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山のまん画ばなし「東北吾妻連峰・西吾妻山の天狗岩」


山のまん画ばなし「東北吾妻連峰・西吾妻山の天狗岩」

【説明概略】
 『日本書紀』に、日本武尊が東征のおり、碓日嶺(旧
碓氷峠)に立ち、妻をしのび東南の方を望んで「あづま
はや」と嘆いたという地名起源説話があります。福島、
山形の県境にあるここ、吾妻連峰にも同じいい伝えがあ
ります。


 最高峰の西吾妻山の北側・天狗岩には吾妻神社の祠が
あります。吾妻神社は、大国主命ともいわれる大己貴神
を主祭神に、日本武尊、菅原道真から大物主命など五十
数柱を祭るというにぎやかさ。


 説話にもとづくのか碓氷峠の近くの群馬県吾妻郡中之
条町にも鎮座しています。ここは、延喜式の新明帳に東
屋沼神社、東屋国神社の名がありますが、のち吾妻権現
と呼ばれ、天狗岩の地名もあるように修験道の信仰の基
地になり、毎年7、8月は猪苗代城下から山伏たちが登
ったということです。
・福島県北塩原村と山形県米沢市の境

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山のまん画ばなし「北アルプス剱岳・カタカナだらけの三ノ窓」


▼「北アルプス剱岳・カタカナだらけの三ノ窓」

【概略文】
 剱岳からさらに北に延びる尾根には三ノ窓、小窓、大
窓などの名前の所があります。窓とは、越中地方の言葉
で稜線が鈍く切れ込んだ所。


 なかでも三ノ窓は、近くにジャンダルム、チンネ、ク
レオパトラニードルなど古代エジプト語から英語、フラ
ンス語、ドイツ語まで使われ、まさに国際化の様相です。


 このほか八ッ峰などの岩峰も従えた鞍部で一度は行っ
て見たいと思う所。ジャンダルムはここのほかに、奥穂
高にも有名なジャンダルムがあります。


 P1、P2あり。チンネは本場ドロミテのものに似て
いるそうです。9月、剣岳山頂から岩稜をたどると東側
前方に岩峰八ツ峰の姿。


 池の谷乗越から岩が覆いかぶさった薄暗い砂地のいや
なガリーを砂にまみれてすべり下り、三ノ窓に到着つい
て小休止。ホッとした一瞬でした。
・富山県立山町と富山県上市町との境

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山の伝説伝承ばなし「語るなかれ、聞くなかれ湯殿山」



▼「語るなかれ、聞くなかれ湯殿山」


【概略文】
 湯殿山は、月山、羽黒山とともに「出羽三山」のひと
つです。湯殿山に突き上げる仙人沢上流には赤褐色の温
泉沈殿物が積もってうろこ状になった巨岩からわき出る
温泉があります。


そこが湯殿山のご神体、つまり温度50度Cのその温泉
そのものがご神体だそうです。この山は秘密を守ること
が入山者の義務、いまでもご神体の巨岩の周囲は撮影禁
止で、「語るな、聞くな」と、人に語ってはならない秘
所としていさめられてきたところ。


 松尾芭蕉の『奥の細道』にも、「…総じてこの山中の
微細、行者の法式として他言することを禁ず。よって筆
をとどめて記さず」とし、「語られぬ湯殿にぬらす袂か
な」と詠んでいるほどです。


 この山はご神体のない山頂には参拝者は用がありませ
ん。そのため山頂への登山道はないという。湯殿山は「出
羽三山」のひとつといっても昔は独自に宗教活動してい
た山。明治の神仏分離令で無理矢理統合されたという経
緯があります。
・山形県鶴岡市と山形県西村山郡西川町との境。

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きょうも山旅いらすと話「長野県・姨捨山のかんむり伝説」



▼「長野県・姨捨山のかんむり伝説」

【概略】
 「信濃の国更級という所に、男すみけり」と始まる『大和物語』
の姨捨伝説。『今昔物語』にも同様の内容で載っています。しかし、
姥捨山というのは別名で、正式には冠着山というんだそうでありま
す。

 山頂広場の杉の大木のわきに冠着神社があって、更級郡戸倉町方
面を向いて建っています。また、神社裏手くぼ地に冠着山権現の石
の祠があって、千曲市坂井側を向いています(普通、神社や祠は、
建立した集落を向いている)。

 冠着とは、頭にのせる冠を着けるという意味だそうです。『古事
記』にある「天の岩戸がくれ」の時活躍したあの天手力男命が、天
の岩戸を背負ってやってきて、この山でひと休み。ずれた冠を着け
なおしたのが名前の由来といいます。

 ここはまた、名月の山としても有名で、『古今和歌集』などにも
うたわれています。・長野県千曲市、筑北村の境
▼【本文】もどうぞ:
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山の民俗まん画「奥多摩御岳山・奥の院にある祠はなんだ?」



▼「奥多摩御岳山・奥の院にある祠はなんだ?」

【概略文】
 奥多摩御岳山は奈良時代の天平19年(741)、行基菩薩が奈良県吉
野の金峰山にならって蔵王権現をまつりました。そのため、この山
を「御岳」といったのだといいます。その上ごていねいに岳の下に
山をつけて御岳山になりました。

 奈良の吉野金峰山は修験道のメッカ。小桜坊という天狗がいるこ
とになっています。そこを模したこの山にも当然天狗がすんでいる
ことになっています。その名を桜坊というそうです。御岳山の天狗
の腰かけ杉のわきから右へあがり、男具那社(おぐなしゃ)の祠の
裏を登ると奥の院に出ます。

 この20坪ばかりの平地に建っている祠に大天狗、小天狗、桜坊の
三座がまつられているという。さすがに古い祠で、崩れそうで、近
よりがたい威厳?を持っていました。なお岩石園入り口にも天狗岩
があり大天狗、小天狗像が建っています。
・東京都奥多摩町

▼【本文】もどうぞ:https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mem/membe05.html

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