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山の民俗伝承ひとり画ってん。こんな話も大まじめ「奥多摩にも大天狗がいます」


▼山の民俗伝承ひとり画ってん「奥多摩にも大天狗がいます」

【概略文】400字
 奥多摩御岳山は奈良時代の天平19年(741)、行基菩薩が奈良県吉
野の金峰山にならって蔵王権現をまつりました。

 そのため、この山を「御岳」といったのだといいます。その上ご
ていねいに岳の下に山をつけて御岳山になりました。

 奈良の吉野金峰山は修験道のメッカ。小桜坊という天狗がいるこ
とになっています。

 そこを模したこの山にも当然天狗がすんでいることになっていま
す。その名を桜坊というそうです。

 御岳山の天狗の腰かけ杉のわきから右へあがり、男具那社(おぐ
なしゃ)の祠の裏を登ると奥の院に出ます。

 この20坪ばかりの平地に建っている祠に大天狗、小天狗、桜坊
の三座がまつられているという。

 さすがに古い祠で、崩れそうで、近よりがたい威厳?を持ってい
ました。

 なお岩石園入り口にも天狗岩があり大天狗、小天狗像が建ってい
ます。
・東京都奥多摩町


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某月某日 山の民俗伝承に遊ぶ【ひとり画ってん】「北ア・燕岳とツバメ娘」


▼山の民俗伝承に遊ぶ【ひとり画ってん】「北ア・燕岳とツバメ娘」

【概略】
 燕岳の近くの谷に娘が一人、親もとを離れて住んでいました。あ
る日使いが来て「母親が亡くなった。早く来い」。

 娘は「すぐ行く」といって、着物を着替えたり化粧したりしてい
ました。

 そのうち「母親の葬儀をするからすぐ来い」との使い。娘は「も
う少し首のまわりにおしろいをぬってからすぐ行きます」。

 お寺では葬儀を終わらせひつぎを土の中に埋めました。そこへや
っと娘がやってきました。「もう埋めてしまった」。人々がいいまし
た。

 それを聞いて娘は、ワアワア泣きながら土を掘りはじめました。
掘った土がたまると、それを食ってはまた掘っていきます。

 そのうち娘の体がだんだんツバメの姿になっていきました。ツバ
メは毎日毎日。土を掘っていましたが、冬になり雪で凍え死に、と
うとう燕岳になったという。

 そのためツバメはいまも土を食っているのだということです。
・長野県安曇野市と大町市との境。

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山の伝承ひとり画ってん「丹沢・大山の天狗さん」


山の伝承ひとり画ってん「丹沢・大山の天狗さん」


【概略文】
 丹沢の大山は天狗の山でもあります。大天狗や小天狗が数多くす
む中で、その大親分が「相模大山伯耆坊」という大天狗。「日本の
八天狗」にも名を連ねています。

 伯耆坊というのは、名前の通りもと鳥取県の伯耆大山にいたから
ついた名です。この山には、はじめ土地の名前・相模坊という天狗
がいたそうです。

 この相模坊が平安末期、香川県の白峰山に山移りし、次いで伯耆
大山から伯耆坊が移住したというのです。その伯耆坊の祠がケーブ
ル不動前駅の大山寺に鎮座します。

 昔は下社のとなりにありましたが、明治初年の神仏分離以来荒廃
の一途。その後、残っていた礎石を使って昔通りの再建したという
ことです。
・神奈川県伊勢原市。


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むら里の伝承ひとり画ってん「ナンダカもはやの犬神さま」


▼むら里の伝承ひとり画ってん「ナンダカもはやの犬神さま」

【概略文】
 昔は犬神もいると信じられていました。生きた犬を土に埋めて首
だけを出し、腹がへったころ鼻先に飯や漁肉をおきます。犬が餌を
なんとか食おうとして首をのばし、精神を集中した瞬間に、その首
を打ちおとし、まつるとその霊は犬神となり主人の心のままになる
というスゴイもの。

 この神はキツネつきなどと同じ、つきものの一種で、主人(犬神
使い)が他の人をうらんだりすると、すぐその人に取りついて病気
にさせたり、害を与えたりするという。ナンダカもはや……のたま
げものです。

 犬神は一度主人にまつられ、つくと子孫にも代々離れず、伝わっ
ていくといいますが、いまではこんな話、幼稚園児にも笑われてし
まいますよね。一方、お犬信仰というものがあります。お犬さまと
はオオカミのこと。

 オオカミは大神(おおかみ)で神聖な動物として、埼玉県の三峰
山や静岡県の山住神社などのように神の使いとしてまつる所もあり
ます。

▼さらには説明【本文】と【画像】をどうぞ。↓
http://toki.moo.jp/merumaga/inakamijo/inajo-01.html





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-▼山の歴史伝承に遊ぶ【ひとり画ってん】-
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むら里の奇神変神「口惜しくても歯ぎしりできない浦島太郎神」


▼むら里の奇神変神「口惜しくても歯ぎしりできない浦島太郎神」

【概略文】
 長野県、木曽川河原「寝覚ノ床」に浦島太郎伝説があります。竜
宮城へ婿入りした太郎はある時遠くから聞こえる鶏の鳴き声に、に
わかに故郷を思い出します。

 浦島は乙姫の父王に許されて帰国しますが、着いたところが、故
郷と似ても似つかぬ木曾の深山幽谷の中。乙姫は谷川の流れ、咲き
乱れる草花、小鳥のさえずり、さわやかな風に大喜びです。

 しかし、月日が経ち土地になれるに従い、ふたりは些細なことで
もけんかをするようになり、ついに乙姫は竜宮城に帰ってしまいま
す。浦島は乙姫が恋しく谷川を歩き回ります。

 そんな時、ふと岩陰に見つけた乙姫が持っていた玉手箱。浦島が
ふたを開けると立ちのぼる紫の煙。太郎はたちまちおじいさん。「浦
島ははぐきをかんでくやしがり」という川柳もあります。

 開けて口惜しき玉手箱……。なんとも歯ぎしりしたいところです
が、太郎も歯が抜けたご老人。土手をかみ合わせるだけだったとい
うことです。
・長野県上松町


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