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今月の【山の歴伝ひとり画通信】926号(目標999+1号)郵送しました。【とよだ 時】

今月の【山の歴伝ひとり画通信】926号(目標999+1号)郵送しました。
【山岳はがき画の会】会員の皆さま、どうぞお受け取り下さい(back
ナンバーも同封)。


今月の【山の歴伝はがき絵通信】(926号)の内容は
「平家落ち武者と安徳天皇と四国・剣山」

剣山は山頂に「平家馬場」と呼ばれる平坦地があり、宝蔵石と呼ば
れる巨石があります。また西側直下には巨石御塔石もあります。


ここ剣山は植物の宝庫でもあり、ここで発見されたものものもおお
い。以前は「立石山」とか「石立山」といわれていました。


「剣」の名が出てきたのは江戸時代といいます。頂上近くに剣のよ
うな御塔石があり、そばの大剣神社に剣がまつってあるとか、安徳
天皇の剣が山頂近くに埋まっているのが山名の由来という。


そもそも伝説によれば、源平合戦で入水したとされる安徳天皇が実
は生きていて、平家の落人に守られて剣山の奥山に隠れ住み、この
地で生涯を終えたという。


山頂に広がる「平家の馬場」は、平氏再興を図る武者たちが乗馬の
訓練をしたところという。


「晴天ニハ、必ズ竜馬出テ、爰(ここ)ニ遊ブ、此笹ヲ喰フト云々、
毛色赤クシテ、二才駒程アリ、今是(これ)ヲ見ル人多シ」と書く
本もあります。
・徳島県三好市、美馬市、那賀町の境。


▼詳しい【本文】と【イラスト】は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/gateyuso/gateyuso.html



★【山岳はがき画の会】会員募集
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会費4000円(切手大歓迎)
・(1)山の絵はがき【ひとり画通信】(解説本文付き)を1年間、
 毎月郵送します。
・(2)〃バックナンバー(解説文)を5号分ずつ、毎月1年間郵
 送します。
・(3)あなたの山の絵はがきをメールマガジンに掲載、「まぐまぐ」
 や「メルマ」から配信、登録読者に、見ていただきます。
   ・メルマ!:http://www.melma.com/backnumber_192124/
   ・まぐまぐ:http://www.mag2.com/m/0000235289.html


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山の歴伝【ひとり画語り】458号「新潟県守門岳・クロユリと尼僧」


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山の歴伝【ひとり画語り】458号「新潟県守門岳・クロユリと尼僧」







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山の歴史伝承【ひとり画語り】 (発行:不定期)
発行 【とよだ 時】(山と田園のゆうもぁ-と・民画・漫画)
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山の歴伝【ひとり画語り】458号(目標999+1)
新潟県守門岳・クロユリと尼僧(densho-03)



クロユリは高山植物で登山道わきで見かけます。花は黒味のある濃
い紫色の褐色。


北海道の海岸のものは鱗茎をゆでて混ぜご飯にしたとか。


昔、越後に惟高と百合という兄妹が住んでいたという。兄は世の無
情を感じて出家、妹は越後の浅井家のお屋敷に預けられました。


10数年後、お屋敷に旅僧が訪れ「妹に一目だけでも会いたい」。し
かし、妹はすでに兄サマを探しに旅立ったまま帰らないという。


ガッカリした旅僧は生まれ育った家の近くの樽淵に身を投げてしま
いました。そして1年、こんどは尼僧があらわれました。


兄の事情を知った妹の百合は悲しみのあまり同じ淵に身を投げ、あ
とを追ったという。


それからというもの尼僧の命日が来ると樽淵のほとりには妖しく美
しいクロユリの花が咲くようになったということです。越後の伝説
です。
・ユリ科バイモ属の多年草


▼【本文】と【イラスト】は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/densho/densho03.html



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★山の歴史伝承【ひとり画語り】おわり
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山の歴伝【ひとり画語り】457号「房総・石射太郎山の餌付け小屋」


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山の歴伝【ひとり画語り】457号「房総・石射太郎山の餌付け小屋」







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山の歴史伝承【ひとり画語り】 (発行:不定期)
発行 【とよだ 時】(山と田園のゆうもぁ-と・民画・漫画)
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山の歴伝【ひとり画語り】457号(目標999+1)
房総・石射太郎山の餌付け小屋(densho-02)


野生のニホンザルの群が国の天然記念物に指定されている房総の高
宕山。


その展望台・石射太郎山は岩峰を持つ山で、林道高宕線の六地蔵か
ら高宕山に至る途中にあります。


ここの岩は大正時代まで建築に利用されていていまも石切場が残っ
ています。


展望台には小さな小屋があって、以前は地元の人たちが豆や麦など
をまいて野猿の餌付けをしていました。


そのころ、ひとりの山好きの女の子がたった一人でこの餌付け小屋
に泊まったという。


寝袋にもぐり込んでいると、夜中に突然ガタガタ小屋がゆれだしま
した。


目を開けてみるとこわれた天井の穴から野猿がのぞきながら騒いで
います。


それからというもの猿たちの「運動会」がはじまり、一晩中寝られ
なかったということです。


▼【本文】と【イラスト】は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/densho/densho02.html




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山の歴伝【ひとり画語り】456号「箱根・大雄山最乗寺の怪人」


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山の歴伝【ひとり画語り】456号「箱根・大雄山最乗寺の怪人」







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山の歴史伝承【ひとり画語り】 (発行:不定期)
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山の歴伝【ひとり画語り】456号(目標999+1)
箱根・大雄山最乗寺の怪人(densho-01)


箱根大雄山最乗寺の道了尊天狗は、もと滋賀県大津の有名な三井寺
の行者だったという。


三井園城寺の古記録には相模坊道了の名で記載、いまの神奈川県の
出身らしい。


道了は足利三代将軍義満の屋敷での尊星王法修法にお供をし、その
10日後相国寺では十一面秘法を自ら修めるという大行者。


しかし、同じ相模出身の了庵慧明禅師が、箱根に最乗寺を建てるこ
とを聞くと、にわかに天狗の姿に変身し、西の窓から金堂前の大杉
に飛び移り、東の方に向かい飛び去ったというのです。


それは了庵が最乗寺開山を思い立った前年の明徳4年(1393)の9
月17日だったとあります。


いま発行されている道了尊の影符は、みんな羽根がない像になって
います。

これについて「影守雑記」や「道了大薩埵伝」に記載されています。
・神奈川県小田原市と箱根町との境


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山の歴史伝承【ひとり画語り】455号「高山植物・ウサギギクの伝説」

山の歴史伝承【ひとり画語り】455号「高山植物・ウサギギクの伝説」







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山の歴史伝承【ひとり画語り】455号(目標999+1)
高山植物・ウサギギクの伝説(densho-05)



高山植物のひときわ目立つウサギギク。一対の長い葉が、ウサギの
耳に見えるところからついた名前だという。


立山や北陸の白山のものが有名だという。ところでウサギギクには
こんな民話があります。ある時神さまが汚い姿をして森の動物たち
の心を試しにやってきました。


リスは倉庫からクルミやクリを差し出しました。そして猿は木の洞
(うろ)から猿酒を、カワウソは川の魚を、キツネは鶏小屋から黙
って戴いた卵を出しました。


しかしウサギはなにもあげるものがありません。そこでウサギは自
分の体をご馳走にして下さいと火の中に飛び込みました。


神さまはウサギを抱き上げ月の世界へ連れて行きました。そしてご
ほうびにその子孫たちにも早く走れる足と、ウサギギクの葉のよう
な長くてよく聞こえる耳をくれたということです。
・キク科ウサギギク属の多年草



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