山岳伝承はがき画「さいぎさいぎ・青森県岩木山」
岳伝承はがき画「さいぎさいぎ・青森県岩木山」
【概略】400字
♪さいぎさいぎ、どっこいさいぎ、お山さはつだい、金剛どうさ、
一に名のはい、南無帰命頂礼(なむきみょうちょうらい)……。
津軽の人たちが毎年、旧暦8月1日、山頂の岩木神社に集団登拝の
お山かけの際唱えるおまじないです。
このお山かけは「ついたち山」といい、登らない人は一人前ではな
いという。
山のすそ野がなだらかに広がるその美しい姿は津軽富士とも呼ばれ
ます。
岩木山の神は「安寿と厨子王」の安寿姫。この伝説から安寿姫を責
め殺した山椒大夫の国(丹後)の人が岩木山の支配地に入っても神
が怒るのだという……
【さらには】→「イラスト」と説明文【本文】をどうぞ↓
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★おわり
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- 2017年05月15日
- 未選択
某月某日 「北アルプス・剱岳山頂の祠」
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▼某月某日「北アルプス・剱岳山頂の祠」
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みなさんこんにちは。また新しく読者登録して下さったみなさん、
よろしくお願いします。
さてきょうの【山の伝承・民衆民俗画】は
某月某日「北アルプス・剱岳山頂の祠」
【概略文】400字
剣岳はその峻険さから「針の山」にたとえられ、剣のように突き立
っているのでその名があるという。
明治40年7月、三角測量点設置のため、測量官柴崎芳太郎一行が
大変な苦労の末に登攀。
自分たちが初登頂だと思っていたら、頂上で平安初期のものと思わ
れる錫杖の頭と槍の穂先、また岩屋で焚き火した跡を発見。
すでに山伏が登頂していたのを知って大ショック。「いつのころ誰
人が足跡を残せしか…」と報告書に記した話は有名です。
剱岳は不動明王の山として修験道の山伏の修行の場。以前は山頂に
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- 2017年05月13日
- 未選択
山岳伝承はがき画「ひつしほわちわち・浅間山」
ひつしほわちわち・浅間山
浅間山の噴火は、有史以来1900年(明治33)まで記録に見えるだ
けでも44回にもなるというからかなりな暴れ山。
なかでも1783年(天明3)の噴火はまれに見る大爆発で、88日間
も活動がつづき、最後に「鬼押し出し」が噴き出しました。
熱泥流は鎌原村を襲い、全村が埋没。大笹村の無量院の住職の手記
とされる「浅間大変覚書」には「時々山の根頻りにひつしほひつし
ほと鳴り、わちわちと言より、黒煙一さんに鎌原の方へ……」と熱
泥流が鎌原村へ押し寄せていったと記し「天明の浅間焼け」と呼ば
れました。
これに関連し不思議な話があります。ある農家で井戸を掘っていた
ら、洞穴の中に2人の人がいた。
幾年前だったか分からないが、浅間焼けの時、土蔵の中へ移った。
私どもは、蔵にあった米や酒を飲み食いし生き延びたという。つま
り33年間も地中で暮らしてきたというのです。
早速、代官所に連絡、引き上げようとしましたが、長年の地下暮ら
し、急に地上へ上げると、風に当たり死んでしまうかも知れないと、
徐々に外気に当たらせ食物を与えていったということです。
・群馬県吾妻郡嬬恋村(つまごいむら)と長野県北佐久郡軽井沢町、
御代田町(みよたまち)の境。
▼「イラスト」と説明文【本文】をどうぞ↓
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浅間山の噴火は、有史以来1900年(明治33)まで記録に見えるだ
けでも44回にもなるというからかなりな暴れ山。
なかでも1783年(天明3)の噴火はまれに見る大爆発で、88日間
も活動がつづき、最後に「鬼押し出し」が噴き出しました。
熱泥流は鎌原村を襲い、全村が埋没。大笹村の無量院の住職の手記
とされる「浅間大変覚書」には「時々山の根頻りにひつしほひつし
ほと鳴り、わちわちと言より、黒煙一さんに鎌原の方へ……」と熱
泥流が鎌原村へ押し寄せていったと記し「天明の浅間焼け」と呼ば
れました。
これに関連し不思議な話があります。ある農家で井戸を掘っていた
ら、洞穴の中に2人の人がいた。
幾年前だったか分からないが、浅間焼けの時、土蔵の中へ移った。
私どもは、蔵にあった米や酒を飲み食いし生き延びたという。つま
り33年間も地中で暮らしてきたというのです。
早速、代官所に連絡、引き上げようとしましたが、長年の地下暮ら
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徐々に外気に当たらせ食物を与えていったということです。
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- 2017年05月07日
- 未選択
某月某日 「北アルプス・五竜小屋のテント停滞」
某月某日「北アルプス・五竜小屋のテント停滞」
【概略】400字
立山連峰のほぼ中央にある五竜岳。5匹の竜とはすごい名前ですが
これはただの当て字だとのこと。
ゴリュウに五竜の字を当てたのは、1908年(明治41)、ここに登っ
た三枝威之介という人だそうです。
ではゴリュウとは何のことでしょう。戦国時代、信州側が甲斐の武
田の勢力下にあったころ、山の残雪が武田菱に似ているというので、
ちょっと気の利いた者が御菱(ごりょう)と呼んだという。
それがゴリュウになまったという説。また後立山を後立(ごりゅう)
と音読みしたという説もあります。
7月、五竜小屋は大風雨のため停滞ときめました。前線が行ったり
きたりで日なが一日手もちぶさたです。
ツェルトの中を雨水が流れます。3日目の夕方、突然ウソのように
雲が切れます。待ってましたと、小屋の中から人、人、人。
よくもこんなにというほどの人が雲海に沈む夕日を見に出てきなし
た。
五竜の上の月がなんとも印象的でありました。
・長野県大町市と富山県黒部市との境
▼「イラスト」と【▼本文】は下記からどうぞ。
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- 2017年05月06日
- 未選択
ヤマケイ新書『日本百霊山』「八ヶ岳・姉妹姫とでえらん坊とクロユリ」
ヤマケイ新書『日本百霊山』「八ヶ岳・姉妹姫とでえらん坊とクロユリ」
【序文】
有名な富士山と八ヶ岳との背比べの話には、こんな類話もあります。
競争の途中で八ヶ岳の頭が折れてしまいました。口惜しがる八ヶ岳。
そこへ鞍馬天狗がやってきていたく同情。
小天狗に赤岳に社を建てさせ、折れた頭を山腹に鎮座、美しの森と
しました。
大天狗・小天狗たちは、大天狗・小天狗という2つの岩になってい
まも赤岳近くで見守っているという。
・長野県の諏訪地域と佐久地域と山梨県との境。
▼【本文参考文献】
・『伊呂波字類抄』(『色葉字類抄』いろはじるいしょう)(編者・橘
忠兼)平安末期・院政期成立の国語辞書
・『角川日本地名大辞典19・山梨県』磯貝正義ほか編(角川書店)
1984年(昭和59)
・『角川日本地名大辞典20・長野県」市川健夫ほか編(角川書店)
1990年(平成2)
・『信州の伝説』(日本の伝説3)浅川欽一ほか(角川書店)1976
年(昭和51)
・『日本山名事典』徳久球雄ほか(三省堂)2004年(平成16)
・『日本伝説大系5・南関東』(千葉・埼玉・東京・神奈川・山梨)
宮田登ほか(みずうみ書房)1986年(昭和61)
・『日本歴史地名大系20・長野県の地名』(平凡社)1979年(昭和54)
・『名山の日本史』高橋千劔破(ちはや)(河出書房新社)2004年
(平成16)
・『山の伝説」日本アルプス編(青木純二)(丁未出版)1930年(昭
和5)
▼『イラスト」と説明文は私のHPでどうぞ↓
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- 2017年05月03日
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