【山の絵はがき通信】951、952、953号、郵送しました。
【山の絵はがき通信】951、952、953号、郵送しました。
【山岳はがき画の会】読者の皆さま、どうぞお受け取り下さい。
今月の【山の絵はがき通信】の内容は
★(1):951号「奥高尾・小仏峠」
・同上説明文
★(2):952号「北海道・阿寒岳(雌阿寒岳)」
・同上説明文
★(3):953号「雪がなくても白い峰・草津白根山」
・同上説明文
…………………………………………………………
★1:山岳伝承【絵はがき通信】
・951号「奥高尾・小仏峠」
【前文】
奥高尾ハイキングコ-スにある小仏峠。かつては旧甲州街道の要所
として、笹子峠に次ぐ難所。昔は関所があり、東海道の箱根、中仙
道の碓氷とともに「関東三関」のひとつ。地名は峠に1寸8分の小
さな石仏像が安置されていたことから命名されたという。
・東京都八王子市と神奈川県相模原市との境。
★2:山岳伝承【絵はがき通信】
・952号「北海道・阿寒岳(雌阿寒岳)」
【前文】
北海道で阿寒の名がつく山は三座ある。活発に噴火する雌阿寒岳(め
あかんだけ1,499m)と、その南の阿寒富士(あかんふじ・1,476m)、
それに阿寒湖付近で噴火し、「パンケトー」、「ペンケトー」という
2つの湖を造った雄阿寒岳(おあかんだけ・1,370m)があります。
しかし、一般的に阿寒岳というと雌阿寒岳を指すことが多い。
・北海道足寄町と釧路市との境。
★3:山岳伝承【絵はがき通信】
・953号「雪がなくても白い峰・草津白根山」
【前文】
いまも活動を続けている活火山の白根山と、古い活火山の本白根山
がならび、そのすぐ南に2165mのピーク、また白根山のすぐ北に
も2138mのピークがあり、どれが白根山・本白根山の頂なのか。
白根と本白根の間には逢ノ峰もあり、これらの峰々の総称が草津白
根山。なんともややこしい山です。
・群馬県草津町。
▼詳細は下記をどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/gateyuso/gateyuso.html
★【山岳はがき画の会】読者会員募集
http://toki.moo.jp/hagakiga/index.html
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【山岳はがき画の会】読者の皆さま、どうぞお受け取り下さい。
今月の【山の絵はがき通信】の内容は
★(1):951号「奥高尾・小仏峠」
・同上説明文
★(2):952号「北海道・阿寒岳(雌阿寒岳)」
・同上説明文
★(3):953号「雪がなくても白い峰・草津白根山」
・同上説明文
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★1:山岳伝承【絵はがき通信】
・951号「奥高尾・小仏峠」
【前文】
奥高尾ハイキングコ-スにある小仏峠。かつては旧甲州街道の要所
として、笹子峠に次ぐ難所。昔は関所があり、東海道の箱根、中仙
道の碓氷とともに「関東三関」のひとつ。地名は峠に1寸8分の小
さな石仏像が安置されていたことから命名されたという。
・東京都八王子市と神奈川県相模原市との境。
★2:山岳伝承【絵はがき通信】
・952号「北海道・阿寒岳(雌阿寒岳)」
【前文】
北海道で阿寒の名がつく山は三座ある。活発に噴火する雌阿寒岳(め
あかんだけ1,499m)と、その南の阿寒富士(あかんふじ・1,476m)、
それに阿寒湖付近で噴火し、「パンケトー」、「ペンケトー」という
2つの湖を造った雄阿寒岳(おあかんだけ・1,370m)があります。
しかし、一般的に阿寒岳というと雌阿寒岳を指すことが多い。
・北海道足寄町と釧路市との境。
★3:山岳伝承【絵はがき通信】
・953号「雪がなくても白い峰・草津白根山」
【前文】
いまも活動を続けている活火山の白根山と、古い活火山の本白根山
がならび、そのすぐ南に2165mのピーク、また白根山のすぐ北に
も2138mのピークがあり、どれが白根山・本白根山の頂なのか。
白根と本白根の間には逢ノ峰もあり、これらの峰々の総称が草津白
根山。なんともややこしい山です。
・群馬県草津町。
▼詳細は下記をどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/gateyuso/gateyuso.html
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- 2016年01月28日
- 未選択
★山の伝承「丹沢・大室山山麓道志村大群神社」
西丹沢・城ヶ尾峠と武田信玄
もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そん
な古い形をいまに残しているのがここ裏丹沢・山梨県道志村にある
大室神社です。
丹沢の大室山(1588m)をご神体とし、イニシエより雨屋本殿を
きらう神だそうで、いまでも社は白木の建木だけで建物や屋根があ
りません。そこに埋め込んだ神鏡は雨ざらしです。
1月。この間降った雪が農家の屋根に積もり、大きなツララがたれ
下がっています。白木の建木は最近立て替えたらしく枠組みが新し
くなっています。
この神鏡の裏側に何か意味があるらしく、建て替えの時、宮大工だ
けが裏面を見ることが許されるといいます。
新しい白い枠組みと青くさびた銅の神鏡がやけに不釣り合いです。
かつては大室山頂にも「大牟礼山大権現」という石碑も祭ってあっ
たそうですがいまはありません。
・山梨県道志村大室指。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac01.html
………………………
・【山のはがき画読者募集】: http://toki.moo.jp/hagakiga/
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
★おわり
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もともと神とは雄大な自然そのものを敬うことにありました。そん
な古い形をいまに残しているのがここ裏丹沢・山梨県道志村にある
大室神社です。
丹沢の大室山(1588m)をご神体とし、イニシエより雨屋本殿を
きらう神だそうで、いまでも社は白木の建木だけで建物や屋根があ
りません。そこに埋め込んだ神鏡は雨ざらしです。
1月。この間降った雪が農家の屋根に積もり、大きなツララがたれ
下がっています。白木の建木は最近立て替えたらしく枠組みが新し
くなっています。
この神鏡の裏側に何か意味があるらしく、建て替えの時、宮大工だ
けが裏面を見ることが許されるといいます。
新しい白い枠組みと青くさびた銅の神鏡がやけに不釣り合いです。
かつては大室山頂にも「大牟礼山大権現」という石碑も祭ってあっ
たそうですがいまはありません。
・山梨県道志村大室指。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
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★おわり
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- 2016年01月19日
- 未選択
★山の伝承「西丹沢・城ヶ尾峠と武田信玄」
西丹沢・城ヶ尾峠と武田信玄
西丹沢に城ヶ尾峠があります。城ヶ尾とはすぐ西の城ヶ尾山の名前
からきているそうです。
この山にはいまも城を築いたような形跡が残っているといいます。
かつて南北朝の時代、南朝方の忠臣新田義貞の次男義興が足利尊氏
らに敗れ鎌倉を逃れてから河村郷から甲斐の国に落ちのびる途中、
城ヶ尾山に砦を築いて立てこもったという伝説があります。
また、武田信玄が小田原北条の氏康を攻めた時(1569年・永禄12)
このあたりに陣を張ったとのいい伝えもあり、あるいは信玄の城の
跡ではないかとの説もあります。
城ヶ尾峠から南の地蔵平への途中にある信玄平は、武田信玄がその
とき休んだとされる地名ともいわれています。
ある時酔狂にも城ヶ尾山の城跡を探したことがありましたがとうと
う見つかりませんでした。
・神奈川県足柄上郡山北町と山梨県南都留郡道志村との境
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac10.html
………………………
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★おわり
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- 2016年01月17日
- 未選択
★山の伝承「丹沢ヤビツ峠登山口・蓑毛の疫病神」
丹沢ヤビツ峠登山口・蓑毛の疫病神
伝染病や疱瘡などを流行らす恐ろしい厄(疫)病神。その恐ろしい
神を暴れられないように祭り慰め、おとなしくしてくれるよう願う
お祭りもあります。
またいったん病気が流行すると祭礼を行い、お囃子もにぎやかに厄
神を送り出す疫病送りの行事もあります。
ここ丹沢の登山口蓑毛の近くにも厄病大権現なる立派な社が祭られ
ています。もうかなり昔の話です。
小蓑毛集落鹿島神社境内にあり、格子越しに覗いてみると薄暗い社
のなかに年代物の祠にサカキやご弊が供えられ、いかにも封じ込め
た感じです。
格子の間からなかを写真に撮ります。犬の散歩の通りがかる人がけ
げんな顔をして見ています。
あとでみたら撮った写真が一枚も写っていません。まさか厄病神に
とりつかれたのではと風呂に入り厄を落とそうと体中ごしごし洗い
ました。
・神奈川県秦野市小蓑毛鹿島神社境内。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac09.html
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★おわり
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- 2016年01月16日
- 未選択
★山の伝承「秩父・両神山の八海山」
秩父・両神山の八海山
両神山はかつては修験道の山として賑わいました。その表参道、八
海山とよばれる所に大頭羅神王という石像があります。
この山の信仰は木曽の御嶽山の行者によって始まったものという。
そういえば御嶽山の前衛の山の八海山、三笠山、阿留摩耶山の名も
地図の上に見られます。
しかも、行者の唱える唱文のなかに「三笠山刀利天坊、八海山大頭
羅坊、阿留摩耶山アルマヤ坊…」と御嶽山と同じ天狗の名がでてく
るという。
ならばこの大頭羅神王は、御嶽山の天狗の分身になります。火炎に
似た形をした髪の毛のなかの顔は両牙をむきだし、見ようによって
は不動さまのようにも見えます。
そういえば石像のすぐ上は弘法の清水という水場があり、なにやら
関連ありそうです。
人の気配も感じない深山。耳にハルゼミの鳴き声がしみるひととき
でした。
・埼玉県小鹿野町
▼画像をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac08.html
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★おわり
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- 2016年01月13日
- 未選択