某月某日「東北・鳥海山」
某月某日「東北・鳥海山」
「出羽富士」とも呼ばれる鳥海山。有名なものに「心字雪」があり
ます。
ふもとから望むと、残雪の雪渓が「心」という字の形になって見え
るもので、山頂北の河原宿側に残ります。
心字雪は「鳥海山の歌」にも登場、河原宿小屋ではおやじさんが宿
泊客に自慢ののどを聞かせてくれるという。
ある夏、湯の台登山口から蓬来山経由で河原宿へつきました。
心字雪雪渓を前にひと呼吸していると、山小屋の従業員がやってき
てここではテント禁止だという。
「いやきょうは御本社に泊まります」。
行動食をとったあと、雪渓を登りきりました。
途中薊坂(あざみざか)というところがあり、あたりはその名のよ
うに「チョウカイアザミ」の大きな花が下を向いて咲いています。
稜線に出ると日本海には大きな夕日が海面を照らしていました。
……【さらには】→
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi04.html
【広告】
…………………………………
★【ヤマケイ新書】『日本百霊山』(山と渓谷社)税込950円。書店
にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
詳しくは:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【仕事部屋】へどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★【マイブックス】:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【山岳はがき画の会】:http://toki.moo.jp/haga-kai/
★【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
「出羽富士」とも呼ばれる鳥海山。有名なものに「心字雪」があり
ます。
ふもとから望むと、残雪の雪渓が「心」という字の形になって見え
るもので、山頂北の河原宿側に残ります。
心字雪は「鳥海山の歌」にも登場、河原宿小屋ではおやじさんが宿
泊客に自慢ののどを聞かせてくれるという。
ある夏、湯の台登山口から蓬来山経由で河原宿へつきました。
心字雪雪渓を前にひと呼吸していると、山小屋の従業員がやってき
てここではテント禁止だという。
「いやきょうは御本社に泊まります」。
行動食をとったあと、雪渓を登りきりました。
途中薊坂(あざみざか)というところがあり、あたりはその名のよ
うに「チョウカイアザミ」の大きな花が下を向いて咲いています。
稜線に出ると日本海には大きな夕日が海面を照らしていました。
……【さらには】→
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi04.html
【広告】
…………………………………
★【ヤマケイ新書】『日本百霊山』(山と渓谷社)税込950円。書店
にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
詳しくは:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【仕事部屋】へどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★【マイブックス】:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【山岳はがき画の会】:http://toki.moo.jp/haga-kai/
★【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
PR
- 2017年07月21日
- 未選択
某月某日「八幡平のニッコウキスゲ」
某月某日「八幡平のニッコウキスゲ」
【概略】
その昔、岩手山には大猛丸という乱暴な鬼が住んでいたという。困
っている村人の様子を聞いた田村麻呂は、大猛丸討伐に向かいます。
平安時代の初頭の797(延暦16)年のことでした。
田村麻呂の猛攻に大猛丸は八幡平に追いつめられ、退治されたと伝
えられています。
鬼神大猛丸は朝廷に従わぬこのあたりの蝦夷を象徴し、語りつがれ
ています。
東夷平定後、田村麻呂は神威による戦勝を感謝し八幡沼のほとりに
八幡神社を建立。
そしてこの地を八幡平と命名したといいます。
7月の末、八幡平は沼の木道の上を観光客がゆったりと歩いていま
す。
木陰に建つ伝説の応神八幡の祠も確認できました。
そばに真っ白に群生するワタスゲのなかにポツンと1本のニッコウ
キスゲがはなやかに咲いているのが印象的でした。
……【さらには】→
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi01.html
…………………………………
【広告】
…………………………………
★【ヤマケイ新書】『日本百霊山』(山と渓谷社)税込950円。書店
にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
詳しくは:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【仕事部屋】へどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★【マイブックス】:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【山岳はがき画の会】:http://toki.moo.jp/haga-kai/
★【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
- 2017年07月17日
- 未選択
某月某日「丹沢・塔ノ岳尊仏岩のコイワザクラ」
某月某日「丹沢・塔ノ岳尊仏岩のコイワザクラ」
【概略】
塔ノ岳北側にあった尊仏岩は、関東大震災の翌年の再び起こった地
震にコナゴナになってずれ落ちたという。
いま現場は岩の根元だけが残り、その上に苔むした2体の石仏があ
るだけです。
尊仏岩は、五穀豊饒の神として信仰され、お祭りの日には近郊の農
民が作物の種やもみをもって登り、尊仏岩に供え、お互いに交換し
あったという。
またこの岩には雷神が住むともいわれ、ひでりの年には雨乞いをし
て、岩の穴に棒を差し込み突っついたという。
中に住んでいる雷神を怒らせ、雨を降らせようというあんばいです。
ず~っと以前の春、尊仏山荘で山旅イラスト通信【ひとり画展】の
展覧会を開かせてもらったことがありました。
尊仏岩にはかれんなコイワザクラがびっしり。
しかし1週間後には、花はおわり、しぼみかかっていました。
……【さらには】→
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi10.html
…………………………………
【広告】
…………………………………
★【ヤマケイ新書】『日本百霊山』(山と渓谷社)税込950円。書店
にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
詳しくは:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【仕事部屋】へどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★【マイブックス】:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【山岳はがき画の会】:http://toki.moo.jp/haga-kai/
★【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
- 2017年07月16日
- 未選択
某月某日「木曽御嶽・三ノ池の天狗」
某月某日「木曽御嶽・三ノ池の天狗」
【概略】
御嶽爆発前の話です。木曽御嶽山にはたくさんの天狗が棲むとされ
ています。
なかでも六尺坊を首長にアルマヤ坊、刀利天坊、大頭羅坊と呼ばれ
る大天狗がそれらを仕切っているといいます。
9月のある日、その大天狗を訪ねて登りました。今夜のねぐらは三
ノ池の避難小屋。
ここはアルマヤ坊の棲み家阿留摩耶天の直下です。
日没も過ぎ、小屋の中の土間にテントを張って、アルコールをチビ
リチビリとやりながらひとり天狗の出現を待ちます。
昼間三ノ池の水を飲みすぎたか少々下痢ぎみ。これも天狗のなせる
怪異のひとつか。
突然何かの気配。テントから顔を出してみれば、雨戸のない避難小
屋の入り口にひとりの登山者。
名古屋からきた旅館の若旦那とかで、ラジオをガンガン鳴らしてい
ます。
おまけに暗闇が怖いのか、一晩中ランタンをつけやがった。ああ…
……【さらには】→
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi07.html
…………………………………
【広告】
…………………………………
★【ヤマケイ新書】『日本百霊山』(山と渓谷社)税込950円。書店
にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
詳しくは:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【仕事部屋】へどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★【マイブックス】:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【山岳はがき画の会】:http://toki.moo.jp/haga-kai/
★【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
- 2017年07月13日
- 未選択
某月某日「神奈川県丹沢・檜洞丸」
某月某日「神奈川県丹沢・檜洞丸」
【概略文】
檜洞丸山頂には石の祠があり、その中には石仏のような穏やかな石
神が鎮座し、大山祗神を主祭神に猿田彦神、大己貴神を祀ってあり
ます。
そもそもここには山伏が建てたものか、祠がひとつあったという。
いつの時代か山頂清掃の時、偶然に朽ちたその祠が発見されて改築
されました。
その後、毎年5月の最終日曜日に行われる、西丹沢の開山祭の安全
登山の祈願場所として、1972(昭和47)年にいまの祠を建立。
かつては開山祭は檜洞丸の山頂で開催され、松田総領にある寒田神
社の宮司が登山、祠の前で祝詞をあげていました。
そのため、この祠の裏に寒田神社の銘が彫ってはあります。
しかし寒田神社の奥ノ院ではないという。
開山祭の儀式はいまはバスの終点で、登山口でもある西丹沢自然教
室の前で行っています。……【さらには】→
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi04.html
…………………………………
【広告】
…………………………………
★【ヤマケイ新書】『日本百霊山』(山と渓谷社)税込950円。書店
にないときはご注文を。アマゾンなら確実に入手できます。
詳しくは:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【仕事部屋】へどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★【マイブックス】:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【山岳はがき画の会】:http://toki.moo.jp/haga-kai/
★【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
…………………………………
★おわり
………………………………………………………………………………
- 2017年07月09日
- 未選択