忍者ブログ
< 04月 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 | 06月 >
Home > カテゴリー > 山歩き

★「明けましておめでとうございます」【2023年、謹賀新年】



明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
「ヤソ半ば」とはいえ、まだまだカラ元気。神社の階段トレ、低山
ハイカイと「なんとかの冷や水」を楽しんでいます。なにかと目障
りになるかも知れませんがご勘弁のほど…。

【概略】
 ことしはウサギどし。ここ南アルプス兎岳(長野県・静岡県)は
標高2799.3m。聖岳の西北にあり、北側に小兎岳をしたがえていま
す。すぐ下にがっちりした避難小屋もあります。

 8月の暑い日、百間洞から中盛丸山。小兎岳をへて兔岳でイップ
ク。ふり返ればきのう登った赤石岳が大きい。ザックをおろし水を
飲み、汗をふきます。

 貰いもののチマキをほおばり雄大な聖岳をみながら飲みこみま
す。左手に兔岳東面バットレスの頭がのぞいています。聖岳を前に
気にもとめずに通りすぎる山です。

 ところでなぜ兔岳というのでしょうか。調べたがどうしても分か
りません。そこで現地の観光協会ほか2、3に電話で問い合わせま
したがついにわからずじまい。理由はどうであれ、兔岳は兔岳だと
兔岳の声が聞こえそうです。
・長野県南信濃村と上村と静岡市との境
……【さらには】↓
https://toki.moo.jp/mel-maga/nengajo/nengajo.html


…………………
【とよだ 時】山の伝承探査・駄文駄画師(漫画家)

拍手[0回]

PR
▲page top

山の軽口ばなし「上毛三山榛名山・相馬岳」


▼「上毛三山榛名山・相馬岳」

【概略】
 榛名湖の東方にそびえる相馬山は、一名黒髪山。古書に「総魔嶽
(魔所なり、人登を不得)」とあるくらい怪異が多く、近世は登る
人もなかったという。相馬山上には、神社や石仏がならんでいます。

 なかでも大いばりしているのは石造り相馬大神。これは慶応4年
(1868)、中村(いまの渋川市)の御嶽講中が建立したものとか。
明治14年(1881)、黒髪神社の奥宮が山頂に建てられました。

 コレラが大流行した時御利益があるというのでお参りに押し寄せ
たこともあったといいます。黒髪とは、雨をつかさどる神・暗龗神
(くらおかみがみ)がなまったもの。よく雷がおこる相馬山を信仰
の対象したものとか。

 このあたりには源頼朝に従った千葉常胤の先祖千葉常政(将)の
伝説があり、相馬山も常政の一子相満丸が天狗とすんだところとい
われています。
・群馬県高崎市・渋川市・榛東村との境

▼【本文】https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mem/membe07.html

…………………………………
……【広告】……
▼【おもしろ山と田園の本】
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
…………………
▼【発売中】▼
ヤマケイ新書 『日本百霊山』 (山と渓谷社)
山は神仏や精霊、天狗や怪異と出会う霊域。神話や伝説を訪ね、高
峰から里山まで日本全国の百山を紹介
・ヤマケイ 『日本百霊山』ホームページ:
https://www.yamakei.co.jp/products/2816510380.html

★おわり
……………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

山の軽口ばなし「房総・高宕山の観音堂の小滝」


▼「房総・高宕山の観音堂の小滝」

【概略文】
 低山ながら360度の展望の高宕山。狭い山頂には小さな清滝神社
の石祠が置かれています。清滝神社は、雨をつかさどる神・高おか
み神をまつります。

 村人はこの神社に雨乞いを祈願し、高宕観音堂わきから落ちる清
水を借りて、田んぼにまくと不思議に雨が降ったといいます。その
時、途中で休んだりすると、そこに雨が降ってしまうというので、
この「水借り」には村の若い衆がリレー式に運んだそうです。

 そして念願がかなうと水を2倍にして返したという。ここの水は
涸れたことがなく、落下する水のたまった小さな池は毎年オタマジ
ャクシで真っ黒になります。

 さすがにことしの雨不足には勝てなかったとみえて、訪れたとき
は石清水も涸れ、岩も乾いていました。こんなこともめずらしい。
同行の諸氏もうなっていました。
・千葉県富津市と君津市との境

▼【本文】https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mem/membe03.html

…………………………………
……【広告】……
▼【おもしろ山と田園の本】
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
…………………
▼【発売中】▼
ヤマケイ新書 『日本百霊山』 (山と渓谷社)
山は神仏や精霊、天狗や怪異と出会う霊域。神話や伝説を訪ね、高
峰から里山まで日本全国の百山を紹介
・ヤマケイ 『日本百霊山』ホームページ:
https://www.yamakei.co.jp/products/2816510380.html

★おわり
……………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

山の軽口ばなし「奥多摩・鋸尾根の天狗像」


▼「奥多摩・鋸尾根の天狗像」

【概略】
 奥多摩の大岳山は、御前山・三頭山とともに奥多摩三山のひとつ。
この山は神主がかぶる冠のような形なので一名冠山とも呼ぶとい
う。その大岳山から露岩の間の急坂を下り北西に進みます。

 やがて鋸のようにギザギザなその名も鋸山、天地山分岐からゴツ
ゴツした鋸尾根を進み、ハシゴや鎖場を過ぎてひょこっと現れる大
天狗と小天狗の石像。そばに石祠もあります。

 大天狗像の下部には「奉」の文字、小天狗像の下部には「納」の
文字があり、それぞれに「昭和四六年五月」 、左側に神社の名が
刻んであります。これはこの尾根のすぐ北麓登計(とけ)集落にあ
る新興宗教の神社。

 思わずザックを下ろし小休止、お茶を飲みおやつをほおばります。
誰でも同じなのかあとから来るハイカーも次々に休憩。たちまち満
員になってしまいました。
・東京都奥多摩町

▼【本文】https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mem/membe07.html

…………………………………
……【広告】……
▼【おもしろ山と田園の本】
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
…………………
▼【発売中】▼
ヤマケイ新書 『日本百霊山』 (山と渓谷社)
山は神仏や精霊、天狗や怪異と出会う霊域。神話や伝説を訪ね、高
峰から里山まで日本全国の百山を紹介
・ヤマケイ 『日本百霊山』ホームページ:
https://www.yamakei.co.jp/products/2816510380.html

★おわり
……………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

山の軽口ばなし「西丹沢・バケモノ沢の野宿訓練」


▼「西丹沢・バケモノ沢の野宿訓練」

【概略】
 丹沢湖に注ぐ大又沢上流にあるバケモノ沢。かつて支流水晶がと
れ、盗掘されないよう気味の悪い名前をつけたともいいます。

 5月のある日「鬼が出るか、蛇が出るか」遊び心で訓練してみま
した。名前が名前のところだけ参加者は計3人。バケモノ沢に着い
た一行は早速野宿の場所を深します。

 動物を驚かせないようにしながらたき火を囲み、夕食の準備。山
談義と山の歌に夜も更けていきます。聞こえるのは沢の音と、時々
風に揺れる高い場所の木の枝。

 夜半を過ぎ3時にもなると夏の夜明けは早く空が白くなったと思
う間もなくみるみる明るくなります。山の斜面に日が当たるころ起
きだし「鬼は出たか、蛇はどうした?」バケモノモドキの3人が大
笑い。

 それにしてもガケ崩れの林道がやたら延びています。さぞかし動
物たちも住みにくかろう。
・神奈川県山北町

▼【本文】https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mem/membe06.html

…………………………………
……【広告】……
▼【おもしろ山と田園の本】
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
…………………
▼【発売中】▼
ヤマケイ新書 『日本百霊山』 (山と渓谷社)
山は神仏や精霊、天狗や怪異と出会う霊域。神話や伝説を訪ね、高
峰から里山まで日本全国の百山を紹介
・ヤマケイ 『日本百霊山』ホームページ:
https://www.yamakei.co.jp/products/2816510380.html

★おわり
……………………………………………………

拍手[0回]

▲page top

▲page top