某月某日 山旅漫歩゚「安達太良山」
某月某日「安達太良山」
安達太良山はその形から乳首山とも呼ばれ、特徴あるそのピークに
は安達太良神社のホコラがまつられ、岳温泉の御神体になっていま
す。
ある年の4月、安達太良山は大吹雪に見舞われました。向かい風に
乗ったタクシーの前がフワッともち上がるほどです。
やっとの思いで奥岳温泉へ着きました。くろがね小屋までなんてト
テモトテモの状態なのです。
温泉の主人も「明日の結婚披露宴がキャンセルされた」と大なげき。
翌日はカラッと上がった晴天に、エビノシッポを見ながらルンルン
気分で登ります。
山頂は360度の大展望。「あれが磐梯山、あの光るのが猪苗代湖……」。
なるほど近くに見えます。
展望を楽しんでの帰り、五葉松平の雪はもうぬかりはじめ、大きな
フキノトウが大きな顔をして日光浴をしていました。
・福島県二本松市、大玉村、郡山市と猪苗代町との境
▼「イラスト」と【本文】は下記からどうぞ。
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- 2017年04月16日
- 未選択
ヤマケイ新書『日本百霊山』「上州・荒船山の不思議な伝説」
ヤマケイ新書『日本百霊山』034「上州・荒船山の不思議な伝説」
【序文】
室町時代の『神道集』にある記述です。
長野県諏訪湖の大明神は母御前のいる日光へ通ううち、荒船山に住
む姫と顔見知りになり夫婦になったという。
その姫はインドのクルベイ国の長者の娘でした。
しかし国王がしつこく言い寄るため日本の荒船山に逃げてきて隠れ
住んでいたというのです
なんとも不思議な話です。
・群馬県下仁田町と南牧村、長野県佐久市との境。
▼【参考】
・『神道集』安居院作:東洋文庫94「神道集」貴志正造訳(平凡社)
1994年(平成6)
・『日本歴史地名大系10・群馬』(平凡社)1987年(昭和62)
▼「イラスト」と説明文は私のHPでどうぞ↓
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- 2017年04月14日
- 未選択
某月某日 山旅漫歩゚「夜叉神峠は白根三山の展望台」
某月某日「夜叉神峠は白根三山の展望台」
夜叉神峠は白根三山の眺めがすばらしい。昔、水出川(いまの御勅
使川)の源に荒ぶる神・夜叉神が棲んでいたという。
夜叉は神通力を自由にあやつる半神半鬼。困った里人は水出川を見
おろせる峠に石祠を建て祭り上げ封じ込めました。
以来、夜叉神のたたりはやみ、豊作・縁結びの神として親しまれる
ようになったという。
8月はじめ、夜叉神峠小屋の前はヤナギランがまっ盛り。花の中で
写真を撮りっこしている人もいます。
汗をふいてから、早速夜叉神のホコラを探します。あった、あった。
中には木のお札がまつられ、誰があげたかサイ銭の前に山の神とな
らんで建っています。
夏の夕日を背中にスケッチしている陰がながくのびていました。帰
り、甲府の駅の売店で夜叉神の民芸品をみつけました。
さっそく買い求め、居間に飾ってありますが、なにかご利益がある
のでしょうか。
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- 2017年04月12日
- 未選択
いなかの神仏 妖怪神「群馬県・妙義山のデエラン坊」
▼某月某日 いなかの神仏 妖怪神「群馬県・妙義山のデエラン坊」
大昔、雲を突くような大男デエランボーが妙義山に足を乗せて昼寝。
そこへイノシシどもが大男の足をヤマイモと間違えてかじりはじめ
ました。
イテテテッ。怒ったデエランボーは、イノシシを一つかみ、鍋料理
にすることしました。
千曲川から水を汲み矢ヶ崎山の「かまど岩」に鍋をかけ、浅間山か
ら火種をとって焚き火をはじめます。
鍋は煮えてイノシシ鍋ができてきました。大男は軽井沢の離山に座
りなおそうと立ち上がったとたん、足を踏み外し鍋を落としました。
煮汁がこぼれ、あたり一面の草木が枯れてしまいました。それ以来
この付近では汁のような味がある水が湧くという。
軽井沢の「塩壷温泉」などが塩辛いのはそのせいだそうな。
この巨人伝説は荒船山、八ヶ岳から富士山など広い範囲に残ってい
ます。
・群馬県碓氷郡松井田町・妙義町と甘楽郡下仁田町との境
▼恐れ入りますが、コメント頂ける時は下記【本文】ご参照をお願
いします。
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- 2017年04月11日
- 未選択