某月某日「南アルプス・甲斐駒山」
某月某日【山の伝承漫画】「南アルプス・甲斐駒」
甲斐駒ヶ岳は数ある全国の駒ヶ岳のなかでも最高峰。ドッシリ構え
た雄姿は見事です。
山頂には立派な祠があり、山梨側山麓・2個所の駒ヶ岳神社の奥宮
です。
祭る神は大国主命でおなじみの大己貴命(おおなむちのみこと)と
少彦名命(すくなひこのみこと)という神さま。
日本神話で出雲の国譲りの時、建御雷神(たけみかづちがみ)に追
われた建御名方神(たけみなかたがみ)が長野県諏訪湖まで逃げて
きて、甲斐駒ヶ岳を見てただ感動。
のち、諏訪湖の神になり、あの崇高な山に、父親神である大己貴命
(大国主命)を祭ったのがはじまりという。
少彦名命があるのは、大・小(少)の対比からコンビとしてよく祭
られているケースです。
シーズンには登山者が、まるでアリが列をなすような状態で、人気
度がうかがえます。
・山梨県北杜市と伊那市との境
▼「イラスト」と説明文は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi06.html
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・山のはがき画読者募集・毎月郵送: http://toki.moo.jp/hagakiga/
・【仕事部屋】へもどうぞ: http://toki.moo.jp/tacoroom/
・【グッズマイショップ】:https://suzuri.jp/toki-umoart
・【作家応援投稿SNS】:http://gaca.jp/
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★おわり
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- 2016年03月02日
- 未選択
某月某日「丹沢湖神縄トンネル上・三神峠の縛られ道祖神」
某月某日【山の伝承漫画】「丹沢湖神縄トンネル上・三神峠の縛られ道祖神」
丹沢湖畔神縄トンネルの上は玄倉集落と神縄を結ぶ古道の三神峠に
は3体の神像があります。
左側のものは2体の像が彫ってある2体道祖神。まん中の像は1体
の神像で、右側の石像は前が割れて小さくなってしまっています。
この割れている神像が大道祖神(オオザイノカミ)と呼ばれるイボ
取りに効験ある道祖神だという。
この神に願をかけるには神像を荒縄でしばりあげ、イボがとれると
ほどくという。つまり神さまを脅かすわけです。
ほかの2神は「水神」と、カイコの神(蚕影(こかげ)山)らしい
とのこと。
ある時、峰続きの大野山から降りてきました。三神峠の石像のまわ
りの草をもぎ取り、枯れ葉を払います。
写真を2,3枚撮ったところへ真っ赤なムカデが目玉をグリグリさ
せながら飛び出してきました。ワッ、ご勘弁、ご勘弁。
・神奈川県山北町
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★おわり
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- 2016年03月01日
- 未選択
【山のはがき絵】954、955、956号、郵送しました。【とよだ 時】
【山のはがき絵】954、955、956号、郵送しました。
さて今月の【山のはがき絵】の内容は
★(1):954号「奥多摩笹尾根・笛吹峠」
・同上説明文
★(2):955号「九州・霧島山(高千穂峰)」
・同上説明文
★(3):956号「山梨県・天目山と南大菩薩」
・同上説明文
……………………………………………………
この山の伝承【絵はがき通信】は、山の伝説、歴史、民話の現地を
徘徊して描いた画文通信です。1971年(昭和46)創刊、はがき
に印刷して毎月発行しています。ご希望の方には、郵送しています。
……………………………………………………
★1:山岳伝承【絵はがき通信】
・954号「奥多摩笹尾根・笛吹峠」
【前文】
頭山からつづく笹尾根にある笛吹峠。うずしきとは口笛などをいう
古語で、そばを流れる沢の水の音の形容詞から生まれた呼称だろう
という。昔は境目番所があり旅人を見張っていました。峠の大日如
来の石塔は、ふもとの山伏たちの本尊からきているのでしょうか。
・東京都檜原村と山梨県上野原市の境
★2:山岳伝承【絵はがき通信】
・955号「九州・霧島山(高千穂峰)」
【前文】
霧島山は、宮崎・鹿児島両県にまたがる火山帯。高千穂峰の山頂に
は天ノ逆鉾が立っており、ここは天孫降臨の神話で有名なところ。
幕末に、坂本龍馬と妻が新婚旅行で、女人禁制を破って高千穂野峰
に登頂。その時、天ノ逆鉾を引き抜いたという逸話もあります。
・宮崎県都城市と高原町の境
★3:山岳伝承【絵はがき通信】
・956号「山梨県・天目山と南大菩薩」
【前文】
♪武運尽きたる武田氏が重囲の中に陥りし、天目山は初鹿野(いま
は甲斐大和)の駅より東二里の道」と、鉄道唱歌にも歌われる武田
終えんの地天目山。勝頼が行くことがかなわなかった天目山栖雲寺。
ここはかつて武田信満が鎌倉府の追討を受け自刃したところ。代々
縁のあるお寺です。
・山梨県甲州市。
▼よかったら下記もどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/gateyuso/gateyuso.html
★【山岳はがき画の会】読者会員募集
http://toki.moo.jp/hagakiga/index.html
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さて今月の【山のはがき絵】の内容は
★(1):954号「奥多摩笹尾根・笛吹峠」
・同上説明文
★(2):955号「九州・霧島山(高千穂峰)」
・同上説明文
★(3):956号「山梨県・天目山と南大菩薩」
・同上説明文
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この山の伝承【絵はがき通信】は、山の伝説、歴史、民話の現地を
徘徊して描いた画文通信です。1971年(昭和46)創刊、はがき
に印刷して毎月発行しています。ご希望の方には、郵送しています。
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★1:山岳伝承【絵はがき通信】
・954号「奥多摩笹尾根・笛吹峠」
【前文】
頭山からつづく笹尾根にある笛吹峠。うずしきとは口笛などをいう
古語で、そばを流れる沢の水の音の形容詞から生まれた呼称だろう
という。昔は境目番所があり旅人を見張っていました。峠の大日如
来の石塔は、ふもとの山伏たちの本尊からきているのでしょうか。
・東京都檜原村と山梨県上野原市の境
★2:山岳伝承【絵はがき通信】
・955号「九州・霧島山(高千穂峰)」
【前文】
霧島山は、宮崎・鹿児島両県にまたがる火山帯。高千穂峰の山頂に
は天ノ逆鉾が立っており、ここは天孫降臨の神話で有名なところ。
幕末に、坂本龍馬と妻が新婚旅行で、女人禁制を破って高千穂野峰
に登頂。その時、天ノ逆鉾を引き抜いたという逸話もあります。
・宮崎県都城市と高原町の境
★3:山岳伝承【絵はがき通信】
・956号「山梨県・天目山と南大菩薩」
【前文】
♪武運尽きたる武田氏が重囲の中に陥りし、天目山は初鹿野(いま
は甲斐大和)の駅より東二里の道」と、鉄道唱歌にも歌われる武田
終えんの地天目山。勝頼が行くことがかなわなかった天目山栖雲寺。
ここはかつて武田信満が鎌倉府の追討を受け自刃したところ。代々
縁のあるお寺です。
・山梨県甲州市。
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- 2016年02月28日
- 未選択
★山の伝承「石仏紀行・狛猫?狛虎・狛犬?」
石仏紀行・狛猫?狛虎・狛犬?
山や峠で地蔵や観音、庚申、道祖神などをよく見かけます。ところ
がここ長野県・石仏で有名な修那羅(しょなら)峠の石神石仏はど
れも奇抜で、庶民の願いがこもったものばかり500体がズラリとな
らんでいます。
製作者は不明で、江戸時代末期から明治にかけての銘が彫られてあ
ります。
峠は安宮神社の境内になっていて長野県の自然百選に選ばれている
ところ。
「しょなら様」とよばれる神社の創始者・大天武命は、江戸後期い
まの新潟県妙高村の生まれ。
石仏を管理する神社に記帳する参拝者だけで、年間五千人をくだら
ないというから、実際にははるかにこれを上回るはず。
そんななか、猫の狛犬だと称する石仏を見つけました。大きな面構
えとでかい態度、それに鋭い「眼光」はどう見ても虎ではありませ
んか。
さすが奇抜な修那羅山的に造形された石仏です。
・長野県筑北村と青木村との境。
▼「イラスト」と説明文をどうぞ↓
http://toki.moo.jp/merumaga/uusangac/uusangac10.html
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★おわり
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- 2016年02月18日
- 未選択
★山の伝承「丹沢尊仏・お塔岩の塔ノ岳」
丹沢尊仏・お塔岩の塔ノ岳
東京付近の人なら誰でも一度は登ったことのある山・丹沢の塔ノ
岳。
かつて、この山の頂上北西側に尊仏と呼ばれる突き出た塔のような
形の大岩があり、拘留尊仏(くるそんぶつ)という仏さまををまつ
ってありました。
塔ノ岳の名はそこから来ているといいます。ここはかつては5月15
日がお祭りで、村人は稲、麦、粟、陸稲などの穂を持って登りお塔
に供え、種子を交換しあったという。
また、お塔の下の土を掘り持って帰り、田畑にまいて豊作を祈った
りしました。
しかし、この岩も土を掘りすぎたのか、1923年(大正12)の関東
大震災の翌年の1月15日、再び起こった地震にもろくも、コナゴ
ナになって北西側の大金沢にくずれ落ちてしまったそうです。
いまは岩の根元だけが残って、春になるとコイワザクラがびっしり
花を咲かせ、訪れる登山者を楽しませてくれます。
・神奈川県秦野市と山北町、清川村との境。
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- 2016年02月17日
- 未選択