某月某日 「東京奥多摩・臼杵山の石仏」
某月某日「東京奥多摩・臼杵山の石仏」
【概略文】400字
カイコを食べにやってくるネズミは養蚕農家にとって、とてもやっかいなも
のです。
そのにっくきネズ公を食ってくれる天敵の猫やヘビは、農家にとっては有
り難い存在。養蚕の神としてまつります。
ここ東京奥多摩・戸倉三山の臼杵山の臼杵神社も養蚕の神として祭祀さ
れています。
その狛犬は、猫の姿の石像で、祠の前に控えているといいます。戸倉三
山の名は、このあたりが五日市町(現あきる野市)に合併される前は戸倉
村だったので村の名からとったとのこと。
ある年の2月。きょうは青梅マラソンの日。きのう降ったばかりの雪がひざ
くらいまであり、その中に臼杵権現の石祠がポツンとたっています。
積もった雪の上に杉の木の葉が散らばっています。「ネコってこれ?」。
変わった形とは聞いていましたが、ナルホド、ナルホド。
猫というよりは、どう見ても格好の悪い犬かブタです。しかしこれでもりっ
ぱな蚕神さまなのであります。
その帰り、ついうっかり人のあとをついて行き雪の中、道にまよい、盆堀
地区についたのは午後8時半になってしまったことがあります。
・東京都檜原村とあきる野市との境
▼「イラスト」と【▼本文】は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi04.html
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★【ヤマケイ新書】『日本百霊山』(山と渓谷社)税込950円。書店
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詳しくは:http://toki.moo.jp/baiten/mybooks/
★【仕事部屋】へどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★【マイブックス】のページ: http://toki.moo.jp/mybooks/
★【山のはがき画の会】へお誘い:http://toki.moo.jp/haga-kai/
★【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
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★おわり
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【概略文】400字
カイコを食べにやってくるネズミは養蚕農家にとって、とてもやっかいなも
のです。
そのにっくきネズ公を食ってくれる天敵の猫やヘビは、農家にとっては有
り難い存在。養蚕の神としてまつります。
ここ東京奥多摩・戸倉三山の臼杵山の臼杵神社も養蚕の神として祭祀さ
れています。
その狛犬は、猫の姿の石像で、祠の前に控えているといいます。戸倉三
山の名は、このあたりが五日市町(現あきる野市)に合併される前は戸倉
村だったので村の名からとったとのこと。
ある年の2月。きょうは青梅マラソンの日。きのう降ったばかりの雪がひざ
くらいまであり、その中に臼杵権現の石祠がポツンとたっています。
積もった雪の上に杉の木の葉が散らばっています。「ネコってこれ?」。
変わった形とは聞いていましたが、ナルホド、ナルホド。
猫というよりは、どう見ても格好の悪い犬かブタです。しかしこれでもりっ
ぱな蚕神さまなのであります。
その帰り、ついうっかり人のあとをついて行き雪の中、道にまよい、盆堀
地区についたのは午後8時半になってしまったことがあります。
・東京都檜原村とあきる野市との境
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- 2017年04月27日
- 未選択
ヤマケイ新書『日本百霊山』「長野県・蓼科山の雷獣」
ヤマケイ新書『日本百霊山』「長野県・蓼科山の雷獣」
【前文】
八ヶ岳最北の蓼科山は不思議な伝説の多い山。
そのひとつ、ここには落雷の時落ちて来る雷獣がいたという。
江戸時代の「遠山奇談」という本に死んだ雷獣を見つけた話が載っ
ています。
それによると、体毛は針のようで、鳥のように口ばしがあり、尾は
狐のようで鷲よりも爪が鋭かったそうです。
・長野県立科町と茅野市との境
▼「イラスト」は私のHPでどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/reizan/reizan05.html
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- 2017年04月25日
- 未選択
某月某日 「丹沢・蛭ヶ岳」
某月某日「丹沢・蛭ヶ岳」
【概略文】400字
丹沢山塊の最高峰の蛭ヶ岳。かつて薬師如来がまつられていたとい
いますが、いま山頂にあるのは木曾の御嶽山の神の祠。
山名は山ヒルがいるからそんな山名がついたのだとか、毘盧舎那仏
からの毘盧ヶ岳に由来したなどの説。
毘舎奈仏とは華厳経というお経に説かれていて、釈迦のようにこの
世に生まれてくるのではなく、蓮華蔵世界という極楽浄土におられ
るという難しい話がものの本に載っていました。
ある年の初秋、カモシカ山行で、夜に大倉尾根から登り、蛭ヶ岳の
ホコラの前で朝食をとりました。
山の中では誰もいじめたりしないので、すっかり人間になれてしま
った野生の鹿がそばに来て、シキリに食べ物をねだります。
生態系?によくないと知らんぷりをしていたら、目の前でジャージ
ャーと放尿の仕返し。
なんという態度だーッ。ホントニ。
・神奈川県山北町と津久井町との境
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- 2017年04月23日
- 未選択
某月某日 「奥秩父・瑞牆山」
某月某日「奥秩父・瑞牆山」
【概略文】
瑞牆山のみずがきとは神社のまわりの垣根のことで信仰に関した意
味だとか、山稜が三つに分かれる所を三繋ぎといいますが、そのミ
ツナギが「ミズガキ」に転訛したのだという。
また近くの金峰山を玉塁と書いた古い地図があり、ふもとの須玉町
小尾、比志の里人は金峰山の山ろくを瑞塁と呼んでいることもあり、
瑞牆山の名はそこからきたのだとも…。
1月も15日。快晴のなか登山口瑞牆山荘を出発。途中、同行の外
人さんが遅れはじめます。
帰り、山頂からの下りは段差ごとに待ち時間をもてあまします。真
っ正面に金峰山の五丈岩。そのわきに富士山が雪をかぶっています。
先行隊はもう小屋につくころ。アマドリ沢ではもう4時をまわって
しまっています。
帰りの車中、あれだけ眺めた五丈岩と富士山が脳裏からなかなか消
えませんでした。
・山梨県北杜市
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- 2017年04月21日
- 未選択
某月某日 「山形県・鳥海山御本社」
某月某日「山形県・鳥海山御本社」
【概略文】
鳥海山は奈良時代からまつられてきた修験道場だといいます。
シ-ズンには豊作と家内安全を祈る人たちで祭りのにぎわいを呈す
という。
8月、山形県八幡町の湯ノ台口から入り、河原宿を通り雪渓をのぼ
ります。
夕日が日本海に映えてすばらしい。大きな花のチョウカイアザミが
何が恥ずかしいのかうつむいています。
頂上御室は押すな押すなの超満員で寝る所がありません。この辺は
幕営禁止です。
しかたなく、山小屋の人の指示で御本社内に神さまと同宿させても
らいました。なんとなく神さまと親せきになったような気分です。
いっしょに泊まった地元の学校の飲んべえ先生と酒をくみかわしな
がら話がはずみます。
大大満足なり。ひとつ心残りは、ご来光で鳥海山の山影が日本海に
映る「影鳥海」を見なかったことです。
もう一度行かなくちゃ。
・山形県遊佐町
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- 2017年04月18日
- 未選択