▼伝承と神話の百名山「青森県・岩木山」
「青森県・岩木山」
【説明概略】
岩木山は、その山の様子から「石(いわ)
の城(き)」の字に「岩木」をあてたものと
いいます。山頂は中央部の岩木山、南の鳥海
山、北の岩鬼山(ママ)からなる。中央部の岩
木山山頂には岩木山神社(下居宮・おりいの
みや)の奥宮本宮の建物が鎮座しています。
弘前藩の鎮守のお山になっているそうで
す。ここにまつられているのは、森鴎外の小
説『安寿と厨子王』で有名な安寿姫。この伝
説から安寿姫を責め殺した山椒大夫の国丹後
(京都)の人が岩木山の支配地に入っても神
が怒るのだという。
これを「丹後日和」というのだそうです。
実際、山頂に登らせないという厳しい禁制が
しかれていたということです。
・青森県弘前市と鰺ヶ沢町の境
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▼【おもしろ山と田園の本】
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・01『新・丹沢山ものがたり』
・02『伝承と神話の百名山』
・03『全国の山・天狗ばなし』
・04『山の神々いらすと紀行』
・05『続・山の神々いらすと紀行』
・06『ふるさとの神々何でも事典』
・07『続・ふるさとの神々何でも事典』
・08『家庭行事なんでも事典』
・09『健康(クスリになる)野菜と果物』
・10『ひとの一生なんでも事典』
・11『ふるさと祭事記(歳時記)』
・12『野の本・山の本』
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▼【山の神仏や天狗と出会う山旅】▼
ヤマケイ新書『日本百霊山』(山と渓谷社)
★ヤマケイ『日本百霊山』ホームページ
https://www.yamakei.co.jp/products/2816120561.html
(山の伝説伝承神話のはなし)
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- 2024年02月08日
- 山歩き
▼山の楽しみもうひとつ「東北・鳥海山の鳥海湖と安倍宗任」
「東北・鳥海山の鳥海湖と安倍宗任」
【説明概略】
東北の名山・鳥海山の名は、鳥海弥三郎に
関係するという説もあります。鳥海弥三郎は
安倍宗任。平安時代後期の陸奥の国の豪族。
あの阿部貞任の弟で「前九年の役」では兄と
ならんで阿部軍の指揮をとり、源頼義軍を悩
ましました。
安倍氏の全盛時、宗任の所領がこの地方に
あったらしい。宮城県の鳥海の浦とが宗任の
生誕地といい、鳥海弥三郎の名の元だといい
ます。その後安倍氏の発展に従い北に移りま
す。
岩手県磐井郡の鳥海、胆沢郡の鳥海の柵、
出羽地方にも矢島方面には鳥海山、相庭館附
近に鳥の海、酒田市の泉竜寺の徳尼公廟など
は鳥海氏には関係深い遺跡です。このような
ことから鳥海山は鳥海氏領内の山としてその
名が生まれたのではないかということです。
・山形県遊佐町。
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- 2024年02月07日
- 山歩き
▼山の楽しみもうひとつ「北ア立山・雄山の一、二、三ノ越」
「北ア立山・雄山の一、二、三ノ越」
【説明概略】
ふつう山に登る時、まず一合目から
二合目、三合目と登り、
十合目で頂上につきます。
ところが立山では一ノ越、二ノ越、
三ノ越と登っていくのだそうです。
山を仏さまの姿に見立て、
膝が一ノ越で、腰が二ノ越、
肩が三ノ越、首が四ノ越、
頭が五ノ越なのだそうです。
この呼び方は古く、
平安末期の国語辞書の
『伊呂波字類抄』(編者・橘忠兼)に
「躰厳石之山、膝名一輿、腰号二輿、
肩字三輿、頸名四輿、
申頭烏瑟(うしつ)五輿」とあり、
山頂を烏瑟の峰といっているそうです。
かつて越中の男子は16歳になると
雄山に参詣し、
朱塗りの杯のお神酒を戴かないものは
一人前として扱われなかったそうです。
もし途中でへばり登れなかった時は
前世悪業の報いとされ、
帰宅してからも一生つまはじきに
されたというから大変です。
この習慣は昭和の初めまで続いたそうです。
・富山県立山町
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- 2024年02月05日
- 山歩き
▼山の楽しみもうひとつ「北ア立山・雄山のお花畑の由来」
「北ア立山・雄山のお花畑の由来」
【説明概略】
立山の山頂付近の高山植物。ここにはもと
千蛇ヶ池という池があり、恐ろしい大蛇がた
くさんすんでいたという。大蛇は夜になると
人里に降りてきては人を殺したり、家畜を盗
んだりのし放題。
見かねた立山権現は大蛇たちを神殿に集め
「いまのようなことをしていると、この世に
は人間がいなくなってしまう。お前たちだっ
て食べるものがなくなって困るだろう。ここ
にある草花の種をやるから池のほとりにまい
て、芽が出るまで池に潜って待っておれ。そ
のうちに人間も増えるだろう」と諭しました。
なるほど。大蛇たちは種をまいて池に潜り
ました。立山権現はそれを見すますと、池の
上に毎日毎日大雪を降らせ雪の下に永久に封
じ込めてしまいました。
雪は大雪渓になり、やがて溶けはじめると
大蛇たちがまいた高山植物の花が咲きはじ
め、いまのお花畑になったということです。
・富山県立山町
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- 2024年01月31日
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▼山の楽しみもうひとつ「奈良吉野義経隠れ堂と静御前」
「奈良吉野義経隠れ堂と静御前」
【説明概略】
吉野・奥千本にある義経隠れ堂。
義経に行かれてしまった
静御前の名をつけた
センリョウ科の植物ヒトリシズカ。
『和漢三才図会』に
「静とは源義経の寵妾にして
吉野山に於て歌舞の事あり」
とあり、またフタリシズカも
同書に、「静女の幽霊二人と為り
同じく遊舞す」とあります。
ある年の正月七日、
吉野の勝手明神の神職が
女性に若菜摘に行かせました。
そこへ静御前の霊があらわれ
「経を書いて回向をしてくれ」という。
霊は女性に乗り移り
自分は静御前だと名乗ります。
神職は神社宝蔵の舞い
衣装を着せると
女性は舞いだしました。
やがて亡霊も姿をあらわし
二人になって舞いはじめました。
「しづやしづ、賤(しず)の
苧環(おだまき)繰り返し、
昔を今になすよしもがな」。
春に吉野で楽しく過ごした
義経との昔語りを
フタリシズカとなって
謡いあげていくのでありました。
・奈良県吉野町
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筆者のHP↓
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
★『新・丹沢山ものがたり』山と渓谷社刊の続編。
★『日本百名山の伝承神話』百名山の神話伝説
★『全国の山・天狗ばなし』天狗とはなんだ?
★『ふるさとの神々何でも事典』田舎の神様たち
★『続・ふるさとの神々何でも事典』旧富民協会の続編。
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- 2024年01月25日
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