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むら里の神仏「弓削道鏡」


▼むら里の神仏「弓削道鏡」

【略文】
 奈良時代後期の僧で、女帝孝謙天皇に寵愛された弓削道鏡も、神
としてまつられています。熊本県には、上弓削神社、下弓削神社が
あり、浮気封じの祈願のために訪れる人が多いという。

 また福岡県には「弓削神社」祭神は道鏡だという。愛媛県にも「弓
削神社」があって、海に面して鳥居があり、浜を「法皇ヶ原」とい
います。また孝謙天皇とセットでまつられている神社や塚・祠は、
全国各地合わせると70数ヶ所にのぼります。

 このふたりは山にも関係しています。南アルプス北部の鳳凰三山
はひっくるめて鳳凰山とも呼んでいます。ここもこのふたりに関係
のある山です。

 山名の由来に、奈良法皇からの法皇(鳳凰)山説があります。昔、
奈良法皇(孝謙上皇とも弓削道鏡ともいう)が病気治療のため、鳳
凰山のふもと山梨県早川町奈良田地区へ滞在し、この山に登り安産
を祈って地蔵を安置したとしています。

▼さらには説明【本文】と【画像】をどうぞ。↓
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奥多摩漫歩゚「雲取山」


「雲取山」

【概略】400字
 東京の屋根といわれる雲取山。東京都の山の中では最高峰。雲
取山とはこのあたりで最も高い山なので雲に隠れやすいためとか、
サルオガセなどのついた幽幻な森林があるからなどの説がありま
す。

 また、江戸時代の地誌『新編武蔵国風土記稿』には「ただ雲を
も手に取るばかりの山なればとてかく号せり」とあります。明治
中期の『武蔵通誌』(山岳編)には大雲取山の名が、その他雲取ヶ
岳・雲採山などの名があるという。

 小暮理太郎は「山の憶い出」のなかで「平地に波瀾を起こした
幾多の小山脈が、彼方からも此方からもアミーバーの偽足のよう
にからみ合って、いつとなく五、六本の太い脈に総合され、それ
がさらに統一されてここに初めて二千メートル以上の高峰となっ
たものが雲取山である。

 甲信武甲の国境を東走してきた秩父山脈は、どの道この辺でこ
の位な高度の山を掉尾(とうび)にふるい起こして、武蔵野に君
臨せしめねばならないはずだ」と、述べています。なんとも気持
ちのいい文章です。


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某月某日 山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん】日光白根山が暴れ山になった理由」


▼山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん】「日光白根山が暴れ山
になった理由」

 奥日光の白根山は、南東直下に神秘な五色沼が水を湛え、さらに
その西に弥陀ヶ池があり、毎年シラネアオイが華麗な花を見せてく
れます。

 五色沼の東隣には前白根山がそびえ、その北側には金精山が控え
ています。白根山は妻(どの山か不明)を金精山に奪われたという
話があります。それ以来、白根山はやけのやんぱちになり、すっか
り暴れ山になったという。

 約5300 年前以降から、周辺に堆積物を残すような噴火が少なく
とも4回以上発生しています。五色沼や弥陀ヶ原は白根山の火口湖
だそうです。

 さらに問題なのは金精山。金精山は峠に金精神社をまつってある
ほどの精力絶倫の山であります。白根山の女房を横取りしたあと、
こんどは男体山の女房・女峰山をねらっているらしいといううわさ
があります。

 お~い、男体山よ、気をつけた方がいいぞ。
・栃木県日光市と群馬県片品村との境。

……さらに【本文】と【イラスト】は→
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某月某日 天狗の山々「栃木県古峰ヶ原」


▼天狗の山々「栃木県・古峰ヶ原」

 古峰神社は、もと山伏の道場でしたが、明治の廃仏棄釈で神道に
切り替えた神社。しかし参拝者は古くからの天狗がお目当て。天狗
の名は隼人坊。

 大峰山の前鬼後鬼の子の妙鬼童とされ、山伏宿の石原家は代々前
鬼隼人坊を名乗り、祖先はこの妙鬼童だとされています。

 江戸時代の文政7年、水野出羽守が日光奥山の天狗たちに、古峰
ヶ原の隼人坊の名で「来年、将軍家が日光に来るので山中の天狗は
当日は他の山に撤去するよう」との高札を建てた文書が残っていま
す。

 家康の化身だという日光の天狗・東光坊が押さえきれなかった天
狗たちも隼人坊にはかなわなかったというエピソードです。

 ここは三つの石が重なっている古峰神社の奥社。抜けるような青
空。ベンチに陣取りガスに火をつけます。

 ラーメンがやたらとうまい。時間が止まったようなひとときでし
た。
・栃木県鹿沼市

▼古峰ヶ原三枚石【データ】
【所在地】
・栃木県鹿沼市。東武鉄道日光線新鹿沼駅からバス、終点古峰神社
下車。さらに歩いて2時間で三枚石。お堂と石碑、ベンチなどがあ
る。地形図に三枚石の地名と鳥居マークのみ記載。
【位置】
三枚石:北緯36度38分19.48秒、東経139度30分34.32秒
【地図】
・2万5千分の1地形図「古峰原(宇都宮)」
【参考】
・『山岳宗教史研究叢書・8』(日光山と関東の修験道)宮田登・宮
本袈裟雄編(名著出版)1979年(昭和54)
・『図聚 天狗列伝・東日本編」知切光歳著(三樹書房)1977年(昭
和52)
・『天狗の研究」知切光歳(大陸書房)1975年(昭和50)

……さらには【ゆ-もぁ画・本文のページ】へ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/temg/temg07.html

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むら里の神仏「成長する石、子供を産む石・石神さま」


▼むら里の神仏「成長する石、子供を産む石・石神さま」

【概略文】(400字)
 山里の道のわきや、神社などに石神(いしがみ)がまつられてい
ます。石神は「いしがみ」とか、「しゃくじん」ともいいます。

 古代から人々は、石には神霊が宿るという考えられていたようで
す。そのため、それに関係ある石神、高石神(たかいしがみ)、石
神井(しゃくじい)という地名があちこちにあります。

 石神には、神の依代(よりしろ)としてまつる石と、石そのもの
に霊力があるとするものがあります。神の依代になっているものは、
神が座って休息したという、御座石や腰掛石、休み石です。

 また、神の像が石に影を落としたとされる影向石(ようごうせき)
なども全国的にあり、それぞれ神聖視されています。石神にはその
他、村や峠の境界に鎮座して、村の外からくる疫病を防除する役目
のものもあります。

 これは後々道祖神や地蔵などにつながる信仰だそうで、丸い石や
自然石をまつっています。また耳の病気を治すため、穴のあいた石
を奉納する耳の神、いぼ神やぜんそくの神もあります。

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