むらの奇神怪神変神たち「山梨県・茅ヶ岳の怪人たち」
▼むらの奇神怪神変神たち「山梨県・茅ヶ岳の怪人たち」
【概略文】(400字)
茅ヶ岳は、本峰のほか金ヶ岳、金ヶ岳南峰、大明神岳など4つの
ピークがあります。茅ヶ岳と金ヶ岳との間は歩いて40分という近さ
です。
このふたつ山・茅ヶ岳に孫右衛門天狗が、また金ヶ岳には新左衛
門仙人がいて、お互いに仲が悪いという。孫右衛門はある時、山の
中で、仙人が碁を打っているのを見ているうちつい夢中になってし
まいました。
気がついて家に帰ってみたら、まわりは知らない人ばかりになっ
ていました。すでに3代もの時が過ぎていたのでした。それ以来、
人づき合いがうまくいかず、山の中での生活をするようになったと
いう。
一方、金ヶ岳の新左衛門は仙人だともいわれます。新左衛門はこ
の山に住んでからすでに数百年。やはり自由に空を飛べ、雨や風、
雷なども自由にあやつるという。怒ると鬼のような姿になるという。
『本朝神仙記伝』という本は、「時に或(あるい)は風雨雷電を
起す。農家、渠(かれ)が怒りを恐れて、新左衛門と云ふ名を付け
たり」とあります。
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-▼山の歴史伝承に遊ぶ【ひとり画ってん】-
山旅イラスト通信【ひとり画展】読者メンバー募集
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-▼【CD本】(パソコンでご覧下さい)-
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・(1:『伝説の主人公』
・(2:『丹沢・山ものがたり』
・(3:『薬になる野菜』
・(4:『ふる祭歳時記』
・(5:『イラスト人の一生事典』
・(6:『山の神々いらすと紀行』
・(7:『イラスト家庭行事事典』
・(8:『野の本・山の本』
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- 2018年10月05日
- 未選択
▼「山と溪谷」誌に紹介されました」
▼「山と溪谷」誌に紹介されました」
【概略】
いま発売中の「山と渓谷」誌・10月号に、山旅通信【ひとり画
展】が紹介されました。
【ひとり画展】とはひとり合点の意。各地の山の民俗や伝説・歴
史・民話を訪ね歩き、資料をもとに勝手に制作した漫画文通信です。
はがきに印刷してご希望の方に郵送しています。本文には資料出所
も明記してあります。
1983(昭和58)年ごろ、印刷手段としてプリントゴッコを購入し
番号を振りはじめました。
1993年(平成5)から毎月発行するようにしました。2000年(平
成12)ごろ、パソコン、スキャナーを購入、プリンターで印刷し
始めました。ご希望の方には郵送しています。詳しくは下記を。
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(1971年(昭和46)創刊)
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(バッグ、Tシャツ・コーヒーカップ)
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- 2018年09月27日
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いなかの奇神変神「会津磐梯山の怪物と弘法大師」
▼いなかの奇神変神「会津磐梯山の怪物と弘法大師」
400字【概略文】
かつてこの山には悪魔・怪物が住んでいて、いたずらのし放題だ
ったという。手長足長と呼ばる怪物たちは、雲を集めては会津地方
一帯に嵐を呼んで洪水をおこします。
こうして農作物を荒らされ困っている村人を見ては喜んでいたそ
うです。この話を聞いた弘法大師空海は、早速山に登り手長・足長
を小箱にとじこめてしまいました。
そして磐梯明神として磐梯山の頂上にまつり封じ込めたといいま
す。いまでも山頂に積まれた岩の間に磐梯明神の石碑が埋められ、
その肩の弘法清水わきには大師の石像がまつられています。
10月、磐梯山は紅葉がまっ盛り。裏磐梯スキー場から登りました
が、中ノ湯あたりから地元中学生の集団登山と出くわしました。
ワイワイガヤガヤ、弘法清水小屋前は押すな押すなのにぎやかさ。
山頂へ登る順番も待ちくたびれて、手長足長どころか「くび長」に
なるありさまでした。
・福島県猪苗代町と磐梯町、北塩原村との境
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-【とよだ時のイラストCD本】(パソコンでご覧下さい)-
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・(1:『伝説の主人公』 詳細は下記
・(2:『丹沢・山ものがたり』 詳細は下記
・(3:『薬になる野菜』 詳細は下記
・(4:『ふる祭歳時記』 詳細は下記
・(5:『イラスト人の一生事典』
・(6:『山の神々いらすと紀行』
・(7:『イラスト家庭行事事典』
・(8:『野の本・山の本』
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- 2018年09月23日
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いなかの奇神変神「八ヶ岳の伝説の大男」
▼いなかの奇神変神「八ヶ岳の伝説の大男」
【概略文】
昔、長野県と群馬県の山中に、とんでもない大男が住んでいまし
た。デエランボウ神といい、碓氷峠を枕に足を妙義山に乗せて昼
寝をするほどだったといいます。
大男はだんだんと勢力を伸ばし、八ヶ岳を配下にしようとやっ
てきました。ところで、かつて八ヶ岳と、その北にある蓼科山は
兄妹だったという。
デエランボウは、浅間山が吹き上げる大岩をもっこで運び、兄
の八ヶ岳の上にぶちまけました。それを見た蓼科山が大騒ぎ。怒
ったデエランボウは蓼科山を引っこ抜こうとしました。
いくらデエランボウでもそう簡単には引き抜けません。う~ん
と踏ん張った時、両足が地面にめり込んで大きな穴ができ、そこ
に水がたまり池になったのが双子池だという話です。
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・(1:『伝説の主人公』 詳細は下記
・(2:『丹沢・山ものがたり』 詳細は下記
・(3:『薬になる野菜』 詳細は下記
・(4:『ふる祭歳時記』 詳細は下記
・(5:『イラスト人の一生事典』
・(6:『山の神々いらすと紀行』
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- 2018年09月19日
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某月某日 山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん」「マツムシソウは何年草? 高山植物・タカネマツムシソウ」
▼山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん】「マツムシソウは何年
草? 高山植物・タカネマツムシソウ」
【概略】
片思いのため一人淋しく死んでいった娘を憐れんだ神はその魂を
マツムシソウに宿らせたと西欧伝説にあります。
マツムシソウは「越年草」だという。秋、花が終わると種子を地
面に落とし、発芽。ロゼットの形で冬を越して次の年花を咲かせま
す。そのため越年草(冬型1年草)だという。
しかし、秋の高原ではすでに根と大きなロゼットが育っている株
が多い。しかもロゼットは枯れかけた下の葉と、上の新しい葉の2
層になっているという。
枯れかけたロゼットは、越冬してから夏の成長期を過しているら
しい。そのためここのマツムシソウは越年草ではなく2年草だとい
う。
さらに花が咲いた株の根茎に新しいロゼットができていることも
あり、これでは多年草です。
このように、植物の生存期間は種によって決まり切っているわけ
ではないという。専門的ですが面白い話ですね。
高山植物のタカネマツムシソウは、マツムシソウの変種。親種よ
り花がひとまわり大きくあざやかな青紫色をしています。
・マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草
……さらには→
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▼【とよだ時】のイラストCD本(パソコンでご覧下さい)
・1『いなかの神さま・仏さま』 詳細は下記
http://toki.moo.jp/cd-books/inakami/index.html
・2『丹沢・山ものがたり』 詳細は下記
http://toki.moo.jp/cd-books/tanzawa/index.html
・3『薬になる野菜』 詳細は下記
http://toki.moo.jp/cd-books/kusuyasa/index.html
・4『ふる祭歳時記』 詳細は下記
http://toki.moo.jp/cd-books/hurusai/mainfram.html
・5『イラスト人の一生事典』
http://toki.moo.jp/cd-books/hitoisho/hitoisho.html
・6『山の神々いらすと紀行』
http://toki.moo.jp/cd-books/kamikiko/kamikikoh.html
・7『イラスト家庭行事事典』
http://toki.moo.jp/cd-books/kateigyo/kateigyoji.html
・8『野の本・山の本』
http://toki.moo.jp/cd-books/nonohon/nonohon.html
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- 2018年09月13日
- 未選択