某月某日 山の伝承・民俗に遊ぶ【ひとり画ってん】689号「長野県・入笠山のヒメタガソデソウ」
▼山の伝承・民俗に遊ぶ【ひとり画ってん】689号「長野県・入笠山
のヒメタガソデソウ」
【概略】300字
タガソデソウは「誰が袖草」。古今和歌集」の「色よりも香りこそ
あわれとおもほゆれ、誰袖ふれし宿の梅ぞも」に由来。
ウメのような白い花で香気があります。この香りはどなたの袖が触
れたものだろうか。ヒメタガソデソウはその小型の種類。
6月、長野県の入笠山で、身をかがめて三脚にセットしたカメラを
覗く人がいます。
覗かせてもらうとレンズの底に小さな小さなヒメタガソデソウの花
が風に揺れています。構図もなかなかのものです。
雄大な景色の中からこんな小さな場面を切り取ってレンズを向ける
…。妙に感心しました。
翌朝、ヒメタガソデソウは朝露が朝日に光っていました。いまはキ
ャンプは禁止になっています。
・ナデシコ科オオヤマフスマ属の多年草。
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- 2018年02月13日
- 未選択
ヤマケイ新書 私が勝手に撰んだ『日本百霊山』(51)「奥多摩三頭山の神とおツネ」
ヤマケイ新書 私が勝手に撰んだ『日本百霊山』(51)「奥多摩・
三頭山の神とおツネ」
【前文】
三頭山はピークが3つあって、各峰の呼びかたが混乱していてまぎ
らわしい。
三頭山の東峰には祠があります。昔、三頭山は水戸嶺といっていま
した。
ある時、山が荒れ出し、村人が占った結果、水戸嶺にオオモノヌシ
クシカマタという神が天下り「山の恵みに感謝するように」とのお
告げ。
村人は早速祠を建て、この神を祀ったところ、山の荒れはピタリと
止みました。
祠を「鹿留御前社」といっていましたが、いまは「三頭御前」と呼
んでいます。
三頭山にはツネ泣坂という急坂があります。その昔、ふもとのお屋
敷に働くオツネは、美男僧・香蘭と深い仲に。
心配した住職は、香蘭を山梨県の寺に移しました。しかしオツネは
忘れられず、毎夜のように訪ねて行きます…。
・東京都奥多摩町
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- 2018年02月08日
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某月某日 野山の伝承・民俗に遊ぶ【ひとり画ってん】681号「奈良県・十津川村五百瀬(いもぜ)の腰抜田(こしぬけだ)」
▼山の伝承・民俗に遊ぶ【ひとり画ってん】681号「奈良県・十津川
村五百瀬(いもぜ)の腰抜田(こしぬけだ)」
【概略】
04年に世界遺産に登録された熊野古道。その高野山から熊野本宮に
続く小辺路・奈良県十津川村五百瀬地区に「腰抜田」という石碑が
あります。
ここは南北朝時代、大塔宮護良親王が北朝方から逃れて、吉野へ落
ちる時に通ったところ。その時、芋瀬の荘司に助けを頼みました、
すでに幕府からの達しが届いていました。
「本来なら親王を捕らえねばなりませぬが、それはあまりにも忍び
ない。戦って逃げられたということにしたい」。ついては証拠とし
て錦の旗を置いて行くようにとのこと。
親王は、旗を置いていきました。しばらくして家来の村上彦四郎義
光がやってきました。義光は、荘司の館に錦の御旗があるのを見つ
け、激しく怒り荘司の家来を田んぼの中に投げ飛ばします。
家来はそのまま腰を抜かしたので、そこを腰抜田というようになっ
たということです。
・奈良県十津川村五百瀬
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- 2018年02月03日
- 未選択
某月某日 野山の伝承・民俗に遊ぶ【ひとり画ってん】680号「北ア奥穂高岳・物草太郎の祠」
▼山の伝承・民俗に遊ぶ【ひとり画ってん】680号「北ア奥穂高岳・
物草太郎の祠」
【概略】
奥穂高山頂にある祠の祭神は綿津見命とその子・穂高見命、瓊瓊杵
尊となっています。しかし、ちまたではもっぱら物草太郎をまつっ
ていることになっています。
物草太郎が信濃の中将に出世して京から帰って120歳まで生き、死
後、物草太郎ははおたがの大明神に、妻はあさいの権現になってあ
らわれたと「御伽草子」という本に書かれています。
「おたが」の明神とは、「愛宕」とか「御多賀」といわれてきまし
たが、普通は「穂高」の訛りだというのが一番広く使われているそ
うです。
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- 2018年02月02日
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某月某日 野山の伝承・民俗に遊ぶ【ひとり画ってん】677号「北陸白山・別山からの富士山」
▼山の伝承・民俗に遊ぶ【ひとり画ってん】677号「北陸白山・別
山からの富士山」
【概略】
白山連峰のひとつ別山は、主峰御前峰(2702m)、大汝峰(2684m)
とならんで白山三峰に数えられ、山頂近くにある大岩石に青海波の
波紋が残っていることから「四海浪岳」(「後風土記」)とも呼ばれ
ます。
717年(養老元)泰澄大師が白山を開山してより、大師の弟子・浄
定行者が天狗・白山正法坊に化身して守っているといわれます。山
頂直下には別山白山神社があって、白山の地主神・大山祇神(山の
神)をまつってあります。
大山祇神は聖観音の垂迹神だとか。別山とは別の国の山のことです
がここでは富士山が望める山の意味だそうです。9月、なるほど、
快晴の別山からは山なみの向こうに富士山が小さく見えます。
いつもの堂々とした富士山と違って彼方の彼方で霞みがち。なんだ
か遠慮しているような感じに見える山の姿でした。
・石川県白峰村と岐阜県白川村と荘川村との境
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- 2018年01月30日
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