山の軽口ばなし「北アルプス・三俣蓮華岳」
北アルプス「三俣蓮華岳」
【概略説明】
黒部川源流にある三俣蓮華岳。かつ
てはこの三国境の山を越中側では鷲ノ
羽ヶ岳と呼んでおり、文化年間(1804
~18年)以降になって鷲羽岳と呼んだ
という。いまのように三俣蓮華岳とい
いはじめたのは明治時代以降。なぜ「蓮
華」なのか。この「蓮華」は長野県側
の呼び方だといいます。
このあたりは信州の猟師や村人たち
がよく入っていたといいます。そんな
時、飛騨の猟師が熊を追いかけきてこ
の山でしとめました。そして熊を解体
し、クマノイ(熊の肝、胆嚢)を取り
出しました。ところがそれは熊のレン
ゲ肝(肝臓)で、猟師は知らずに食べ
ていました。それを見た信州の猟師た
ちは大笑い。
レンゲ喰(は)み、レンゲ喰みの岳、
レンゲ岳といってはやしたといいま
す。この話を聞いた名ガイドで知られ
る上条嘉門次が日本山岳会で話したた
め、この山岳会で協議して三国境にあ
るレンゲの山・三俣蓮華岳と命名した
ということです(『富山県山名録』)。
・長野県大町市と富山県富山市、岐阜
県高山市との境
【説明本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate05.html
…【広告】スミマセン。
……………………………………
【作者の本をどうぞ。
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『続・山の神々いらすと紀行』
・05『ふるさとの神々何でも事典』
・06『続・ふるさとの神々事典』
・07『野の本・山の本』ほか
・08 ↓こちらもどうぞ
▼山と渓谷社刊『日本百霊山』(電子書籍)
神仏、精霊、天狗や怪異と出会う山旅。山の愉快な知識。
<アマゾン>で
<楽天ブックス>で
『日本百霊山』山渓ホームページ
https://www.yamakei.co.jp/products/2816120561.html
…………………
投稿者【とよだ 時】のホームページ:
https://toki.moo.jp/
★おわり
………………………………………………
【概略説明】
黒部川源流にある三俣蓮華岳。かつ
てはこの三国境の山を越中側では鷲ノ
羽ヶ岳と呼んでおり、文化年間(1804
~18年)以降になって鷲羽岳と呼んだ
という。いまのように三俣蓮華岳とい
いはじめたのは明治時代以降。なぜ「蓮
華」なのか。この「蓮華」は長野県側
の呼び方だといいます。
このあたりは信州の猟師や村人たち
がよく入っていたといいます。そんな
時、飛騨の猟師が熊を追いかけきてこ
の山でしとめました。そして熊を解体
し、クマノイ(熊の肝、胆嚢)を取り
出しました。ところがそれは熊のレン
ゲ肝(肝臓)で、猟師は知らずに食べ
ていました。それを見た信州の猟師た
ちは大笑い。
レンゲ喰(は)み、レンゲ喰みの岳、
レンゲ岳といってはやしたといいま
す。この話を聞いた名ガイドで知られ
る上条嘉門次が日本山岳会で話したた
め、この山岳会で協議して三国境にあ
るレンゲの山・三俣蓮華岳と命名した
ということです(『富山県山名録』)。
・長野県大町市と富山県富山市、岐阜
県高山市との境
【説明本文】をどうぞ。
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- 2024年11月05日
- 未選択
山の軽口ばなし「奥秩父・金峰山」
山の軽口ばなし「奥秩父・金峰山」
【本文】
奥秩父の金峰山は、山梨県甲府市
と長野県南佐久郡川上村との境にあ
る山です。いまでこそJR中央本線
塩山駅から大弛峠まで車で入り、山
頂往復日帰り登山の対象なっていま
す。また山頂からすぐそこまでカラ
マツの植林がせまっていますが、か
つては奥秩父特有の原始林でおおわ
れ神秘的な山だったといいます。
この山は金峰山と書いて南ろくの
山梨県側では「きんぷさん」とか「き
んぷうさん」、また北ろくの長野県側
では「きんぽうさん」と呼ぶそうで
す。金峰山と書く山は『日本山名事
典』(三省堂)でみても10座を超えて
います。たいがいは山頂に金峰神社
が祭ってあり、奈良県吉野の金峰山
(吉野では「きんぷせん」と呼ぶ)
と関係がありそうです。
奥秩父の金峰山も山頂五丈石の基
部に金峰山神社の祠があります。国
家鎮護の霊地として日本武尊が山頂
に社殿造営。素戔嗚尊(すさのおの
みこと)と大己貴命(おおなむちの
みこと)を合祀(ごうし)したのだ
そうです。山梨県甲府市御岳町の金
桜神社の由緒(社記)によれば、こ
こはかつて金丸山といっていたとい
います。さらに飛鳥時代(文武(も
んむ)天皇のころ)になって、大和
金峰山から蔵王権現を勧請し、本宮
(山宮)と里宮にまつったため、金
峰山と改称したということになって
いるそうです。
また金峰山神社は、この山の長野
県側山ろくにも数ヶ所あります。そ
の金峰山縁起には、やはり飛鳥時代、
奈良葛城山で修行し吉野金峰山で蔵
王権現を感得したという役行者が、
中山道を東国に向かって諸国行脚を
していました。行者がちょうど塩名
田橋(しおなたばし・いまの長野県
佐久市・旧北佐久郡浅科村)にさし
かかった時、ふと川面をみると梵字
(ぼんじ)が浮いて流れてくるのが
見えました。
行者はこの川上に霊神がいると悟
り、千曲川に沿って長野県南佐久郡
川上村川端下集落に入り金峰山に登
ります。途中いろいな不思議な人物
や動物に案内され、6月16日の黄昏
時についに山頂につきました。「お姿
を配させ給え」行者が念じるとたち
まち蔵王権現があらわれました。
そして「われはその往古(かみ)
より、吉野金峰に鎮座すると雖(い
えど)も、坂東へは遠く普(あまね)
く衆生を度(わた)し難し。よって
毎月一日より望(もち・15日)まで
は吉野金峰山に鎮座し、望より下旬
までこの峰に分身を移して群生(ぐ
んじょう・一切衆生・しゅうせい)
を利するなり。されども未だ知る者
あらず。汝(なんじ)東国の衆生(し
ゅじょう)に我れ住山を知らすべし」
とお告げをして姿を消したというの
です。
以来金峰山は、蔵王権現をまつる
山としてまた修験道の山として栄え
たという。この長野県側の金峰山縁
起が伝説が先か、山梨県側の金桜神
社の由緒(社記)が先かは分かりま
せんが、とにかく飛鳥時代の文武天
皇のころに、奈良吉野金峰山の蔵王
権現の分身が、この秩父の金峰山に
まつられたようです。
▼金峰山【データ】
・山名:きんぷさん・きんぷぜ
ん・きんぷうさん・きんぽうざ
ん・きんぷざん
★【異名・由来】
・異名:幾日峰(いくひのみね)
★【所在地】
【JR中央線塩山駅から】:
・山梨県甲府市と長野県南佐久郡川
上村との境。JR中央本線韮崎駅の北
東24キロ。中央本線塩山駅からタク
シー・大弛峠から歩いて1時間45分で
金峰山(きんぷさん)。五丈岩と三等
三角点(2595.03m)と標高点(2599
m)、金桜神社の山宮(本宮)跡があ
る。地形図に山名と三角点の標高と
標高点の標高の記載あり。三角点より
北西方向380mに金峰山小屋がある。
【JR小海線信濃川上駅から】:
・駅からバス終点川端下下車、4時
間30分で金峰山(きんぷさん)。
【増富温泉・富士見平から】:
・JR中央線韮崎駅からバス増富温
泉から瑞牆山荘経由、7時間で金峰
山(きんぷさん)。
★【名山】
・『日本百名山」(深田久弥選定):第
68番に選定(日本二百名山、日本三
百名山にも含まれる)
・『新日本百名山」(岩崎元郎選定):
第47番に選定
・『山梨百名山」(山梨県選定):第7
番に選定
・『信州百名山」(清水栄一選定):第
48 番に選定
・『花の百名山」(田中澄江選定・1981
年):第51番に選定
★【位置】国土地理院「電子国土ポー
タルWebシステム」から検索
・標高点:北緯35度52分17.81秒、東
経138度37分31.69秒
・三角点:北緯35度52分17.4092秒、
東経138度37分31.1284秒
★【地図】
・2万5千分の1地形図「金峰山(甲
府)」+「瑞牆山(甲府)」(2図葉名
と重なる)。
▼【参考文献】
・『山岳宗教史研究叢書・17」(修験
道史料集1・東日本編)五来重編(名
著出版)1983年(昭和58)
・『日本歴史地名大系・長野」(平凡
社)1990年(平成2)
・『日本歴史地名大系・山梨』(平凡
社)1995年(平成7)
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【本文】
奥秩父の金峰山は、山梨県甲府市
と長野県南佐久郡川上村との境にあ
る山です。いまでこそJR中央本線
塩山駅から大弛峠まで車で入り、山
頂往復日帰り登山の対象なっていま
す。また山頂からすぐそこまでカラ
マツの植林がせまっていますが、か
つては奥秩父特有の原始林でおおわ
れ神秘的な山だったといいます。
この山は金峰山と書いて南ろくの
山梨県側では「きんぷさん」とか「き
んぷうさん」、また北ろくの長野県側
では「きんぽうさん」と呼ぶそうで
す。金峰山と書く山は『日本山名事
典』(三省堂)でみても10座を超えて
います。たいがいは山頂に金峰神社
が祭ってあり、奈良県吉野の金峰山
(吉野では「きんぷせん」と呼ぶ)
と関係がありそうです。
奥秩父の金峰山も山頂五丈石の基
部に金峰山神社の祠があります。国
家鎮護の霊地として日本武尊が山頂
に社殿造営。素戔嗚尊(すさのおの
みこと)と大己貴命(おおなむちの
みこと)を合祀(ごうし)したのだ
そうです。山梨県甲府市御岳町の金
桜神社の由緒(社記)によれば、こ
こはかつて金丸山といっていたとい
います。さらに飛鳥時代(文武(も
んむ)天皇のころ)になって、大和
金峰山から蔵王権現を勧請し、本宮
(山宮)と里宮にまつったため、金
峰山と改称したということになって
いるそうです。
また金峰山神社は、この山の長野
県側山ろくにも数ヶ所あります。そ
の金峰山縁起には、やはり飛鳥時代、
奈良葛城山で修行し吉野金峰山で蔵
王権現を感得したという役行者が、
中山道を東国に向かって諸国行脚を
していました。行者がちょうど塩名
田橋(しおなたばし・いまの長野県
佐久市・旧北佐久郡浅科村)にさし
かかった時、ふと川面をみると梵字
(ぼんじ)が浮いて流れてくるのが
見えました。
行者はこの川上に霊神がいると悟
り、千曲川に沿って長野県南佐久郡
川上村川端下集落に入り金峰山に登
ります。途中いろいな不思議な人物
や動物に案内され、6月16日の黄昏
時についに山頂につきました。「お姿
を配させ給え」行者が念じるとたち
まち蔵王権現があらわれました。
そして「われはその往古(かみ)
より、吉野金峰に鎮座すると雖(い
えど)も、坂東へは遠く普(あまね)
く衆生を度(わた)し難し。よって
毎月一日より望(もち・15日)まで
は吉野金峰山に鎮座し、望より下旬
までこの峰に分身を移して群生(ぐ
んじょう・一切衆生・しゅうせい)
を利するなり。されども未だ知る者
あらず。汝(なんじ)東国の衆生(し
ゅじょう)に我れ住山を知らすべし」
とお告げをして姿を消したというの
です。
以来金峰山は、蔵王権現をまつる
山としてまた修験道の山として栄え
たという。この長野県側の金峰山縁
起が伝説が先か、山梨県側の金桜神
社の由緒(社記)が先かは分かりま
せんが、とにかく飛鳥時代の文武天
皇のころに、奈良吉野金峰山の蔵王
権現の分身が、この秩父の金峰山に
まつられたようです。
▼金峰山【データ】
・山名:きんぷさん・きんぷぜ
ん・きんぷうさん・きんぽうざ
ん・きんぷざん
★【異名・由来】
・異名:幾日峰(いくひのみね)
★【所在地】
【JR中央線塩山駅から】:
・山梨県甲府市と長野県南佐久郡川
上村との境。JR中央本線韮崎駅の北
東24キロ。中央本線塩山駅からタク
シー・大弛峠から歩いて1時間45分で
金峰山(きんぷさん)。五丈岩と三等
三角点(2595.03m)と標高点(2599
m)、金桜神社の山宮(本宮)跡があ
る。地形図に山名と三角点の標高と
標高点の標高の記載あり。三角点より
北西方向380mに金峰山小屋がある。
【JR小海線信濃川上駅から】:
・駅からバス終点川端下下車、4時
間30分で金峰山(きんぷさん)。
【増富温泉・富士見平から】:
・JR中央線韮崎駅からバス増富温
泉から瑞牆山荘経由、7時間で金峰
山(きんぷさん)。
★【名山】
・『日本百名山」(深田久弥選定):第
68番に選定(日本二百名山、日本三
百名山にも含まれる)
・『新日本百名山」(岩崎元郎選定):
第47番に選定
・『山梨百名山」(山梨県選定):第7
番に選定
・『信州百名山」(清水栄一選定):第
48 番に選定
・『花の百名山」(田中澄江選定・1981
年):第51番に選定
★【位置】国土地理院「電子国土ポー
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・標高点:北緯35度52分17.81秒、東
経138度37分31.69秒
・三角点:北緯35度52分17.4092秒、
東経138度37分31.1284秒
★【地図】
・2万5千分の1地形図「金峰山(甲
府)」+「瑞牆山(甲府)」(2図葉名
と重なる)。
▼【参考文献】
・『山岳宗教史研究叢書・17」(修験
道史料集1・東日本編)五来重編(名
著出版)1983年(昭和58)
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・03『山の神々いらすと紀行』
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- 2024年11月03日
- 未選択
無題
▼山の軽口ばなし
「木曽駒・御嶽山ろく、浦島太郎最終の地」
【説明概略文】
木曽川河原「寝覚ノ床」の浦島太郎
伝説。竜宮城へ婿入りした太郎はある
時遠くから聞こえる鶏の鳴き声ににわ
かに故郷を思い出します。浦島は乙姫
の父王に許されて帰国しますが、出て
きたところが里と似ても似つかぬ木曾
の深山幽谷の中。
しかし、乙姫は谷川の流れ、咲き乱
れる草花、小鳥のさえずり、さわやか
な風に大喜びです。月日が経ち土地に
なれるに従い、二人は次第にけんかを
するようになり、ついに乙姫は竜宮城
に帰ってしまいます。浦島は乙姫が恋
しく谷川を歩き回ります。
そんな時、ふと岩陰に見つけた乙姫
が持っていた玉手箱。浦島がふたを開
けると立ちのぼる紫の煙。太郎はたち
まち6百余歳の老人と早変わり。竜宮
城での華やかな夢から覚めた浦島太郎。
ささやかな庵を結び若き日の想い出に
ふけりここ「寝覚ノ床」で孤独に余生
を送ったという。
・長野県上松町
【説明本文】をどうぞ。
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate02.html
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・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『続・山の神々いらすと紀行』
・05『ふるさとの神々何でも事典』
・06『続・ふるさとの神々事典』
・07『野の本・山の本』
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「木曽駒・御嶽山ろく、浦島太郎最終の地」
【説明概略文】
木曽川河原「寝覚ノ床」の浦島太郎
伝説。竜宮城へ婿入りした太郎はある
時遠くから聞こえる鶏の鳴き声ににわ
かに故郷を思い出します。浦島は乙姫
の父王に許されて帰国しますが、出て
きたところが里と似ても似つかぬ木曾
の深山幽谷の中。
しかし、乙姫は谷川の流れ、咲き乱
れる草花、小鳥のさえずり、さわやか
な風に大喜びです。月日が経ち土地に
なれるに従い、二人は次第にけんかを
するようになり、ついに乙姫は竜宮城
に帰ってしまいます。浦島は乙姫が恋
しく谷川を歩き回ります。
そんな時、ふと岩陰に見つけた乙姫
が持っていた玉手箱。浦島がふたを開
けると立ちのぼる紫の煙。太郎はたち
まち6百余歳の老人と早変わり。竜宮
城での華やかな夢から覚めた浦島太郎。
ささやかな庵を結び若き日の想い出に
ふけりここ「寝覚ノ床」で孤独に余生
を送ったという。
・長野県上松町
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- 2024年10月19日
- 未選択
▼山のトリビア伝記「鳥海山」
▼山のトリビア伝記「鳥海山」
【説明概略】
東北第二の標高の鳥海山は、御浜宿舎
そばの池「鳥海湖」からついた名前だと
いう。その鳥海湖に不思議な生き物が棲
んでいると昔の本にあります。柳田国男
は「山島民譚集」の中で、タツノオトシ
ゴを安産のお守りにする習慣があるとし
ています。
その文の中で、鳥海山の鳥海湖には不
思議にも海馬(タツノオトシゴ)がおり、
海のものと同じだとし、古書にも土地の
人が難産の女性に持たせると書いている
としています。
1年くらいは生きていると見えて、座
敷に置いて扇であおぐとヒラリヒラリと
たてや横に舞い、まるで絵に描いた竜の
ように飛ぶ。
1年以上たつと死んでしまうのかあお
いでも舞わないというと記しています。
そのほか山の南面の鶴間池という神秘的
な池の、このあたりではあるはずのない
クロユリの伝説や飛島の伝説などがあり
ます。
・山形県遊佐町と秋田県鳥海町との境だ
が山頂は山形県遊佐町。
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- 2024年10月16日
- 未選択
「百名山の伝承神話」(13)「岩手山」
【説明概略】
岩手山は、ふもとの古くから人々に愛
された山。そのため、いろいろな伝説が
あります。以下はその中のひとつ。この
岩手山の北ろく「座頭清水」の泉群は環
境庁の「名水百選」に選ばれています。
この湧水群の伝説です。
その昔、この清水の滝のヌシで、七つ
の頭をもつ大蛇がすんでいました。ある
日大蛇は、山里に下りるため、地面の中
にもぐりました。地中をあてずっぽうに
進んでいくうちに、地表にあらわれてし
まいました。その頭が飛び出たところか
ら水が湧きだしました。
蛇が頭を出したそこは「蛇頭清水」と
呼ばれました。それがなまっていまの「座
頭清水」になったのだそうです。この清
水で目を洗うと、見えない目が見えるよ
うになるといいます。
・岩手県の雫石町と八幡平市・滝沢村と
の境
▼岩手山【データ】
★【所在地】
・岩手県岩手郡雫石町と八幡平市・岩手
郡滝沢村との境。いわて銀河鉄道滝沢駅
の北西12キロ。JR東北新幹線盛岡から
バス、柳沢から歩いて5時間半で岩手山。
外輪山火口壁薬師岳に一等三角点(2038.
2m)がある。外輪山南東側に岩手山神
社の奧宮がある。
★【位置】
・一等三角点:北緯39度51分09.39
秒、東経141度00分03.6秒
★【地図】
・2万5千分の1地形図「大更(盛岡)」
or「松川温泉(秋田)」(2図葉名と重な
る)(国土地理院「地図閲覧サービス」
から検索)
▼【本文】をどうぞ。
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・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『全国の山・天狗ばなし』
・03『山の神々いらすと紀行』
・04『続・山の神々いらすと紀行』
・05『ふるさとの神々何でも事典』
・06『続・ふるさとの神々事典』
・07『野の本・山の本』
・08 ↓こちらもどうぞ
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★おわり
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- 2024年10月01日
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