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山の伝説伝承に遊ぶ:「八ヶ岳硫黄岳・夏沢峠と本沢温泉」

▼「八ヶ岳硫黄岳・夏沢峠と本沢温泉」


【概略】
 八ヶ岳は一番南端の編笠山から北端の蓼科山まで25キロにおよ
ぶ連山。そのほぼ中央、夏沢峠を境にして南を南八ヶ岳、北を北八
ヶ岳と呼んでいるようです。硫黄岳は夏沢峠のすぐ南にあり、頂上
は広く、ルートに沿って大きなケルンが立ててあります。

 山上には標高点があり、佐久側に寄ったところに三等三角点もあ
ります。高山植物が豊富で、日当たりのよい砂礫地には、地表を敷
き詰めたようにコマクサが咲いてくれます。

 この山頂の北東側は、古い爆裂火口が大きな絶壁をつくっていて
300mもの高さになって切れ落ち、爆裂のものすごさを残していま
す。岩壁下の谷底、標高2150mにある本沢温泉は江戸時代の発見。
明治の中頃から湯治場として佐久、諏訪の人々が利用していました。

 その昔、ここは冬の半年間、留守番を残して下山。雪と静寂が続
く毎日。春に行ってみると、寂しさに耐えかねてか留守番が無事で
いたためしがなかったという。
・長野県茅野市と南牧村(みなみまきむら)にまたがる。

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山の伝説伝承に遊ぶ:「茨城、栃木、福島県境八溝山・水戸黄門と金鉱と蛇穴」

▼「茨城、栃木、福島県境八溝山・水戸黄門と金鉱と蛇穴」

【概略文】
八溝山には八岐大蛇がすんでいたという。これを退治するよう朝
廷から勅命を受けた那須の国造は、かねてから聞いていた信州の高
山にすむという伝説の天津速駒を探そうと考えました。国造は、木
曽駒ヶ岳へやってきて「姫ヶ泉」のほとりで待ち伏せます。

ある日、天津速駒あらわれ泉の水を飲みはじめました。国造はす
ばやく飛びかかり、手綱を引くことができました。次に乗鞍岳に行
って山の神から天安鞍を借り、また立山から天広盾を、槍ヶ岳から
天日矛を借り受けました。

こうして暴れん坊の神馬から決して落ちない鞍、相手の数に応じ
て広がる盾、矛先が燃える槍を持った国造は勇気百倍、八溝山の八
岐大蛇を退治さできたということです。なお、甲斐駒ヶ岳ふもとの
竹宇駒ヶ岳神社の社伝では、天津速駒がいたのは甲斐駒ヶ岳だとし
ています。
茨城県大子町、栃木県大田原市と、福島県棚倉町との境。
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丹沢・山ものがたり「大山の良弁僧正は不思議な坊さん」

「大山の良弁僧正は不思議な坊さん」

【概略文】
丹沢の大山を開山したのは良弁という坊さんです。良弁は、鎌倉の
出身で奈良東大寺の初代別当というエライ人。こんな話があります。
昔、鎌倉に子どものいない夫婦が住んでいました。さびしい夫婦は
神仏に祈りました。祈りが通じたのか、男の子が生まれ、大切に育
てていました。

 ところがある日、金色のワシに男の子をさらわれてしまいました。
ワシは奈良東大寺二月堂境内の杉の木に降りたという。その時猿が
あらわれ、助け下ろして覚明上人(義淵僧正とも)に渡しました。
男の子は金鷲童子(こんじゅどうじ)と名づけられ育てられます。
さらわれた老夫婦は、嘆き悲しみ、子どもを捜しに全国を歩きます。
夫婦が奈良にさしかかった時、金鷲童子のうわさを耳にしました。

 夫婦は息子を訪ね、無事再会できました。良弁は父母と故郷に帰
り、大山に登って、二重の滝上の岩窟で修業。不動明王に会い、霊
木で本尊を制作して、伽藍、坊舎、僧堂等を建立し、ここに大山は
開山されました。

……よかったら【本文】は(スマホ・パソコンとも)筆者のページで↓
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山の伝説伝承探査「有史以来すわり続ける富士山の虎」


▼「有史以来すわり続ける富士山の虎」

【概略】
 平安時代の漢文学者・都良香の「富士山記」に「山頂に池があり、
蒸気が上がり熱湯が煮えたぎっている。中には大岩があってまるで
虎がうずくまっているようだ」とあります。噴火口にある「虎岩」
のことです。

 当時は溶岩が煮えたぎっていただろうし、書かれている地形もそ
っくりです。そのため、この記述は実際に富士山に登った人から直
接聞いた話であり、記録の上で富士登山者第1号は、筆者に話をし
たこの人だろうという。書かれている竹というのは、苔ではないか
といわれています。

 虎に似た虎岩は崩れかけたとはいえ、いまでもはっきり確認でき
ます。「富士山記」は火口に溶岩があふれた承平年間から30年後の
本。さぞ危険をおかしての登山だったにちがいない…。頂上の岩に
寝ころがりながら本の記述を思い出しました。
・山梨県と静岡県の境


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山旅通信【ひとり画っ展】「南ア・甲斐駒ヶ岳黒戸尾根五合目小屋」

▼「南ア・甲斐駒ヶ岳黒戸尾根五合目小屋

【概略文】
 ここも各地の駒ヶ岳と同じように、馬にちなんだ名前だという。
山梨県側からの登山道の黒戸尾根は、標高差約2200mをほとんど
登りづめです。
 3月、小雪の中、刃渡りからはしごを登って「黒戸刀利天狗」と
呼ばれる所へ着きました。刀利天狗は刀利天のことだという。仏教
でいう三十三天にあり、須弥山の頂上の天にある宮。薄暗くなりか
けたころ、やっと今夜の宿泊の小屋に着きました。凍り付いた雪を
かいて五合目の無人小屋の戸を開けます。
 夜半、風も強く吹き出し、明日の天気が気にかかります。暗闇の
土間で小動物が何かをあさる音がします。雪に埋まる小屋のどこに
住むのか。朝、夕べの天気はどこへやら。見上げる甲斐駒ヶ岳が何
という天上のかなた。それにしてもあの小動物は今夜からまた一匹
ぼっち。その生命力の強さに舌を巻きました。
・山梨県北杜市と長野県伊那市長谷との境

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