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某月某日山旅漫歩゚「野山の花・真っ赤に咲くクサボケ」


某月某日「野山の花・真っ赤に咲くクサボケ」



クサボケは草木瓜と書き、ボケに比べて小さく、草のようなのでつ
けられた名前だそうです。


クサボケは日本固有種だといいます。神奈川県の丹沢・表尾根の三
ノ塔近くにある明るい雑木林の中の登山道にも真っ赤なかわいい花
を咲かせていました。


そこを通るたび顔にかかる枯れ枝に木をとられ、うっかり踏みつけ
そうになります。


登山者みんなに大事にされているらしく、道の真ん中にも堂々と咲
いています。クサボケは花弁が5枚で円形。


花に雄花と雌花の別があります。丸い果実はシドミと呼ばれ秋、黄
色に熟します。


子どものころ近くの林を駆けまわり遊びながら、酸っぱい果実をか
じったっけ。


焼酎づけにしたり、塩づけ、砂糖づけにして利用。また果実酒(ボ
ケ酒)をつくって、整腸、低皿圧、暑気あたりに使用したり、利尿
剤として、脚気などに用いるそうです。
・バラ科ボケ属の落葉小低木



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むら里の神々・風神雷神「坊さんに捕まった雷神」


▼某月某日 むら里徘徊・風神雷神「坊さんに捕まった雷神」




古い寺院などで風神とならんで雷神の像を見かけます。雷神は水を
つかさどる豊作の神であり、雨乞い神として信仰されました。


雷には、雷電さま、カン(神)ダチ、鳴神(神鳴り)など神を表す
言葉がつけられます。


雷につきものの稲妻。「イナヅマ」のツマとは添えもののこと。こ
れが光り、雷雲がもたらす雨は稲の生育に欠かせず、雷は水をつか
さどる豊作の神としても祭られます。


また、田植えは雷神とオナリ(かつて田植えの時、昼飯を運んだ美
しい女性)との婚姻だとする説もあり、雷の落ちた田には祝いとし
てシメを張ります。


一方、雷は獣の仕業と考えられました。『今昔物語集』巻十二第一
話には、越後国の神融聖人が雷を捕まえ、寺まで水路を引く約束を
させて天に帰し、清水を得られるようになったとの話もあります。


江戸時代の『倭訓栞』には江戸中期、神奈川県丹沢の大山に落ちた
雷獣のことが出ています。猫より大きく、ほぼイタチに似ていると
出ています。


▼↓【画像】と説明【本文】をどうぞ
http://toki.moo.jp/merumaga/noinakami/inakami04.html





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某月某日 山の神々いらすと紀行「八幡平と岩手山の鬼」

某月某日「八幡平と岩手山の鬼」



その昔、岩手山には大猛丸という乱暴な鬼が住んでいたという。困
っている村人の様子を聞いた田村麻呂は、大猛丸討伐に向かいます。


平安時代の初頭の797(延暦16)年のことでした。田村麻呂の猛攻
に大猛丸は八幡平(1613m)に追いつめられ、退治されたと伝えら
れています。


鬼神大猛丸は朝廷に従わぬこのあたりの蝦夷を象徴し、語りつがれ
ています。


東夷平定後、田村麻呂は神威による戦勝を感謝し八幡沼のほとりに
八幡神社を建立。そしてこの地を八幡平と命名したといいます。


7月の末、八幡平は沼の木道の上を観光客がゆったりと歩いていま
す。木陰に建つ伝説の応神八幡の祠も確認できました。


真っ白に群生するワタスゲのなかにポツンと1本のニッコウキスゲ
がはなやかに咲いているのが印象的でした。
・岩手県安代町と松尾村・秋田県鹿角市と田沢湖町との境




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ヤマケイ新書『日本百霊山』「房総三石山・年々育つ石と天狗伝説」


ヤマケイ新書『日本百霊山』「房総三石山・年々育つ石と天狗伝説」


房総半島のほぼ中央にある三石山は、3つの大岩があり、岩くつに
食い込むように観音堂が建っています。


山頂へ登るには狭い岩の割れ目を進みます。


この岩が年々育つといい、いまは体を横にしてやっとすり抜けます。


ここにも天狗がたくさんいて修行を積んだ清廉潔白な住職でないと
勤まらないという。
・千葉県君津市。
★Web記入は↑のみ





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自然は友だち「冬芽冬越し、春を待つ」


「冬芽冬越し、春を待つ」



山の植物にとって待ち遠しい春。冬芽で、ロゼット葉で、地下茎で、
春の準備をしています。


固い皮でおおわれているのはサクラの仲間、ツバキ、モモ、カキ、
ヤマブキやツツジ類の冬芽。


ウロコのような鱗片でおおわれています。冬芽をミンクの毛皮を着
たように、やわらかい毛で守っているのはモクレン、アオギリ、コ
ブシの仲間。


ねばねばしたヤニのような粘着液を芽の表面や鱗片のすき間につけ
て雨水や虫を寄せつけないのがトチノキの冬芽。


また、地面に根生葉でへばりつき、冬の日光をもらさず吸収し、地
熱を逃さず、北風も頭上をやり過ごそうとするのがロゼット葉。


葉が中心部ほど幅が狭く先へ行くほど広くなって冬のうすい日光を
吸収するためだといいます。


このように冬芽をつくったり、地面にへばりついたり、葉をたたん
だりとそれぞれ植物たちも一生懸命です。
(拙著『野の本・山の本』冬編から抜粋しました)




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