もっと山の楽しみ「会津磐梯山」
【説明概略文】
磐梯山は大同2(807)年に弘法大師空
海が開山、永久鎮護のため恵日寺を建てたと
の伝説から山頂肩の弘法清水がありそばに大
師像も建っています。
この山も不思議な伝説や言い伝えが多い。
地元の民俗研究家橋本武氏によれば、この山
はその昔「鶏岳」といったという。そして古
くからの禁忌があり「磐梯山に鶏の卵を持っ
て登ると磐梯明神の怒りにふれ、山が荒れて
災いに遭う」というそうです。
磐梯山の山頂には磐梯明神がまつられてい
ます。この明神に捧げて埋めた鶏の霊が祟る
とされ、年寄りたちが特別に注意するわけで
もないのに、いまでも何となく気がとがめる
ため卵は持っていかないそうです。
ただ私が登ったとき山頂にある祠のなかに
まつってあったのは皇高天原命の碑で、磐梯
明神の碑はその下に粗雑に置かれていまし
た。いかにも民衆の神を見下しているようで
残念な気がしました。
・福島県猪苗代町と磐梯町、北塩原村との境
【説明本文】をどうぞ。
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- 2024年01月07日
- 山歩き
「北ア常念登山口炎天下の烏川林道」
「北ア常念登山口炎天下の烏川林道」
【説明概略文】
常念岳と蝶ヶ岳の登山口三ツ股から
間もなく舗装になり、ゲートをくぐると
立派な駐車場があります。
常念岳と蝶ヶ岳の間から流れ出し、
やがて烏川にそそぐ本沢に沿った
烏川林道の終点です。
登山者ははマイカー以外でもタクシーを利用。
林道は地形が急傾斜のため、
何回も大きくピンカーブ。
山頂までより林道は3倍の距離。
真夏炎天下、この林道を歩いてみました。
あまりの暑さに雨傘をさし、
アスファルトの照り返しを
我慢しながらテクテク。
途中、山小屋から呼んだらしい
タクシーのなかで
居眠りしている人たちに追い抜かれます。
あのまま駅に横付け、特急で帰宅。
山の余韻もなく一家団欒……。
くそッ!。今度登るときはヘリでも雇うがいい。
暑さで水ぶくれになった腕を
さすりながらひがみました。
・長野県松本市と安曇野市との境。
【説明本文】
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- 2023年10月08日
- 山歩き
山の炉端ばなし「北アルプス・内蔵助谷(くらのすけだん)の流れ星」
▼「北アルプス・内蔵助谷(くらのすけだん)の流れ星」
【概略文】
黒四ダムの下流、黒部川左岸の支谷・内蔵助谷(だん)
は、上流に氷河地形のカールとモレイン(堆石)がある
ことで有名です。大カールの最低部の氷は一千数百年も
の年月を経た「生きている氷河」といわれています。
ここはあの佐々成政も信州への往来に利用したともい
われる所。内蔵助平はその中流域にある長円形の浸食盆
地になっています。北アルプスに残された数少ない静寂
境のひとつで、高山植物の宝庫として知られています。
7月、真砂沢ロッジから黒部ダムに向かう途中、内蔵
助平の鉄橋の水場近くにテントを張りました。物音は沢
の流れだけ。夜中にふと目が覚めました。
テントから顔を出して覗くと外は満天の星。外に出て
流れ星を肴にイッパイはじめました。天の川はオレのも
のだあ!。
・富山県立山町
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・『全国の山・天狗ばなし』山の妖怪天狗とはなんだ? ほか
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- 2023年07月08日
- 山歩き
山の炉端ばなし「南ア・赤石岳と南朝の大将軍・宗良(むねなが)親王」
▼「南ア・赤石岳と南朝の大将軍・宗良(むねなが)親王」
【説明概略文」
赤石岳の北側に「大聖寺平」という所があります。こ
の名は南北朝時代、西麓大鹿村大河原に籠居していた宗
良(むねなが)親王の故事による「大小寺平」ちなむと
いわれています。
宗良(むねなが)親王は、南朝後醍醐天皇の皇子。南
北朝廷の争いで信濃国に入り、大河原に幽居。しばしば
赤石岳の山頂に登り、足利氏調伏を祈ったという。
その後、約30年間にわたって大河原を根拠に駿河、武
蔵、上野、越後、美濃、尾張などを転戦ののち、ここで
死去したとされ、この一帯にはいまでも宗良(むねなが)
親王伝説残っています。
荒川岳から南下、荒川小屋を過ぎると大河原方面へ下
る分岐で、指導標とケルンが建っています。このあたり
の平坦地が大聖寺平。
近くに霊神碑などもあり、そんな歴史を秘めたところ
とはとても思えません。登山者は黙々と赤石山頂をめざ
します。
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- 2023年05月30日
- 山歩き
山の初心者【軽口ばなし】「野山のはがき・字書き虫」
▼「野山のはがき・字書き虫」
【概略文】
野山を歩いていて、文字や絵を描いたような木の葉っぱを見たこ
とはありませんか。まさに「葉書」です。字書き虫の仕業です。字
書き虫は葉の中に潜って暮らす虫で、ハモグリガや、ハモグリバエ
の総称です。これらの幼虫の中には、葉の内層の葉肉を食べるため
中に潜り込む習性があるものがいます。
この幼虫たちが、食べたあとが半透明に残り、まるで絵や字を書
いたように葉の表皮を通してみえます。昆虫の種によって模様が違
うそうです。幼虫のほとんどが潜葉性で、大きくなるとハンモック
のような繭や絹糸の束で囲んだ繭を作るそうです。
字書き虫の中には害虫になってしまうものもいるというから残念
です。ハモグリガの仲間には、モモ・リンゴ・サツマイモ・アサガ
オなどに潜るものもがいます。ハモグリバエの仲間にはイネ・麦・
エンドウ・ネギ・ダイズにとりつくものもいます。
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ヤマケイ新書 (漫遊・漫筆)『日本百霊山』 (山と渓谷社)
山は神仏や精霊、天狗や怪異と出会う霊域。神話や伝説を訪ねた本。
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ないようにしました。またカバー写真・雨飾山は掲載していません。
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- 2023年04月16日
- 山歩き