けふもただただ与太ばなし。「大山の天狗は伯耆大山からきた?」
【概略文】
丹沢の大山は天狗の山でもあります。大天狗や小天狗が数多くす
む中で、その大親分が「相模大山伯耆坊」という大天狗。「日本の
八天狗」にも名を連ねています。
伯耆坊というのは、名前の通りもと鳥取県の伯耆大山にいたから
ついた名です。この山には、はじめ土地の名前・相模坊という天狗
がいたそうです。
この相模坊が平安末期、香川県の白峰山に山移りし、次いで伯耆
大山から伯耆坊が移住したというのです。その伯耆坊の祠がケーブ
ル不動前駅の大山寺に鎮座します。
昔は下社のとなりにありましたが、明治初年の神仏分離以来荒廃
の一途。その後、残っていた礎石を使って昔通りの再建したという
ことです。
・神奈川県伊勢原市。
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- 2020年06月15日
- 山歩き
丹沢のはなし・ひとり画ってん「箒沢と道志村との交流の峠・馬場峠」
「箒沢と道志村との交流の峠・馬場峠」
【概略文】
加入道山からわずか東に下った馬場峠は、かつて神奈川県箒沢集
落と山梨県道志村との交流の道。その昔、奥州平泉の藤原秀衡の家
臣・鰐口伊賀守が藤原氏没落後安住の地を求め、甲州路からここを
越えて箒沢に身を寄せ隠れ住んだとか。
この峠でいちばん印象に残るのは、かつて丹沢の本を出すにあた
り、東丹沢・仏果山から不老山までほぼ全山縦走したときのことで
した。全行程雪の中、塔ノ岳以降人に会っていません。
峠付近で突然大きな犬が3頭現れました。思わず立ち止まります。
しばらくして猟犬と分かりましたが、ハンターは無言のまま雪道を
道志側へ消えていきました。
箒沢側の道はいまは荒れて面影もありません。ただ意味もなく道
標をなで回しました。
・神奈川県山北町と山梨県道志村との境
……【さらに本文と出典】は筆者のページで↓
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- 2019年12月09日
- 山歩き
丹沢のはなし・ひとり画ってん「道志村・雨屋本殿をきらう大群神社」
【概略】
丹沢大室山の北側・道志村に大室山をまつる神社があります。こ
こはちょっと変わった神社です。
もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そ
んな古い形をいまに残しているのがここにある大室神社です。
もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そ
んな古い形をいまに残しているのがここ裏丹沢・山梨県道志村にあ
る大室神社です。
丹沢の大室山(1588m)をご神体とし、イニシエより雨屋本殿
をきらう神だそうで、いまでも社は白木の建木だけで建物や屋根が
ありません。そこに埋め込んだ神鏡は雨ざらしです。
1月。この間降った雪が農家の屋根に積もり、大きなツララがた
れ下がっています。白木の建木は最近立て替えたらしく枠組みが新
しくなっています。この神鏡の裏側に何か意味があるらしく、建て
替えの時、宮大工だけが裏面を見ることが許されるといいます。
新しい白い枠組みと青くさびた銅の神鏡がやけに不釣り合いで
す。かつては大室山頂にも「大牟礼山大権現」という石碑も祭って
あったそうですがいまはありません。
・山梨県道志村大室指。
▼大群神社【データ】
【所在地】
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- 2019年10月22日
- 山歩き
▼ふるさとの神々・ひとり画ってん「路傍の神サマ・巳待塔」
▼ふるさとの神々・ひとり画ってん「路傍の神サマ・巳待塔」
【略文】(400字)
村はずれの辻に、蛇の絵文字のようなマークが彫られた石塔があ
ります。巳待塔(みまちとう)です。巳待塔は己巳塔(きしとう)
ともいい、巳待講の人たちが供養のしるしとして建てました。
巳待は、暦にある十二支の巳(み)の日に、おこもりをする日待
の一種の行事です。巳の日だけでなく己巳(つちのとみ)の日に夜
遅くまで起きていて供養します。
また、巳待の文字の意味から前日の戊辰(つちのえたつ)の日に行
い、巳の日を待ったところもあったそうです。かつて千葉県の富津
市の巳待講は毎月前日の辰の日にに行ったといいます。
巳待講の本尊は、長寿・財宝・災難除けの神の弁才天で、七福神
の一神。この神は室町時代からあがめられてきたのだそうです。
弁才天は、十二支の巳から蛇に対する信仰と関係しているところ
から、宇賀神や水神とも関連し、水をつかさどり作神にもなってい
ます。
また、東北の金華山信仰と習合して、蛇は弁才天の使者だとも考
えられました。
▼さらには説明【本文】と【画像】をどうぞ。↓
http://toki.moo.jp/merumaga/fulkamijo/fuljo-07.html
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http://toki.moo.jp/flkam-new/contents/mainfram01.html
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- 2019年06月19日
- 山歩き
▼山岳映画サロン:山旅通信【ひとり画展】で山岳映画会の映画のモデルになっちゃいました。
▼山岳映画サロン:山旅通信【ひとり画展】で山岳映画会の映画の
モデルになっちゃいました。
【序文】
山岳映画サロン:山旅通信【ひとり画展】で山岳映画会の映画のモ
デルになっちゃいました。モデルの素材が問題ですが、作者の山口
氏のテクニックと演出で、なんとかなっているようです。
▼【山岳映画会】
・【とき】:2018年5月15日(火)。
・【ところ】:亀戸カメリアホール(総武線亀戸駅北口下車1分)。
・【開場】:13時40分。
・【上映】:13:55~16:20。7作品中4番目の上映。
・【タイトル】「山旅通信・城峰山」。作者:山口 茂氏。
・【主催】:SES山岳サロン。【協力】:山と渓谷社・新ハイキング社。
・【入場無料】:満員の場合は入場をお断りする場合があります。
……【さらには】→
http://toki.moo.jp/merumaga/hitokoto/hito-10.html
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・山のはがき画読者募集(毎月郵送): http://toki.moo.jp/hagakiga/
(1971年(昭和46)創刊)
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
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(バッグ、Tシャツ・コーヒーカップ)
・【作家応援投稿SNS】:http://gaca.jp/
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- 2018年05月12日
- 山歩き