄術

太郎坊がいることになっています。



 この太郎坊が天狗になる前は、弘法大師の十大弟子のひとり真済

上人だったという。染殿皇后に恋慕し焦がれ死にした怨念が凝って

天狗になったという説もあります。



 こんな訳で当然奥多摩の愛宕神社も火防と天狗の山。その証拠に

山頂鳥居の前に大天狗と烏天狗の石像が建っています。



 奥多摩町鳩ノ巣で見かけたお札にも、大天狗烏天狗像の絵と一緒

に「武蔵国調布氷川 火防盗賊除 開運御守護 愛宕神社御眷属」

の文字が描かれていました。祭神は火産霊神になっていますが、も

とのご神体は自然石だったそうです。


・東京都奥多摩駅町


……【さらに本文と出典】は筆者のページ(toki.moo)で↓
http://toki.moo.jp//merumaga/octama/oct-01.html



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