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いなかの奇神変神「栃木・庚申山の子連れ怪人」


▼いなかの奇神変神「栃木・庚申山の子連れ怪人」

【概略文】
 庚申山は庚申塔の総本山。江戸時代後期、埼玉県のいまの北川辺
町麦倉に住んでいた医師・鈴木弘覚が薬草採りに入山したという。
そしてて数日、谷川の岩陰で不思議な親子連れが水浴びをしている
のを目撃しました。

 長い髪を垂らし、腰には木の葉のようなものをまとっているだけ
の裸です。息を呑んで見入っているうち、やがて3人は連れだって
木立の中に消えていったという。

 同行の土地の老案内人は「30年前木こりの先輩と彼らを見たがそ
の時は子どもはいなかった」と話したという。どうやらその後、怪
人たちの間に子供が産まれていたらしい。

 鈴木弘覚は江戸後期の人。庚申山弘覚坊とも呼ばれた篤志家で医
療のかたわら、師弟に学問を教え、農林振興にも寄与、大いに慕わ
れ敬われたという。明治27(1894)年、72歳で没すると里人はその
徳を讃え、功徳碑を建てたそうですがまだ確認していません。

▼さらには説明【本文】と【画像】をどうぞ。↓
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・(6:『山の神々いらすと紀行』
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・(8:『野の本・山の本』
http://toki.moo.jp/cd-books/cd-books.html
★その他の本は下記をご覧下さい。
 http://toki.moo.jp/baiten
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某月某日 山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん」「鎌倉時代、日光にあらわれたUFO」


▼山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん】「鎌倉時代、日光にあら
われたUFO」

【概略】
宮城県丸森町にある修験寺院・宗吽院に残る「宗吽院文書」、「宗吽
院史」に不思議な話が載っています。このお寺の第19世管主に、
義山法印という偉いお坊さんがいたという。

鎌倉時代はじめの建仁元(1201)年の生まれ。若いころは各地の山
々を修行して歩いていたという。ある時、日光の山奥で熱心に修行
をしていると、突然空中から光り輝く白い雲のような物体が山の中
腹に降りてきました。

義山はなおも修行をつづけていました。すると白い物のなかからこ
の世のものとは思えない異人があらわれて、手招いています。

そこでその中に入ってみると、異人は義山になにやら不思議な術を
教えたという。

それからというもの義山法印は歳をとらなくなり、文保2年(1318
・鎌倉時代後期)1月20日、118歳まで生きましたが、その間、100
歳を過ぎても山岳修行するほど元気だったという。

……さらに【本文】は→
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi10.html

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▼【とよだ時】のイラストCD本(パソコンでご覧下さい)
・(1:『いなかの神さま・仏さま』(初版) 詳細は下記
  http://toki.moo.jp/cd-books/inakami/index.html
・(2:『丹沢・山ものがたり』 詳細は下記
  http://toki.moo.jp/cd-books/tanzawa/index.html
・(3:『薬になる野菜』 詳細は下記
  http://toki.moo.jp/cd-books/kusuyasa/index.html
・(4:『ふる祭歳時記』 詳細は下記
  http://toki.moo.jp/cd-books/hurusai/mainfram.html
・(5:『イラスト人の一生事典』
 http://toki.moo.jp/cd-books/hitoisho/hitoisho.html
・(6:『山の神々いらすと紀行』
 http://toki.moo.jp/cd-books/kamikiko/kamikikoh.html
・(7:『イラスト家庭行事事典』
 http://toki.moo.jp/cd-books/kateigyo/kateigyoji.html
・(8:『野の本・山の本』
 http://toki.moo.jp/cd-books/nonohon/nonohon.html




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某月某日 山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん」「南アルプス最北の低山・山梨県釜無山」


▼山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん】「南アルプス最北の低
山・山梨県釜無山」

 観光地化された入笠山の陰に隠れ、また山頂が黒木などに覆われ
て眺望に恵まれていないためもあって訪れる人は少ない釜無山。

 大阿原湿原を経由して釜無山に向かいました。林道作業のクルマ
が2、3走る舗装道路を進むと登山口がありました。

 標識に導かれ山中に入りました。導かれてとはいっても生い茂っ
て地面も見えない笹の中にわずかな踏みあとがあるだけ。

 まるで笹の波を泳いでいくようです。そんな中目の前がパッと開
け、前方になだらかな山頂があらわれました。

 ササの葉だけがゆれています。あとは道なりに進むだけ。平らな
山頂は黒木に覆われて眺望はありません。

 これで西側が開ければ中央アルプスが目前なのにもったいないこ
とだと三角点を触りながら思ったことでした。
・長野県伊那市と富士見町との境
……さらには→
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi04.html

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某月某日 山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん】「丹沢・お塔の山塔ノ岳」


▼山の伝承・伝説に遊ぶ【ひとり画ってん】「丹沢・お塔の山塔ノ岳」

【概略文】
 東京付近の人なら誰でも一度は登ったことのある山・丹沢の塔ノ
岳。かつて、この山の頂上北西側に尊仏と呼ばれる突き出た塔のよ
うな形の大岩があり、拘留尊仏(くるそんぶつ)という仏さまをを
まつってありました。塔ノ岳の名はそこから来ているといいます。

 ここはかつては5月15日がお祭りで、村人は稲、麦、粟、陸稲
などの穂を持って登りお塔に供え、種子を交換しあったという。

 また、お塔の下の土を掘り持って帰り、田畑にまいて豊作を祈っ
たりしました。

 しかし、この岩も土を掘りすぎたのか、1923年(大正12)の関
東大震災の翌年の1月15日、再び起こった地震にもろくも、コナ
ゴナになって北西側の大金沢にくずれ落ちてしまったそうです。

 いまは岩の根元だけが残って、春になるとコイワザクラがびっし
り花を咲かせ、訪れる登山者を楽しませてくれます。
・神奈川県秦野市と山北町、清川村との境。

……さらには→
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi07.html

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某月某日 天狗仙人妖怪ばなし008号「天狗も引っ越しをする」


▼天狗仙人妖怪ばなし008号「天狗も引っ越しをする」

【序文】
天狗は時々自分がすんでいた山から別の山に移りすむという。これ

を「天狗の山移り」というそうです。

たとえば、神奈川県の丹沢の相模大山の天狗は、相模大山伯耆坊と

いうそうです。

伯耆坊という名前の通り、もとは鳥取県の伯耆大山にすんでいた天

狗だという。

ほかにもこのような話があり、それを「天狗の山移り」というとか。

……さらには【ゆ-もぁ画・概略文】へ↓
http://toki.moo.jp//merumaga/temsen/temsen08.html

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