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▼「伝承と神話の百名山・29」至仏山」

▼「伝承と神話の百名山・29」至仏山」

【説明概略略文】
 燧(ひうち)ヶ岳とならんで尾瀬のシンボ
ルといわれる至仏(しぶつ)山は、「仏に至
る」と書くありがたいお山です。

 古名を「四佛山」といい、仏教用語で、四
方四仏の略なのだそうです。

 ところが調べてみると、この山名は仏教に
は関係ないとありました……。

 「シブツ」の名の出どころは、この山の北
西から突き上げる尾瀬ヶ原の猫又川の支流ム
ジナ沢に関係があるらしい。

 この沢の岩は、「かんらん岩」という岩で、
風化すると黄褐色や赤褐色になるのだそうで
す。

 そのため、とどこおる意味の「しぶる」か
らか、柿渋を連想するからか「渋ッ沢」とも
呼ばれ、この「シブツ」が転訛して至仏にな
ったといわれます。

 山ろくには平安時代の武将・八幡太郎義家
や、安倍貞任(さだとう)の弟の宗任(むね
とう)の話がよく出てきます。

 「前九年の役」で敗北した宗任が京へ送ら
れる途中、ふもとの藤原地区を通りました。

 その時、あとを追ってきた一族がそこに住
みついたといいます。
・群馬県利根郡みなかみ町と片品村との境。

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https://toki.moo.jp/mail-maga/100den/100den09.html

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・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『ふるさとの変な神々』
・05『野の本・山の本』

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「伝承と神話の百名山・28」燧ヶ岳

「伝承と神話の百名山・28」燧ヶ岳

【説明概略文】
 燧ヶ岳の山頂部分は、俎嵓、柴安嵓、
みのぶち岳、赤なぐれ山との四峰。山名
は俎嵓の雪渓に出る、鍛冶屋さんが使う
鍛冶ばさみ(火打ち鋏)の雪形からとい
います。尾瀬の伝説です。鎌倉時代末期、
倒幕計画が発覚した「元弘の変」のころ
のお話しです。

 ある時ひとりの公卿が、大勢の鎌倉武
士に連れられてきて、打ち首にされる事
件がありました。その後美しい姫が父を
訪ねてやって来ました。ここでふたりは
恋に落ち結ばれました。

 この万里姫の父は、後醍醐天皇の側近
の藤原季房卿。鎌倉幕府討幕計画にかか
わった罪で、兄とともに東国へ流された
という『太平記』の記述…。これが先述
の万里姫の伝説につながるものだとして
います。・福島県南会津郡檜枝岐村。

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▼「伝承と神話の百名山・26」平ヶ岳

▼「伝承と神話の百名山・26」平ヶ岳

「平らな平ヶ岳」「塗桶岳」「木暮理
太郎『山の憶い出』の山」「玉子石」
「水中で発見、銀山平の銀鉱石」「み
なかみ町藤原と藤原泰衡」「安倍貞任
・宗任と藤原集落」など……


【概略説明文】
 平ヶ岳は名前のように山頂が平ら
で、眺望は360度、湿原地帯には高山
植物咲き誇る山。山上の木道を姫ノ池
から西に進むと、玉子石という丸い岩
があらわれます。

 まるで誰かが彫ったような卵形の石
が、石の台に乗っています。「玉子石
と土台の岩はひと続きの花崗岩で、節
理にそって風化が進み、芯が丸く残っ
たもの」だそうです。

南麓の群馬県みなかみ町藤原にはこん
な伝説があります。昔、陸奥の藤原泰
衡の一族はひそかに逃げ切り、山道を
たどり、はるばるここまでやってきて
この地に定住。

 年月が経るに従い、一族は次第に繁
栄し勢力を張るようになり、里の名を
「藤原村」と称するようになったとの
ことです。また安倍貞任に関連した話
もあります。・群馬県みなかみ町と新
潟県魚沼市との境。

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▼伝承と神話の百名山・23「会津駒ヶ岳」

▼伝承と神話の百名山・23「会津駒ヶ岳」


【説明概略文】
 会津駒ヶ岳も馬の雪形に由来してい
ます。雪形は黒馬と白いものがあり、
またこどもが遊ぶ独楽の形も出るとい
います。山そのものが信仰の対象で、
山には駒岳大明神がまつられ、ふもと
の檜枝岐村にも駒形神社もあります。

 打倒平氏の戦いで宇治川の合戦で敗
れたという高倉宮以仁王(たかくらの
みやもちひとおう)の伝説もあります。
以仁王は、実は生きていて、奈良路か
ら近江の信楽に逃れ、東海道を下って
甲斐、信濃、群馬県沼田に出て戸倉(群
馬県片品村)から桧枝岐に入ったとい
うのです。

 そして楢原村に達すると、ここに逗
留、叶津から八十里越(新潟県)を経
て越後国に出たとなっています。その
道々には、高倉宮にちなむ墓や廟、神
社があちこちに残っています。しかし、
これほど確かな文書が残っているにも
かかわらず、新潟県に入るとその痕跡
は薄くなり、次第に途絶えてしまうの
は一体どうしたことでしょう??・福
島県南会津郡檜枝岐村

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▼吾妻山「一切経山と白猿神伝説」

▼吾妻山「一切経山と白猿神伝説」

【説明概略文】
 吾妻連峰は、東吾妻火山群と西吾妻
火山群に分かれます。最高峰は西吾妻
山。連峰の一角にある家形山と一切経
山のふたつの山は、福島市方面から見
ると「あずま屋」の屋根に似ています。
そこで「吾妻山」との名がついたとい
う説。

 ところでふつう吾妻山といえば、最
高峰の西吾妻山を指しているとか。余
談ながら先述のようにこのあたり一帯
には、「神の使い」といわれた白猿が
いまでもすんでいて、出合うと幸せに
なれるといい、これは世界的にも知ら
れた山だとか。

 山形県側にある白布温泉は、出羽国
の荘司が重い眼病にかかり、觀音さま
に祈ったところ、夢のお告げで白布温
泉を知り、行ってみると大鷹が湯浴び
をしています。見ていると大鷹の傷は
次第に治り、元気になって飛び立って
いきました。荘司は感心して「白斑(し
らふ)の鷹湯」と命名。それが転じて
「白布」になったといいいます。

 先述一切経山は勇猛法師が一切経を
埋めた所だといます。勇猛法師は阿部
貞任だともされ、それに関係があるの
か、前九年の役で、陸奥(むつ)を追
われた安倍貞任・宗任の兄弟が、会津
に逃れてきて吾妻山に立てこもったと
いう伝説もあります。

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