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むら里徘徊 路傍の石仏「悪霊を村境でさえぎる道祖神」


▼某月某日・むら里徘徊 路傍の石仏「悪霊を村境でさえぎる道祖神」




いなか道を歩いていると、村境や道路の辻、はたまた峠などで道祖
神の石像やホコラをみかけます。


道祖神は元来、外からくる邪悪なものをさえぎる役目の神です。村
の入ってこようとする疫病や悪霊を村境で通せんぼして、村を守っ
てくれています。だから別名、塞(さい)の神またはさえのかみと
も呼ばれています。


また「さい」は幸(さい)に通じるため、人間に幸いをもたらす神
としてあがめられ、男女円満、縁結びの神、そして旅人の安全を守
る神としても信仰されます。


関東から中部地方では道陸神(どうろくじん)ともいっています。
あの『古事記』や、『日本書紀』には、岐神(ちまたのかみ)、ふな
どの神、塞大神(さえのたいじん)などの名で出てきます。


江戸時代も中期以後になると世の中が落ち着き、城の建造に携わっ
ていた石工たちも失業してきます。


石工たちは仕事を求めて地方の村をめぐるついでに、思い思いの構
想を練って石仏を彫っていったという。



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★おわり
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むら里徘徊 いなかの神さま「天狗の食べ物」

▼某月某日・むら里徘徊 いなかの神さま「天狗の食べ物」




天狗はどんなものを食べているでしょうか。


文政3(1820)年というから江戸時代も後期、江戸下谷の長屋から
天狗にさらわれ、茨城県岩間山(十三天狗として有名)でしばらく
天狗と一緒に生活したいう少年がいました。


寅吉といい、当時、天狗小僧寅吉と大変評判になったといいます。


それを聞いた国学者の平田篤胤が毎日のように寅吉のところに通
い、話を聞き「仙境異聞」という本にまとめました。


それによると、天狗は食いたい時に食いたいものを食っている。


ことに連れて行かれたところの十三天狗は、毎日村々からお膳が供
えられ、弟子までが十分に食べられていた。


しかし、人間の目には供え物はぜんぜん減らず、そのまま残ってい
る。


供え物は減らなくても、天狗の方では充分に食っている。また天狗
の寿命は120年位。


天狗が空をどういうふうに飛ぶのかと「雲なのかわからないが、綿
を踏んだような気持ちで矢のように飛んだ。


「羽うちわは空をさし目的をきめてから飛び上り、羽うちわで場所
を定めて降りる」だといいます。



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★おわり
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山岳はがき画「群馬県赤城山の伝説」

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▼某月某月「群馬県赤城山の伝説」











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みなさんこんにちは。また新しく読者登録して下さったみなさん、
よろしくお願いします。


さてきょうの【山のはがき絵】は
群馬県赤城山の伝説


赤城山は赤き山。日光男体山の神との戦いに敗れた赤城神の血で山
が赤く染まり、その名がついたという。


この日光男体山との神争いや、榛名山との神争いの伝説は有名です
が、そのほか天狗話もあります。


ここにすむ杉ノ坊天狗は、和歌山県の興国寺(法燈寺)を一晩で再
建したという。


この伝説は、群馬県側と和歌山県側にも伝わっているから不思議で
す。


この天狗は、天狗になる前は「了儒」という行者ではないかという。


これは赤城山で一度も下山せずに30年あまりも修行した神業の行
者だという。
・群馬県勢多郡富士見村赤城山。



▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac07.html



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▼山のはがき絵を描いてみませんか。
http://toki.moo.jp/hagakiga/



★おわり
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某月某日・ふるさとの博物誌「切り干しダイコン」


▼某月某日・田園博物「切り干しダイコン」




かつては農家の庭先に干してある切り干しダイコンも農村の風物詩
のひとつでした。


切り干しダイコンは、冬の間の惣菜として、また雪国や寒地では生
野菜の代わりとして利用され、ことに戦中、戦後の野菜不足の時は
重要視されました。


日本の太平洋側での冬の季節風は乾燥した冬の北風。


この時期にとれるダイコンを包丁かダイコン突きで切って、自然の
風で乾燥させる方式は気象利用のひとつ。


切り干しダイコンは、愛知県や九州・宮崎県などが有名です。


材料としてよいものは、肉質がち密でやわらかく、甘味のあること
が条件。愛知県特産の「宮重ダイコン」が最も適しているという。


その切り方でそれぞれ名前がつけられ、最も細かに刻んで乾かした
ものを「千切り干し」、それよりやや太めのものを「上切り干し」。


たんざく形に切ったものを「角切り干し」、輪切りにしたものが「花
丸切り干し」。


またダイコンをたてに割って乾かしたものを「割り干し」というそ
うです。





▼↓【画像】と説明文をどうぞ
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▼終わり
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ヤマケイ新書『日本百霊山』「群馬県赤城山」

ヤマケイ新書『日本百霊山』「群馬県赤城山」


赤城山は赤き山。日光男体山の神との戦いに敗れた赤城神の血で山
が赤く染まり、その名がついたという。


この日光男体山との神争いや、榛名山との神争いの伝説は有名です
が、そのほか天狗話もあります。


ここにすむ杉ノ坊天狗は、和歌山県の興国寺(法燈寺)を一晩で再
建したという。


この伝説は、群馬県側と和歌山県側にも伝わっているから不思議で
す。


この天狗は、天狗になる前は「了儒」という行者ではないかという。




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★おわり
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