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★「神奈川県丹沢・姫次の伝説」

神奈川県丹沢・姫次の伝説


丹沢蛭ヶ岳の北方に「姫次」という所があります。姫とは、安土桃
山時代「天目山の戦い」で敗れた武田勢の旗本・小山田八左衛門丞
行村の娘・折花姫のことだという。


折花姫は神ノ川沿いに隠れ住みますが、信長・家康連合軍の執拗な
追及にあい、ついにここで追いつかれてしまいました。「もはやこ
れまで」。
自分ののどを突いて自害してしまった
と伝えます。だからここは「姫次」ではなく、「姫突き」が本当の
地名だという説があります。


また、昔はこのへんにウツギの仲間のヒメウツギがたくさん自生し
ていたという。これを略してヒメツギとなり「姫次」の字を当てた
との説もあります。


いまは姫次をヒメツグと読む人が増え、わによってどんどん変わ
っていくものですね。
・神奈川県相模原市


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▼「山のはがき絵」 終わり





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★「富士山・二人の姫伝説」

富士山・二人の姫伝説

不思議な話その1。絶世の美女の木花開耶姫に男神たちはみな思い
を寄せていました。


ある時姫はちやほやされる自分を意識し、またそれに満足している
ことにむなしさを感じ、自分に嫌気がさしました。姫19歳のとき、
ひとり白馬に乗って富士山頂へ。


そして山頂に立ち剣を地に刺すと静かに天に昇っていきました。こ
うして開耶姫は富士山に祭られる神になったのだそうです。


もう一人はかぐや姫。帝の后になってくれるように請われましたが
「自分はもともと人の身ではありません」と富士山の岩窟に籠もっ
てしまいました。


困った帝は王冠を勅使に託し、かぐや姫をさがしに登らせました。
しかし、王冠を富士山中腹で受け取ったかぐや姫は、それをつけた
まま山頂に消えていったという。


「富士山縁起」「神道集」「本朝神社考」などの古書に記載されてい
る話です。





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★「北アルプス・雪倉岳」

北アルプス・雪倉岳


北アルプスの白馬岳三国境から、朝日岳に向かう途中に雪倉岳とい
う山があります。富山県下新川郡朝日町と新潟県糸魚川市との境。


大きな山体と景観のすばらしさ、見事な高山植物が楽しめる山です。


とくに東斜面のカール、ハイマツの中に光る雪倉池、神の田んぼと
呼ばれる湿原群、さらに鉢ヶ岳との鞍部は白馬一帯でも有数の規模
を誇るお花畑が広がる場所として知られています。


国指定の特別天然記念物「白馬連山高山植物帯」の中でもあります。


しかし、白馬岳-朝日岳の縦走路の途中にあるため、通過点として
通り過ぎていく登山者がほとんど。


足を止める人はめったにいないのはもったいないほど。かつて越中
(富山県)側からは、鉢と呼ばれ、いまの鉢ヶ岳と雪倉岳の文字が
入れ替わっていたという。
・新潟県新潟県糸魚川市と富山県朝日町との境


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★【山のはがき絵】「北アルプス・白馬岳は黒馬岳」

北アルプス・白馬岳は黒馬岳


昔の人は、初夏の山にできる雪形を見て農作業をはじめました。白
馬岳の雪形もその一つ。


村人はこの山に馬の雪形のでる頃を水田のなわ代かき開始の目安と
したという。


そこで、この山をなわ代かき馬・代(しろ)馬岳と呼んでいました。


ところが明治時代、陸軍参謀本部陸地測量部というすごい名前のと
ころが地図をつくる時、ろくに村人の意見も聞かずに白馬(しろう
ま)とあて字してしまいました。


その後、山ろくの村々が合併、お役所がつくった地図通りの山の名
前を取り白馬村と命名、つづいて駅も白馬駅と改名しました。


どちらもハクバと音読みさせました。しかし、あらわれるのは山の
地肌が出た黒馬です。


「ハクバだ」「シロウマだ」という、ちまたの山名論争をよそにわ
が「黒馬岳」は悠然として天空にそびえているのであります。

・長野県白馬村と富山県朝日町との境。


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とよだ 時の【山のはがき絵】「奥多摩御嶽山の天狗」

【山のはがき絵】「奥多摩御嶽山の天狗」

奥多摩御岳山は奈良時代の天平19年(741)、行基菩薩が奈良県吉野
の金峰山にならって蔵王権現をまつりました。


そのため、この山を「御岳」といったのだといいます。その上ごて
いねいに岳の下に山をつけて御岳山になりました。


奈良の吉野金峰山は修験道のメッカ。小桜坊という天狗がいること
になっています。


そこを模したこの山にも当然天狗がすんでいることになっていま
す。その名を桜坊というそうです。


御岳山の天狗の腰かけ杉のわきから右へあがり、男具那社(おぐな
しゃ)の祠の裏を登ると奥の院に出ます。


この20坪ばかりの平地に建っている祠に大天狗、小天狗、桜坊の三
座がまつられているという。


さすがに古い祠で、崩れそうで、近よりがたい威厳?を持っていま
した。


なお岩石園入り口にも天狗岩があり大天狗、小天狗像が建っていま
す。
・東京都奥多摩町



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