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もっと山の楽しみ「富士山と三猿」


「富士山と三猿」

【概略説明】
 見ざる言わざる聞かざるの三猿(さんざる、
さんえん)の像は、日光陽明門や庚申塔にも
刻まれています。これは古代インドから鎌倉
時代以降に日本に伝来、絵画や彫刻の題材に
なったという。また天台の不見・不聞・不言
の三諦を猿の形にしたとの説もあります。

 その三猿伝説が富士山にもあるのです。咲
き誇るサクラの花のような木花開耶姫。その
美しさのとりこになった男神たちは姫のもと
へと通い詰めるのでした。姫はそれを誇りに
している自分に気づきました。

 花の美しさは散りゆく時。その一瞬のはか
ない美をこのまま地上で散らしてはならない
と考えました。姫は白馬に乗り、富士山に向
かいました。途中3匹の猿があらわれ案内し
たという。

 開耶姫は山頂に着くと猿たちに向かい「私
がここにきたことを誰にもいってはならぬ
ぞ」といい残し、天に昇っていきました…。
3匹は、姫からいいつけられたとおり、三戒
のうちそれぞれひとつずつのことを守りまし
た。三猿伝説は富士山にもあったのです。

【説明本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate07.pdf

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★『全国の山・天狗ばなし』天狗とはなんだ?
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ヤマケイ新書『日本百霊山』(山と渓谷社)
★ヤマケイ『日本百霊山』ホームページ
https://www.yamakei.co.jp/products/2816120561.html
(山の伝説伝承神話のはなし)
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▼もっと山の楽しみ「箱根明神ヶ岳」


「箱根明神ヶ岳」

【概略】
 神奈川県箱根の大雄山最乗寺(さいじょう
じ)は天狗で有名なお寺です。ここの天狗道
了薩埵(どうりょうさった)は最乗寺守護の
ため、南方にそびえる明星ヶ岳(924m)
に飛び去り、いまもすんでいると伝えます。

 その北西に明神ヶ岳(1169m)があり
ます。明神とは明星ヶ岳と同じに、宵の明星
にちなんだ山名だといいます。このあたりの
森は昔から相模(神奈川県)の天狗たちのた
まり場で、夜な夜な酒盛りをしていたという。
その時の踊りの笛や太鼓の音がよく聞こえて
きたと伝えています。

 昔ある夏の夜、山麓に住むご八という御仁
が風呂上がりのまま、行方不明になってしま
うという事件がありました。村をあげて山中
を探しましたがどうしても見つかりませんで
した。

 それから3年過ぎたある日、お寺から坊さ
んを呼んで法事の準備をしていると、うす汚
い格好をして本人が帰ってきました。驚いた
村人たちが「いまお前の法事の準備をしてい
たんだ。いままで何処へ行っていた」と聞く
と、ご八は3日間だけ天狗と酒盛りをしてい
たといいます。

 明神岳の天狗たちはときどき里から村人を
さらってきては酒盛りの相手をさせていたと
いうことです。
・神奈川県南足柄市と箱根町との境

【説明本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate06.html

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▼山の伝承・神話に遊ぶ「奈良県十津川村五百瀬・南北朝時代の遺跡腰抜田」


「奈良県十津川村五百瀬・南北朝時代の遺跡腰抜田」

【概略】
 2004年(平成16)に世界遺産に登録された
熊野古道。その高野山から熊野本宮に続く小
辺路・奈良県十津川村五百瀬地区に「腰抜田」
という石碑があります。ここは南北朝時代、
大塔宮護良親王が北朝方から逃れて、吉野へ
落ちる時に通ったところ。
 その時、芋瀬の荘司に助けを頼みました、

すでに幕府からの達しが届いていました。「本
来なら親王を捕らえねばなりませぬが、それ
はあまりにも忍びない。戦って逃げられたと
いうことにしたい」。

 ついては証拠として錦の旗を置いて行くよ
うにとのこと。親王は、旗を置いていきまし
た。しばらくして家来の村上彦四郎義光がや
ってきました。

 義光は、荘司の館に錦の御旗があるのを見
つけ、激しく怒り荘司の家来を田んぼの中に
投げ飛ばします。家来はそのまま腰を抜かし
たので、そこを腰抜田というようになったと
いうことです。


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【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate02.html

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▼山の伝承・神話に遊ぶ「北ア・奥穂高岳の祠と物草太郎」


「北ア・奥穂高岳の祠と物草太郎」

【概略】
 奥穂高山頂にある祠の祭神は綿津見命とその子
・穂高見命、瓊瓊杵尊となっています。しかし、
ちまたではもっぱら物草太郎をまつっていること
になっています。

 物草太郎が信濃の中将に出世して京から帰って1
290歳まで生き、死後、物草太郎ははおたがの大明
神に、妻はあさいの権現になってあらわれたと「御
伽草子」という本に書かれています。

 「おたが」の明神とは、「愛宕」とか「御多賀」
といわれてきましたが、普通は「穂高」の訛りだ
というのが一番広く使われているそうです。

 江戸時代の松本藩の総合書『信府統記』に、文
徳天皇の世に信濃の国の信濃中将という人が穂高
神社を造営した人で、これこそ物草太郎と称えた
人。

 当社のうちに若宮大明神の宮がありこの中将を
まつっている、とあります。いまでも穂高神社を
俗に物ぐさ太郎の宮といい、太郎の塚もあります。

【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate01.html

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▼山の伝承・神話に遊ぶ「南ア赤石岳・南朝の親王を埋葬した?大聖寺平」


「南ア赤石岳・南朝の親王を埋葬した?大聖寺平」

【概略】
 南北朝時代の南朝後醍醐天皇の皇子・宗良親王
は足利氏調伏を祈るため、赤石岳によく登ったと
いいます。大聖寺平は大小寺平とも書くそうです。

 『山の傳説』によれば「山でなくなられた良月
親王の遺骨を足利勢に奪はれることを恐れた南朝
の遺臣が遺骨をこゝまで背負ひあげて埋葬申し上
げたと里人は云ってゐる」とあります。

 また「一説には親王の御守刀の大小(刀)を埋
めたから大小寺平であるといふ人もある」とも書
いてあります。吉野朝廷を開いた後醍醐天皇は、
地方武士を掌握するため、その皇子たちを各地方
に派遣しました。

 『日本史諸家系図人名辞典』では、天皇には皇
子が8人いるとされますが8番目の記載してある
後村上天皇も第7(または第8)皇子かはっきり
しないような状態です。

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